ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

山の神様の日

2020-11-25 01:21:00 | ちょっとした話
今週は土日が仕事なので来週の土曜日あたりに
牛子と仔牛、オババを連れて路面が凍結する前の茶臼山高原道路を走って井山へ行こうと考えていた。

こんな山奥の片隅にも360度見渡せる気持ちのいい低山がある、って事を教えてやりたいのと
ばあばと2人で行っていた山に「俺も行くかなー」とじいじが珍しく一緒に行った最後の山だったし
そんな事も話してやりたいので。(駐車場から20分、上まで無理やり車で行けば頂上まで年寄でも10分)
 武漢ウイルスのこともあるし来週あたりかなーと考えていて「あ!」
と思い出した。
山の神様の日はいつだっけか。

調べてメモを見つけた。
師匠の教えによると(私には勝手に師匠と呼んでいるお方が2人いるもので)
12月4日から12月12日(日本海側は12月9日)までは山に入ってはいけない日。

じゃあ、ダメだ。今年はもう行けない。
迷信かと思う人もいるが、異界が存在するのは身に染みて知っているだけに
そんな時に大事な子供たちを連れて行くわけにはいかない。
あの時、師匠に相談したら
「帰れてよかった。それは異空間への入り口だった。」
と言われてゾゾゾってしたっけ。その日はその場所に行くまでにいろいろ不可思議なこともあって
鈍い親子連れの私たちは、「なんか大きな話し声がするけど、この先に山小屋でもあるんかねー。」
なんてのほほーんと山道を歩いていたら、そこに出くわした。


もちろん井山はそんなおどろおどろしい山ではないし、そんな異界が現れそうにもない山だけれど
何が起こるかわからないのも山の恐ろしさなので。

来年、山桜が咲く頃までお預けって事で。



山の神様の日

2016-12-03 10:40:41 | ちょっとした話
山へ行くようになって色々な事を知ることができた。
何もかも目からウロコ的な事ばっかりだったが、
その中でも、「山の神様の日」は驚愕だった。

山には山の神様がいると言う事は、何と無く知っていたので
山を汚さないよう、木などを傷つけないよう気をつけてはいたが、
「山の神様の日は、山へ入ってはいけない」
という事は全く知らなかった。


ある日ネットで「山の話」などを検索していた時に引っかかってきた言葉で
あれこれ調べると日にちについては諸説ある。
その日はマタギの方も猟師さんも山には決して入らない。自然を相手にお仕事をされている方々の
言葉は本当に重要だし神聖だし、「本当の事」なので真剣に聞かなければいけない。
ある話では12月15日であり、あるところには1月5日と書いてあり、
新暦なのか旧暦なのか不明で、「とにかく12月の半ばは山へ入っちゃいかんのだな」
という事で数年考えていた。

山の神様の日に山へ入ると帰れなくなってしまうのは困るし、
神様がお怒りになるような事をわざわざする事もないので、12月の中旬を外すようにしていたが、
それも最近忘れていた。(そんな簡単に忘れるな!)

ところが、12月の12日が山の神様の日である事がわかって、(日本海側では12月9日)
尚且つ経験者の言葉を借りれば「12月4日から1週間はやめておいた方がよい、
特に深い山、山中の神社の参拝は危険」とあって早速メモしておかなくてはと思った。
気にしない人は気にしないで構わないだろうが、大して深くもない国立公園内で不可思議なモノを
実際目にした事がある身としては、(霊感も何も無く霊現象とは無縁な人間なのに)深く深く
心に刻んでおかなくてはいけないと思うのだ。

山で炭焼きやってた母方のじいちゃんがもうちょっと長生きしてくれてたら、
いろいろな話を聞けたのに、と今になって残念に思うが、私が中学生の頃に病気で死んでしまった。
じいちゃんも夜中に山の中にある家からさらに山深い奥にある炭焼き小屋で物凄く恐ろしい体験をしたらしい、という話を母から聞いたが、詳しい事を突っ込んで聞くと「知らん」とか言うので困ってしまう。
その体験の後、祖父は炭焼き小屋へ飼っていた犬を連れて行くようになったらしい。

まだ5-6歳の頃、春になるとじいちゃん、ばあちゃん、母、妹などと山へ蕨などを取りに入るのが
結構楽しかった。お昼になると必ずお弁当のいなり寿司だったり、おはぎだったりの一部を
木の根元に一口ほど置き、お茶をその横に少し垂らして
「山の神様に」
と言ってからみんなでお昼を食べていた事は今でもよく覚えている。
だから、今でも山へ行くとそうしたいが今は現実にものを残すのは環境問題的によろしくない気がするので「山の神様、どうぞ。」と言って、お弁当でもお茶でもコーヒーでも一旦ちょっと目より上に上げてからいただくようにしている。

孫が出来て歩けるようになったら絶対に山へ連れて行って、同じ事を教えるのが楽しみだ。
(牛子には強く反対されるかもしれないがw)

MFA

2015-01-17 19:55:00 | ちょっとした話
日赤の救急法について調べていた時、MFAというものにぶちあたった。
メディックファーストエイド、という救急法で今ではこちらの方が主流らしい。
国際的に通用するとかで認定証は英語と日本語で書かれているらしい。
航空会社、観光専門学校、スポーツインストラクターとか
山岳救助隊などもどちらかといえばこちらの救急法を採用しているようだ。
赤十字の救急法救急員の認定証は持っているけれども、あまりに忙しすぎて
講習中は質問すら思い付かず,今になってあれやこれやわからんことがたくさんあることに
気づいている。

もっと先に進むと、履歴書に書けるほどの救急法講習もあるのだが、
それは北陸まで出掛けなければならないので、無理してできないことはないが
普通に考えてそこまでは・・・と思ってしまう。

MFAでさえ、近くても名古屋か静岡まで行かなければならない。
でも、是非受けたい。
赤十字ではやっていないケアの方法も含まれているようだから。

世の中には自分の知らないことがまだまだたくさんあるのだなあ、と
またしても思った。
さて、リフト免許、アマチュア無線、MFA、どれから行こうか・・・。

2015-01-05 13:53:54 | ちょっとした話
神棚の榊、年末に取り替えたばかりなのに
正月2日の朝水を変えようとしたら、左側の榊の葉が
それこそバッサバッサと一気に落ちてしまってビックリ。
今までこんなことは一切なかった。
葉っぱが枯れて落ちる=磁気の消化で不思議とは思わないのだが
枯れてもいないのに一気に落ちるのって・・・・何?

リタイアして台所のコップに入ってる榊ちゃんたちは元気で青々しとるというのに
元旦に実家行ってへんなもんでもつけて帰ってきたかいな、と思った。
見事に丸坊主になってしまった枝が何本あったか、しかも左側が極端に酷い。
たくさんの緑があおあおしていたのになあ。
神棚は榊と水がなければ機能しない、と教わっているので
新年早々また榊を買ってこなくちゃなー。

純米大吟醸 蓬莱泉 ”吟”

2014-12-20 09:55:02 | ちょっとした話
まだ飲んでないので、何とも言えないが
牛子がクリスマスプレゼントに買ってくれた、酒。

勤務先でコンペ用に仕入れて、余裕があったら「売ってくれるってー」
というシロモノ。まぼろしの酒「吟」
「空」ほど知名度はないが、「今しかないよ」というお酒。
お値段も蔵元で買っても空の倍はしているらしい。

前に買ってもらった「空」は叔父にあげてしまったので結局味を見ていない。
昔飲んだ気がするが覚えてない。

「吟」はまだ当時なかったお酒なので、どんな味か楽しみ。
正月は日本酒飲んでいちんち過ごすのもいいかもしれん。
個人的には全然有名じゃないけど森山酒造場(創業600年だったか?)の
蜂龍盃とか、玉桂とかも好きだけど。
こちらは今は珍しいほど酒らしい酒というか、
封を開けた時の「これぞ日本酒だあ」という薫りがたまらない。
お店も100年くらい手直ししてないんじゃないかというくらい風情たっぷり。
東海テレビ製作のドラマの舞台にもなった。
昔ながらの店の感じがなんとも面白い。
商売っ気が全くない店主の感じもほほえましいというか・・・・

おじじはいろいろ飲んだ中でもやっぱり蓬莱泉より蜂龍盃の
しかも一番安いのが一番好きらしい。

お酒は水の神様、田の神様、日の神様の精霊が宿っている神聖なものだと聞いた。
お正月は神棚にも吟を差し上げ、ご先祖さまにも差し上げ
日本の平和を感謝しながらいただくことにしよう。