新年の推薦本たち

2010-01-04 | Weblog
「教育の職業的意義」のなかで、職人的な「質」の追求には同感した。
私利私欲の追求とは別の価値観としての、行動の質の追求は、意識して求めないと継続できないというところが厳しいとは言える。
中でも最も気になったのは、
教育においては、過度に抽象度を上げたことの結果、個々の人間の人生にとって、具体的に生きてこない教育内容・教育レベルとなっている今の現状が生じている、という見方である。
著者は抽象度を個々に下げることが、これからのポイントであると指摘している。


「世界を知る力」のなかでは、大中華圏の意味と、ロンドンを起点とする「ユニオンジャックの矢」という、急成長しつつあるネットワークの存在を初めて知った。

いずれも、これからの人生に大きく影響力のあるものごとにある視点を与えてくれ、自分なりの考察のきっかけとなることは、間違いないと思います。
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