ちょうど皇居乾通りの通り抜けが一般公開されていましたので出かけてみました。
1.桔梗堀と巽櫓
かつて江戸城には19の櫓があったそうですが、多くは関東大震災で倒壊し解体され3つの櫓が現存しています。
巽櫓は江戸城で残る唯一の隅櫓です。
2.坂下門から入城
大手門から少し西にある坂下門から入城します。
江戸時代は桝形門でしたが現在は渡櫓のみ残っています。西の丸への通用門でした。
3.宮内庁庁舎
坂下門を入ってすぐに宮内庁庁舎があります。
4.富士見櫓
江戸城で唯一現存する櫓、富士見櫓です。
1657年の明暦の大火で焼失後、1659年に再築されました。
5.局門
明治20年に女官(局:つぼね)の居住施設の門として建築されました。
6.富士見多聞
城壁の石垣上に建てられた長屋で、強固な防御施設でした。
7.門長屋
明治20年建てられました。現在はこの奥に御養蚕所があるそうです。
8.道灌堀
現在、道灌堀は上・中・下に分かれていますが、江戸時代は繋がった一つの堀だったそうです。
9.イロハモミジの紅葉
宮内庁辺りから下道灌堀辺りまでは紅葉山となっており、イロハモミジも見頃でした。
10.乾門
現在の乾門は局門付近にあった紅葉山下門(西の丸への裏門)を明治期に移築改造したものです。
約750mのお楽しみ散歩でした。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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