未来の研究者くんに紹介

2006-12-11 | 自然科学
研究費は思った以上にたくさん必要で、かつ大学や所属組織だけからの予算だけでは、全く不足している。研究者自身で、実績を積むスキルを身につけ、多くの費用提供者にアピールし、研究費を工夫して準備することが必要なのだ。

待っているだけでは、なにも立派な研究は達成できないのだ。
坪田先生は、学生時代のサークル活動で情熱をもって、費用を集める工夫と努力をされた経験から、自信を持って研究費を調達することができるようになったと語られている。この本の華々しい、楽しい側面だけを参考にしてもだめで、いかに本気で予算を取るかという、現実的な生きる力に感じ入る必要があります。

会社なら、例えば、自分の特許を申請したければ、その技術をつかった製品が、市場規模がどれだけなので、年間の売り上げが何億円であるから、申請費用・運用費用として年俸とあわせて何千万円欲しいなどと、自分でストーリを明確にしなくてはならないのだ。市場でどんな効果があるのかも、エンジニアはイメージできるようになろう。その方が、攻める仕事ができるようになる。

学生達は、学校で科目を勉強することも大事だけど、何のための勉強なのか、よく考えて、大切な目標を育てることを忘れないようにしましょう!

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