2022/9/9付ブログ記事「2023年度中に山口県東部の路線バスがほぼICカード対応になります」の続きです。
上記ブログ記事にあるように2年計画でICOCAなど全国相互利用対象交通系ICカードに対応する防長交通ですが、2022年度分のサービス開始日が「2023年3月25日」と発表されました。
https://www.bochobus.co.jp/files/libs/4419/202301302209514141.pdf
宇部市営バスと異なり、ICOCAのポイントサービスも導入します。
この時点での導入対象路線は
・スーパーはぎ号(新山口駅~東萩駅間の特急バス)
については当初は2022年度導入と発表されていたのが2023年度に延期となっています。
ちなみに、防長交通が単独で運行する近距離高速バスには他に「田布施・平生・柳井~広島線」がありますが、ICカード対応になることなく2023/3/17が最終運行日となります。
https://www.bochobus.co.jp/files/libs/4411/202301200920264040.pdf
2002年10月に運行を開始し、2020年3月の時点では1日5往復でしたが、その後の社会情勢の変化や乗務員不足で、廃止前の時点では1日2往復まで削減されていました(他に平日のみ田布施発玖珂IC行<玖珂ICで徳山始発便に接続>あり)。
https://www.bochobus.co.jp/publics/index/211/
また、
>さて、ブルーライン交通や船木鉄道はいつICカード対応になるのでしょうか?
こちらは、このブログを書いている時点では音沙汰がありません。
山口県公式サイトのFAQ「Q.交通系ICカードを利用したい。」に対する回答に「令和6年度を目途に県内全ての路線バスで交通系ICカードが利用できるよう、導入促進に取り組んでいるところです。」(カギカッコ内引用)とありますが、最終的には県や関係自治体(下関市、山陽小野田市、宇部市、美祢市、長門市など)からの未導入バス事業者への補助金が議会の承認を得られるレベルになるかどうかにかかっていそうですね。