新型コロナウィルスの御時世のためか、
スペイン風邪の頃を紹介する記事
には、
お見事な俳句が多々登場します。
花鳥風月を詠むものと思われがちな俳句・短歌の世界。
実は、「忌」を含む季語が、豊富。
(少なくとも、当方は「忌」を含む季語を使う機会、極めて稀ですけど)
たとえば、
「きごさい」で「忌」と検索すると、
冒頭には、
河童忌
【子季語】
我鬼忌、芥川忌、龍之介忌、澄江堂忌
我鬼忌、芥川忌、龍之介忌、澄江堂忌
が登場します(晩夏の季語です)。
ちなみに、芥川賞に恵まれなかった太宰治は、
桜桃忌(おうとうき、あうたうき)
(仲夏の季語です。)
桜桃忌は、六月十三日(or十九日)です。
なので……詠みましょう。
桜桃忌 借金取りも 献花する (舶匝)
……太宰治に対する印象は、
・「走れメロス」を書いた人
・「津軽」で、竜飛岬より先に道がないから転がり落ちるだけ、的な事を書いた人
・「津軽」で、竜飛岬より先に道がないから転がり落ちるだけ、的な事を書いた人
・借金に追われている人、
・命日には毎年、太宰治墓碑に献花する人がポツポツといる
・借金に追われている人、
・借金に追われている経験に基づいて「走れメロス」を書いた人、
くらいしかないのです。
当方には……
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