不動産の価値を大きく左右するからです。
浸水しやすい土地は、価格が下がります(そして、浸水した経験のある建物は、傷みが出やすい。なので、その価格は下がりやすいです。)
執行官が書いた三点セットの言葉を読まずとも、
国土地理院の地図
を見れば、浸水しやすさは掴めます(ついでにも月の地形も)。
さて、
に
今日報道された映像を見る限り、
決して一戸建てを建ててはいけない程度に危ない場所に、水が直撃しただけ。
国土地理院の地形図を見ればより、分かりやすいです。
何処に如何なる建物を建てるかは各人の自由です。が、その自由の行使は、自己責任の域です。
とコメント。
水害への備えは、
雨が降る前からでは、遅い。
住まいを選ぶ前から、
建物を建てる前から、
土地を取得する前から、
始まっています。
https://mainichi.jp/articles/20200704/k00/00m/040/171000cに登場する人吉市の写真、
被災地は、写真の上の方。
一方、その下の方には(公官庁や公的機関の建物が立ち並んでいる)人吉市の中心市街地があります(その中心市街地の辺りに、当方の親戚が半世紀以上、住み続けています)。
写真から伺えるように、中心市街地近辺は無傷です
。
これは、高校地理の素養があれば、誰でも予想できる結果です。
そして、中心市街地の西方には、手つかずの丘陵地帯があります。
都市計画は自治体の仕事です。
そして、自治体を動かせる者は、住民です(でなければ自治ではない)。
伊勢湾台風後、丘陵地の土地開発・移住が進みました。災害が住民を動かし、住民が自治体を動かし、自治体が都市計画を動かす……という流れを強く期待しています。