「強」で稼働中の扇風機の羽根で、指を切った事がありますか。
当方は、あります。
「強火」で熱していたフライパンに触れたことがありますか。
当方は、あります。
「強そう」な見た目の毛虫を素手で退治した結果、一ヶ月ほど手の腫れ・かゆみが収まらなったことがありますか。
当方は、あります。
人は、痛みを伴う経験から学ぶものです。諸々のリスク回避行動を。
さて、
3つの命題の否定は、それぞれ "Vaccines are not always safe", "Vaccines are not always important", "Vaccines are not always effective" であり、これらはいずれも妥当と言える。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) September 12, 2020
日本人の意見がワクチンに関して特異的に論理性を高めているのは、おそらく経験の痛みに基づく。#HPVワクチン https://t.co/JSlSupgOsz
に付言すると、
医療従事者から酷な扱いを受けたという「経験の痛み」
医療従事者から酷な扱いを受けたという「経験の痛み」
も一枚噛んでいるでしょう。
一方、医療従事者たちは医学校・看護学校にて、
患者が受けた「経験の痛み」
について学ぶ機会があるという。
しかし、題材は、歴史的に解釈の定まった古い「特殊な」事件ばかり。
それでは、
目の前の患者やその家族を踏みにじるかもしれない、
という危機感や良心の呵責は生まれない。
自身の行為は、患者やその家族の「痛み」とは無縁である、
自身の行為は、患者やその家族にとって正しい行為である、
という誤信さえ招きかねない(先日のドクター二名による同意殺事件もその文脈で説明が付く)。
そうですか。
— Kaera.KawaP Ka-P P ピ【HPVワクチン重要】シルガード9 承認されたよ! (@PWRofCommunity) September 13, 2020
裁判を行なっている団体の当事者なのですがね。
という虚言を平然と他人に振り撒くことも。
@PWRofCommunityには、民事訴訟法(特に当事者適格の判断基準)への無理解も絡んでいる。不法行為にも基づく損害賠償請求権者やその法定代理人・訴訟代理人ですらないものが、どうして訴訟追行に関われことができるのか(学部生でも分かる道理だ)。
@PWRofCommunityには、民事訴訟法(特に当事者適格の判断基準)への無理解も絡んでいる。不法行為にも基づく損害賠償請求権者やその法定代理人・訴訟代理人ですらないものが、どうして訴訟追行に関われことができるのか(学部生でも分かる道理だ)。
私の発言が名誉毀損だというのですが、子宮頸がんワクチンの副反応から回復した方が「会」からどのような扱いを受けたのか、ご覧ください。訴えれば彼女たちが救われるのならば、訴えてもらえれば大いに結構。https://t.co/FMAkpQNbRJ pic.twitter.com/pb36fOgkCT
— 宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 (@atsushimiyahara) October 9, 2016
ドクターを含む医療従事者から「敵」と認定されれば、
こういう仕打ち・いじめを受ける。
(加害行為を目撃することも「経験の痛み」になる)。
だから、HPVワクチン接種は避けよう、
だから、HPVワクチン接種は避けよう、
とリスク回避行動を促すだけ。
患者が受けた「経験の痛み」を、
医療従事者たちは共有しようとしない、
という「経験の痛み」が、
低い接種率(リスク回避行動)の背景。
……最近、稼働中のCPUファンの羽根で指を切りました。
扇風機とCPUファンとは別物、
という認識ゆえに起きた喜劇です。
「経験の痛み」から学ぶことは、決して容易くない。
厚労省にとって、過去の薬害訴訟が「痛みの経験」として刻まれていることを祈念したい。
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