彦根城は1604年将軍徳川家康の命により佐和山城を一掃するために着工され、20年の歳月をかけ完成しました。
近世の城で天守が残っているのは全国で12か所ありますが、その内国宝となっている天守5か所の一つです。
1.彦根城天守
天守は大津城から移築し、2年足らずで完成したといわれます。
昭和27年に国宝に指定されています。
2.琵琶湖八景
琵琶湖八景の一つ「月明 彦根の古城」とされています。
3.表御門橋
南側の表御門橋を渡り城内に入ります。
4.上り石垣
表門山道は結構厳しい階段が続きます。
5.廊下橋
西側の大手門と表門が合流する「大堀切」に架かる橋。
南の「鐘の丸」と北の「太鼓丸」をつないでいますが、戦時の籠城の際には橋を落とし天守への入り口を遮断します。
6.天秤櫓
廊下橋を渡り天守への入り口となる「天秤櫓」も他の城から移築されました。
左右対称となる多門楼は「天秤櫓」とよばれました。
7.太鼓櫓及び続櫓
本丸への入り口となります。「国重要文化財」に指定されています。
合図の太鼓を置いたので「太鼓櫓」と名付けられたといわれています。
解体調査では、これもどこかの城門を移築したことが判明しています。
8.本丸から見る天守。
いくつもの関門を通りやっと本丸へたどり着けます。
9.天守内
木造の天守は歴史を感じさせます。
10.梯子階段
上階に上るにはほぼ垂直に近い階段を上らなくてはなりません。
11.最上階からの眺め
天守最上階は外部に荷は出れません。
難攻不落の城塞としても、美しい建築としても後世に残す必要がありますね。
明治天皇が彦根を通られたときに彦根城を保存するように大命を下したので今に残っているそうです。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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