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高校世界史の素養は大切。米墨関係と肖像画掛け替え編。

2020-07-18 12:34:33 | 国際政治
米墨関係を語る上で欠かせないアメリア合衆国大統領が二人いる。
対外膨張策に打って出て、米西戦争を起こしたマッキンリー大統領。
そして、
その米西戦争に従事し、後に棍棒外交を振り回したセオドア・ルーズベルト大統領 。
ともに、米国帝国主義の立役者であり、スペインの影響力を排することで、以後のメキシコが米国に振り回される土台を作り上げた人物たちである。


この記事の書き手は、

今月8日にメキシコのロペスオブラドール大統領が訪れた際にクリントン、ブッシュ両氏の肖像画は玄関ホールで確認されたが、現在はそれぞれオドア・ルーズベルト、マッキンリー両元大統領に置き換えられたという。

と書いているのに、米墨関係についての素養がなったのだろうか。

ただ、肖像画掛け替えが、メキシコへの遠回しな威圧なのか、それとも、メキシコへの配慮なのか、は何とも言い難い。
(日本の首相が訪問した後、マンハッタン計画を開始したフランクリン・ルーズベルト大統領と、原爆投下の命令を発したトルーマン大統領の肖像画が掲げられていたら、、、と想像すると猶更。)

いずれも100年以上前の大統領の肖像画に置き換えられた。

という記述から察するに、
記事の書き手は、世界史の素養自体すら乏しいのだろう。
(米国ハイスクールの世界史教育は案外、緩い。)


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