関連ブログ・・・2022/1/15付「大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)」
大阪湾岸道路西伸部のポートアイランド内のルートですが、用地は造成時点ですでに確保されており(GoogleMapで一目瞭然です)、用地買収のプロセスは不要なものの、現在の基準では数年以上の工期が必要になります。
工事の進捗ですが、近畿地方整備局浪速国道事務所のサイトの2022年1月時点の情報では、
https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/17/04.html
「令和2年度より、臨港道路の一部中央分離帯の植栽移設等を実施しております。引き続き、環境調査を行い陸上高架橋の設計を行いながら地元の皆様、関係機関と設計協議を行います。」(カギカッコ内引用)とあります。
この北側臨港道路の中央分離帯の植栽移設は、2022年1月現在GoogleMapで公開されている航空写真では未着手の状態ですが、ストリートビュー(2021年5月現在)では港島トンネルに通じる道路の交差点から東側が完了しています。
そして、現地を確認したところ、ポートライナーとの交差のやや東側にある歩道橋(神戸大橋の歩道につながります)から東側がすべて完了していました。
浪速国道事務所のサイトでは「移設」とありますが、現地を見る限り更地化にしか見えません・・・(少なくとも樹木は道路沿いには移設されていません)。また、現地にはこれが大阪湾岸道路建設の準備工事である旨の掲示は一切ありませんでした。唯一存在した工事看板には単に「汚水管の移設工事」とあるだけです。
ちなみに、北側臨港道路沿いにはバス会社の車庫がいくつもあり、ひっきりなしに高速バス(中国・四国地方の会社のものも含む)や路線バスが回送で出入りしています。上の写真の右側に並んでいるのは神戸市バスですが、ここは実際には神姫バスの車庫(運転も整備も神戸市が同社に委託している)です。
なお、ポートライナーから西側については、次の記事をお待ちください。