モーリシャス政府には民事法を知る者がいないのだろうか、
重油流出、モーリシャス政府が日本側に32億円請求
1日 8時36分
1日 8時36分
モーリシャス政府は、漁業支援費として12億モーリシャスルピー(日本円にしておよそ32億円)の支払いを日本側に求めたことがわかりました。サンゴ礁やビーチ沖合で使う近海漁船およそ100隻を日本やスリランカから調達し、その購入費用などにあてる予定だということです。
という意味不明な請求に呆れる。
不法行為に基づく損害賠償請求の根底には、
差額説
という
不法行為があった状況とそうではない状況とを比較して、両者の「差」が、損害である
という考え方。
日本ドイツだけでなく、世界的に広く共有されている考え方。
この差額説に従うならば、
偽業もとい漁業事業者の損害は、
「漁獲高の減少分(-漁に必要な費用)」
に限られる(せいぜい、事実上使用不能となった漁具・漁船の現在価値が乗っかる程度。で、漁業者たちは、日ごろのどんぶり勘定のため、減少分を示すことも出来ないだろう)。
にも拘らずモーリシャス政府は
船の購入費用を請求
(しかも、漁船100隻の購入費用にしてはかなり割高……桁が一つ多い)。
モーリシャス政府は日本企業にたかる気満々。
こんなたかりは突っぱねる一択。
(保険者も突っぱねるだろう)
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