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国道3号広川八女バイパスに係る新規事業採択時評価について

関連ブログ記事・・・2023/3/10付「有明海沿岸道路の熊本県内区間で初の事業化なるか?

有明海沿岸道路の熊本県内区間で初の事業化区間となる国道208号荒尾道路について、国土交通省のサイトに新規事業採択時評価の内容が掲載されています。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001594165.pdf

県境を越える三池港IC~荒尾北IC間は既に事業化されており、今回新規事業採択時評価の対象となった区間は荒尾北IC~荒尾南IC間の2.2kmです。

併せて、国道3号広川八女バイパスについても新規事業採択時評価の内容が掲載されていましたので、今回はこちらを紹介します。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001594164.pdf

区間は「八女郡広川町新代~八女市立花町下辺春」の11.4kmで、九州自動車道の広川IC付近で国道3号から分岐して東側の山麓地帯を経由し、八女市街地をバイパスして旧立花町の中心部の少し先で再び国道3号に合流する形です。2車線で整備され、総事業費は約340億円を見込んでいます。

現在の国道3号が経由する広川町役場付近や八女市役所付近はいずれも浸水想定区域となっており、豪雨時に九州自動車道が通行止めになると国道3号に大型車が大量に流入するのに加え浸水のダブルパンチとなるわけで、浸水の心配のない山麓地帯を経由するバイパス道路が求められています。国道3号の東側を並行する県道82号久留米立花線もありますが、浸水想定区域を通ることには変わりありません。

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