2023/3/25付ブログ記事「群馬県上野村への路線バスも、プレミア付き磁気バスカード廃止へ」の続きです。
上記ブログで
>そして、磁気カードの利用終了に伴い「ノルベ」やSuica・PASMOなどのICカードを奥多野線でも利用可能にするものと思われますが、このブログを書いている時点では公式サイト上にそれらしき情報は見当たりません。群馬県の場合、「ノルベ」を含めすべてのICカードでポイントサービスが存在しないので、現在の磁気カードユーザーにとってはプレミアの分(例:5000円カードの場合は800円)だけ実質値上げとなります。
と書きましたが、磁気バスカード発売終了まで1か月を切った2023/7/7時点でも、奥多野線バスの運行主体である多野藤岡広域市町村圏振興整備組合のサイトにも、同組合から委託を受け実際の運行を担当する日本中央バスの公式サイトにも、ICカード導入に関する情報はありません。
ということで同組合のほうに問い合わせたところ、現時点でICカードの導入予定はなく、磁気カードの利用が終了になる2024/2/1以降はいずれのカードも使えなくなるそうです。
磁気カードシステムの老朽化による運用終了は群馬県バス協会としての既定路線ですが、自治体から委託を受けて運行する路線についてはICカードシステムの導入にあたり自治体側も応分の負担が必要と思われ、利根沼田エリア(2023/3/28付ブログ記事参照)ともども自治体側の方針によりICカード対応・非対応が分かれてくるのかもしれません。
奥多野線の場合、割安な敬老割引カードの廃止で影響を受ける高齢者には、先祖返り?で高齢者専用の割安な紙の回数券を復活させる可能性もありますが、果たして・・・