福島第一原発のおひざ元の双葉町(現在定住人口ゼロ)と大熊町(現在定住人口300人弱)でも、一般人の乗れるバスが走っています。
<双葉町>
2020年9月20日にオープンした「東日本大震災・原子力災害伝承館」、そして10月1日にオープンした「双葉町産業交流センター」のアクセス手段として、最寄りのJR常磐線双葉駅からシャトルバスが運行されています。
https://www.fipo.or.jp/lore/access
https://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/9172.htm
https://touhoku-access.com/route_futaba.php
運行しているのは南相馬市に本社をおく「東北アクセス」で、現在は無料で乗車可能です。双葉駅発は16便(7時~20時の間同駅に到着する全ての列車に接続)、双葉駅行は19便です。
<大熊町>
町内で比較的線量の低い西部の大川原地区を復興拠点として町役場や住宅などを整備していますが、もともと町の中心だったJR常磐線大野駅からは4km程度離れており、大野駅および(商業施設や医療施設のある)隣町の富岡町との間に生活循環バスを運行しています。
https://www.town.okuma.fukushima.jp/soshiki/kikakuchosei/13883.html
年中無休・運賃無料で、平日は大野駅発着が12往復・富岡駅発着が6.5往復、土休日は大野駅発着が5往復・富岡駅発着が3往復です。