これから新たにSuicaなどが利用可能になる鉄軌道・バス事業者についてまとめてみました。
<2024/9/28から利用可能な鉄軌道>
万葉線株式会社(富山県)・・・2024/7/2付ブログ記事参照
<2024/10/1から利用可能なバス>
株式会社新日本観光自動車(東京都)・・・足立区コミュニティバス「はるかぜ」を運行
<2024/10/11から利用可能な鉄軌道>
えちぜん鉄道株式会社(福井県)・・・2024/9/7付ブログ記事参照
福井鉄道株式会社(福井県)の鉄軌道部門・・・2024/9/7付ブログ記事参照 ※バスでは既に利用可能
<2024/12/14から利用可能なバス>
のざわ温泉交通株式会社(長野県)・・・2024/9/16付ブログ記事参照
<2025/3/1から利用可能なバス>
アルピコ交通株式会社(長野県)・・・2024/9/15付ブログ記事参照 ※長野市周辺のみ
長電バス株式会社(長野県)・・・2024/9/15付ブログ記事参照
<2025/3から利用可能な鉄軌道> ※期日は未定
三岐鉄道株式会社(三重県)・・・北勢線のみ
一方、PASPYが2025/3/29限りサービスを終了するのに伴い、PASPYのシステムを通じて全国相互利用対象交通系ICカードを利用できていた事業者のうち、改めてICOCAのシステムを導入しない事業者については利用不可能になります(まだ該当する事業者は確定していませんが)。そして、2025/4/1に実施される京成グループのバス事業の再編(こちらのブログ記事参照)にあたっては、交通系ICカードを利用可能な路線に変動はないはずですが、運行事業者に大きな変動があります。
これを踏まえ、JR東日本は1つの決断を下しました。
https://www.jreast.co.jp/kippu/yakkan/pdf/history240926-1.pdf
同社はこれまで「東日本旅客鉄道株式会社 IC カード乗車券取扱規則」の別表としてSuicaなどの全国相互利用対象交通系ICカードが利用可能な鉄道・バス事業者の一覧表を作成し公開していましたが、2024/10/1以降はこれを取り止めます。
<2024/12/1追記>
2024/10/1付ブログ記事「 「くまモンのICカード」は年間3億円の赤字→全国交通系ICカード撤退は事業再生の好機?」で書いたとおり、九州産交バス・産交バス・熊本電気鉄道・熊本バス・熊本都市バスの各社では2024/11/15限り全国相互利用対象交通系ICカードは利用不可となりました。
一方、PASPYのサービス終了まで4か月を切りましたが、「サービス終了を以て全国相互利用対象交通系ICカードも同時に利用不可能となる事業者」は未だ確定していません(中国バス・鞆鉄道・井笠バスカンパニーなどが方針を未公表)。