上海ライフ：上海中国画院美術館：岳陽路の芸術オアシス

１．上海中国画院美術館

建物は上海中国画院の物で、専属の展示場は１階２階で約６００ｍ２ほどあります。

２．２０１４年年展

ちょうど２０１４年の年展が開催されていました。
中国の美術館などでは写真撮影が認められている館が多いです。印象的な作品を数点ご紹介します。

３．広い展示場

静かで広くて明るい展示場です。参観者も少ないのでゆっくりとみることができます

４．「霧」

中国ではまだ写実的なヌードは解禁ではないようです。

５．「和諧如歌」

「和諧如歌」は湖南省の政府職員で作家の個人文集の題名のようです。
「和諧」は音楽用語ではハーモニーのことですが、社会の「調和」の意味もあります。

６．「節日」

少数民族の祭（節日）りを描いた大作。人々の表情がエネルギッシュで豊かですね。

７．「愛琴海之二」

海外の風景、愛琴海（エーゲ海）を描いた作品。「エーゲ海」の中国語訳もロマンチックですね。

８．「荷tang」

「荷」は「荷花：蓮の花」、「tang：（土へん＋唐）」は池です。
題材も技法も伝統的な国画ですが、花の構図は斬新ですね。

９．「富春江田園図」

伝統的な風景画の題材ですが、技法は印象派か点描派の絵のようです。

（展示物に場内の照明が反射し、絵画の正面から撮影できないポジションがあり、斜めからの撮影になった画像もあります。）

撮影：ＣＡＮＯＮ　ＥＯＳ５ＤIII　＋　ＥＦ２４－１０５ｍｍＦ４　Ｌ　ＩＳ