2毎度毎度冬になると唇が荒れてガッサガサ。
冬じゃなくても荒れやすい。
普段からリップクリームは手放せないのでいろいろ使ってきた。
特にこれといって「これじゃなきゃ!」っていうものはなかったんだけど、冬の荒れにはどうも・・・。
先日テレビでCMをやってたベビーワセリンのリップクリームを買ってみた。
「大人も使えるよ」
って言うから。
仔牛のお風呂あがりに毎回顔にワセリンを塗りたくってやってるので、
「いいかも」と思って。
しかし、ワセリンではちょっとなあと言う感じ。
それで、ニュートロジーナのハンドクリームを唇に塗ってみた。
なんと!
すっべすべ。
塗り忘れても1日くらいなら大丈夫。
ニュートロジーナは大昔からあるけど、最近はハンドクリームしか売ってない。
昔は洗顔石鹸とか、化粧水とかもあったような気がするけど、まいいか。
とにかく、ハンドクリームなのに保湿がすごい。
しかも乾くとさらっさら。(割とすぐ乾く)
口の部分にちっさい穴が開いてるだけなので、ドバーッと出てこないのもちょうどいい。
それで、ある時それを仔牛の背中に塗ってみた。
仔牛は特にアトピーとかはなさそうなのに、よく脇とか肩の後ろとかを掻いていたので
夏の間は「汗疹か?」
と思って生田薬局のあせも、オムツかぶれ用の薬をぬっていたんだけど、
どうも涼しくなってからも掻きむしって引っかき傷があったりしたので
そこで初めて「これは乾燥か?」
と思うに至った。
まさか赤ちゃんの肌がそれほど乾燥しやすいとは気づかなかった。
弟3人子守をし、牛子を育てた中では経験していなかった。
それでワセリンを背中に塗ってみたけど芳しくなかったので暫くやめていて、
自分の唇の荒れに驚異的に効いたので
仔牛の背中に風呂あがりに塗ってやった。
痒みがピタッと止まったらしい。
以後、背中を掻くこともなく、引っかき傷が出来ることもなく今に至っている。
「ごめんねえ、ばあちゃんがもうちょっと早く気づいてあげれば良かったねえ」
と仔牛にあやまっておいた。
ついでに牛子が背中に蕁麻疹を作って「痒い痒い」と言っていたのでそれにも塗ってやったら
ピタリと痒みが止まった。
一度塗ると二日ぐらい大丈夫らしい。
しかし、すごいなあニュートロジーナ。
で、ワセリンとグリセリンの違いって何だ?
調べてみると、「簡単に言うと、ワセリンはもともとある水分を閉じ込める性質があり、グリセリンは水分を補う性質がある」と書いてあった。
ニュートロジーナは成分がグリセリンなのだ。
それで水仕事の後のガッサガサな手に塗ると水分がしみ込んで手の表面はさらっさらになり、
ワセリンは元々ある水分を閉じ込めるからずーっとベタベタしてるのか。
とはいえ、仔牛は生まれた時から医者でもらったワセリンを風呂あがりの顔に塗っていたせいか
乳児湿疹も何もなく、ずーっとお肌は綺麗なままだ。(今は市販のワセリンを使ってるけどね)
使い分けが大事なのかも。