才能ありの素晴らしい句には賛辞を惜しまず、勉強の跡が見える句には誉めることも忘れない。
ある回にて、
「東風吹かば」
で始めた句に、
「難しいことしてるねぇ」
と。
本歌取りである事をサッと指摘。
本歌取りは、和歌の技法。
「東風吹かば」は、
菅原道真が左遷先(太宰府)で詠んだ歌
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな
の冒頭。
「サッと指摘」
その影には、確かに技術力が隠れています。
さて、
参院選によって、
東風に吹かれて出てくる者も、
主を失って極寒の境地に叩き落される者も、
出てきます。
夏の風 吹けば落ちそう やじろべえ
されど左右の 揺れ心地良く
(舶匝)
たまに短歌も詠みます
左右(さゆう)
には、
古語では、
曖昧
という意味もあります。
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