関連ブログ・・・2021/7/20付「「京都造形芸大前」バス停はどうなる？」
2020年4月の大学名称変更後も（裁判沙汰になったこともあり）そのままだった京都市バス3系統の行先でもある「上終町・京都造形芸大前」バス停は、2022年3月19日に実施されるダイヤ改正に合わせ「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」に変更されます。
3月16日時点では改正前後の両方の時刻表を検索することができますが、
https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/busdia/hyperdia/073421.htm（改正前）
https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/busdiaR040319/hyperdia/073421.htm（改正後）
今でも結構キツキツなのに、バスの行先表示に全部入りきるかどうかが心配です。かといって事情が事情だけに省略はできませんし。
京都新聞のサイトには、2月23日付で「訴訟の余波？京都市がバス停の名称変更で要望通さず 京都芸術大学が落胆」という記事が掲載されています。当初は非会員は記事の冒頭しか読めませんでしたが、3月上旬になって全文が読めるように設定変更されました。
ちなみに、この騒動のそもそもの発端は、京都市立芸術大学が古くから特に京都市民や芸術関係者の間で「京都芸大」とか「京芸」の愛称が定着しているにもかかわらず、文部科学省が京都造形芸大の名称変更を通したことですね・・・
大学の名称変更手続きは最終的には文部科学省への届出制ですが、
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/henkou.htm
もちろん何でも受理されるわけではなく、正式決定までに「大学設置・学校法人審議会」の大学設置分科会での審議を経る必要があります。
「京都芸術大学」の名称変更が受理された当時（2018年4月～2020年3月の間）の分科会の委員名簿は以下のURLの通りですが、
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11293659/www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/meibo/1403553.htm
驚くべきことに？ 京都府内にキャンパスをおく大学の関係者、そして日本にあまたある芸術系主体の大学の関係者はいずれも1名もおられませんでした。
ちなみに、2020年4月～2022年3月の間の分科会の委員名簿を見ると、
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/meibo/1403553.htm
特別委員として「立命館大学長・学校法人立命館総長」が名を連ねています。
