人間の環境適応性

2009-10-13 | 自然科学
とくに受験勉強だけに当てはまるわけではないとすると、
これは確かに弱点かもしれず、強化しなくてはと思った。

つまり、
試験本番でミスをする、あがる、力みすぎる等の症状は、
本番というアウェーに、
ホームと同じイメージで挑むことができていない。
例え、時計が止まろうが。

その点、都会の塾・予備校に現役で通学している子は、
その点比較的、鍛えられていることになる。
普段、ホーム以外の教室で、しょっちゅう練習問題を解いていて、
模試や入試の試験場では、その練習の延長だと思ってやればいいだけ。

実はこれは、
先日の放送大学の心理学の講義(DVD録画を見た)で取り上げられた、
学習効果の上がる方法の大事な一つである。

たとえば、
「普段からアウェーを想定し図書館等に通って練習する。」
という方法は効果があるに違いない。それを本能で分かり実戦する人は
入試という環境に適応性がある程度あるということになるだろう。

そもそも、私のように、
日々ろくに勉強していなくて、
IQ頼り的なパズルをその時MAXできればいいという、
そんな態度で挑んでいては・・・・
「試験の時の集中に耐えられないのでは?」ということにもなるのも当然では・・・
私が国立大学の入試を4度(一次マーク/二次記述)も受験して、
やっと初めて結果が出たという現象の原因も、
その学習効果を全く知らないし、気づかないし、
受験や学習を熟知している誰からもある意味見捨てられていたからであろう。

そう考えると、
”環境適応性”の弱点と言われたものには、
正確にはいくつかの要素に分かれ、
その人間自身の普段の学習方法というものは、
そのひとつなのだろうと思えるが、
(常識的に、そのすべてではないだろう)
私の場合、その意味での自分の”適応性”が
外の”環境”に勝っていなかったことは間違いない。

YKKの社長さんもインタビューで、グローバリゼーションの中、
必死で会社の企業としての苦手・弱点を強化したと言っていた。

得意なこと一本やりでは、
それこそ、グローバル時代での企業の”環境適応性”が危ういのであろう。


試験で失敗しないように、家庭教師でどうアドバイスするか?!
・・・・
そんなことを考えていると、自らを振り返りつつ、

環境適応性について考え始めた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 受験科目の指導についても同... | トップ | ishikawa-ダイジェストの記事... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自然科学」カテゴリの最新記事