関連ブログ・・・2022/1/15付「大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)」
上記ブログで「阪神高速道路湾岸線は須磨海岸の地下などを経由して本四高速道の垂水JCTまで伸びる計画となっています」と書きましたが、2009年3月に都市計画決定された六甲アイランド~長田区駒栄間の工事が進みつつあるのに対し、駒栄~名谷JCT間については1994年9月(つまり関西国際空港の開港とほぼ同時、明石海峡大橋の開通より3年半前)に都市計画決定されたにもかかわらず、着工するかどうかの俎上に挙げられたこともありません。
https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/17/summary.html
なお、名谷JCT~垂水JCT間は明石海峡大橋開通と同時に神戸市街地からのアクセス道路(第二神明道路と本四高速道の接続部)として開通しています。
その名谷JCT~垂水JCTには、湾岸線の全面開通の暁に使用する路盤のほか、橋台や橋脚の準備工事がなされており、名谷JCT~垂水JCT間を昼間に通ると嫌でも目に入ってきますし、Googleマップでも一目瞭然です。
https://www.google.co.jp/maps/@34.6494321,135.0743579,460m/data=!3m1!1e3?hl=ja
これらの構造物は既に築造から四半世紀が経過しているものの、その先が未着工なことから実際に使われる見通しは全くありません。下手をすると、駒栄~名谷JCT間の着工決定の頃には「既に老朽化が激しく使用に堪えられない」なんて可能性もあります。
今回、Googleマップやストリートビューでは得られない、下道からの橋脚の準備工事(要は鉄筋だけ打ち込んでいる)の詳細状況を紹介することとします。現代アートに見えなくもありません。