共通項その二は、
裏切り癖
内閣官房副長官に過ぎなかった安倍晋三が一躍、
総理候補となった理由は、
拉致問題への強い姿勢。
しかし、それから十数年、拉致問題はすっかり過去の問題。
安倍晋三自身も、拉致問題への具体的な取り組みを放棄。
つまり、拉致被害者にとっては、安倍晋三に裏切られた。
ちなみに、蓮池兄弟のうち理系の方(或いは、ヒゲの方)は、
「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」
を、書いていたようです(あの兄弟の聡明さには当方、一目置いています)。
さて、
2011年の愛知県知事選は、大いに荒れた。
全国的には、河村たかし市長の大活躍が目に留まったでしよう。
しかし、愛知県内的には、
大村秀章の裏切り
が注目点であり、
知事選、ひいては愛知県政がその後、荒れた理由。
高須院長は、明智光秀が謀反を起こした日(「本能寺の変」の日)を選んで、あの記者会見を打ったそうです。当人の意図はともかく、
大村秀章に相応しい日です。
2010年9月16日 当時の愛知県知事・
神田真秋
は、来年の知事選に不出馬、つまり、引退を表明した。
(ちなみに、神田真秋は、#大村知事のリコールを支持します の種を撒いた張本人。後々、再登場します)
そして、神田は重徳和彦という人物への、知事選での支援を表明した。
事実上の後継者指名。
たとえば、2011年1月11日
愛知県の神田真秋知事は10日、名古屋市内で開かれた自民党愛知県連の「政経セミナー」に出席し、2月6日投開票の愛知県知事選で県連が推薦する元総務省課長補佐の重徳和彦氏(40)を支援すると表明した。会合には自民党の石原伸晃幹事長も駆けつけ、重徳氏へ支援の言葉を贈った。神田知事は昨年末に重徳氏と2人で政策などについて話す機会を設けたことを明かした上で「(重徳氏は)使命感と揺るぎない決意を持っており、次を任せるのに信頼できる人物だと確信した」と述べた
にて
おそらく本命
と紹介した
重徳和彦
です。
自民党愛知県連も、
自民党本部も、
大抵の有権者も、
次の愛知県知事は、
重徳和彦
で決まりだと思っていました。
この時点での対抗候補は、民主・社民・国民新党の推す
御園慎一郎(勿論、東大法卒、官僚出身)
だけ、と思われていました。
(共産党? みんなの党? 愛知県では存在感皆無です。)
ところが、
自民党の衆議院議員から、
愛知県知事選に出馬する、
と宣う輩が出てきた。
それが、
大村秀章。
党の方針を裏切っての出馬に、
党本部は激怒。
大村は、自民党から除名処分を受けた。
しかし、大村には
「自民党を裏切っても勝てる」
「明智光秀とは違うぞ」、
という目算があった。
それは……(その二(後半)に続く)
追記。
端的に言えば独善的で思い込みが激しく味方以外には冷徹な人間であると県民の一人として感じています。
— red-keen (@red_keen) June 3, 2020
高須さんもトリエンナーレだけが理由ではないことを言及してます。
私は一県民としてリコールに賛同する所存です。#大村知事のリコールを支持します
大村秀章が
「独善的で思い込みが激しく味方以外には冷徹な人間」
である。
当方が言おうとしていたことを、先に言われてしまいました……。
当方の見立ては、間違っていなかった模様。
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