今僕達が住んでいるのは、日本(Japan)という島国です。
地理的には広い海のなかに孤立しています。
最も近くには、僕達の話すことばと全く違うことばを話す国のうちのひとつ、
韓国があります。その北には、今は北朝鮮と呼ばれる国、さらに北や西には、
ロシア、中国といった、僕らの日本の何十倍もある広さの国々が陸で続きます。
他方、
東の方はといえば、遠く海を隔てて、アメリカやカナダという国々があります、
その南にも、別の国々が陸で続きます。
さらに、中国やロシアの西にはインドやイスラム国家を超えて、東ヨーロッパや西ヨーロッパといってグループ化して呼ばれる国々が続きます、その果てには、イギリスという島国が日本と同じように、地理的に陸から孤立して存在します。
それらの、南には、アフリカ大陸の国々があります。
GoogleEarthとうインターネットのツールが君たちの地球儀なので、そのことをもっと、詳細にPC上で確認できるでしょう。
昔の世界の地図は紙しかなく、日本で出版される世界地図は日本が中心だけど、
アメリカで出版される世界地図はアメリカ大陸が中心、欧米で出版される世界地図には、日本は東の果てに書かれていて、極東と呼ばれていました。ですが、インターネットの世界地図では、一旦自分で設定すると、各自に好きなようなところからスタートできるように(カスタマイズできているという)なっていて、とても良いです。はじめのうちは、配置を覚えるために、日本の自宅が中心でも良いでしょう(心理学的に有効です)。でも、大人になったら、他の地域(アフリカや、南極や、北極)にも設定して見るようになってください。
僕達の国日本や、それ以外の多くの国々、すべては、地球という、宇宙空間で孤立した天体的位置に配置する惑星とその周りの割と近くの空の領域に張り付いた世界です。目では全く見えない高さに(夜、早く動く星のように光って見えるときもあるけれど)衛星という装置が無数にその空の領域で、地球の周りをいつも回転しています。これらは、最近十数年の間に次々と、人間がロケットで打ち上げたものです(しっかり勉強して、自然の法則に逆らわずに打ち上げたので、当分堕ちて来ません)。でも、それより外の宇宙空間は、地上から望遠鏡で見るか、宇宙飛行士が宇宙ステーションから眺めるしかないです。これまでは、それより外に人間は誰も生活していません。殆どの人間は、この地球を大切に生活するしかないのです。
その地球の機嫌が最近少し悪いかもしれません。
地球も、自然の法則に従ってで活動しているので、多くの現象は、コンピューターでシミュレーションできるようになっています。
毎日TVで見る天気予報が割りと当たるのは、このコンピューターシミュレーションの結果が正しいからです。
しかし、いつ地球の機嫌が大きく損ねるか?(民家を破壊するほどの巨大な台風やハリケーンがいつ来るか、病原菌が大量発生するような気温の上昇が起こるかどうか?)は、はっきりとシミュレーションできません。一方、地球の将来の機嫌を予測するためにシミュレーション方法は日々改良され続けています。
ところが、地球の大気や温度、気候のような現象は、ロケットや野球のボールのような、短い時間で、割と制御が必要な変数(距離、角度、質量など)が少ないもの:ニュートンの法則と、アインシュタインの相対性理論を組み合わせると、かなりしっかり予測できるものとは異なり、変数が多すぎて、急激にシミュレーションに必要な時間と装置がたっぷりないとしっかり予測不可能なもので、時には、それらの法則と理論では予測が破綻するしろものなのです。
「明日は昨日を繰り返す」というイメージは、東洋の人間の思想として、染み付いています。
その一方、「明日は今日とは違う」と考え、意識的に自分達の環境を操作できるという経験を積み続けた欧米の人間の思想は、現在非常に強力な存在です。
東洋の人間も、日本なら「和魂洋才」で、この思想を学んで利用してきました。
明日を制御する思想からすると、「明日は今日とは違う」ため、どうなるか強く疑うわけです。その方法として、ニュートン力学、相対性理論、量子力学が積み立てられました。そして、それらのおかげで、現在の文明生活が営まれています。
しかし、実際の自然現象は地球を大きな代表として、それらの方法では、予測しきれない、カオス現象を内蔵しています。
量子力学では、確率密度波動の共振と、収縮といった記述をします。
ところが、物質の波動がいつどうやって収縮するのかははっきりしません。
じつは、もしかしたら、この収縮はカオス現象の本質の一つの発現形態なのかもしれないと、おじさんは空想したりします。
僕達人間の脳が意識をもつのも、この量子現象(波動の収縮)が連続的に起こっているために生じると仮説をたてる科学者もいます。
おじさんは、これは結構いい線いっていると感じます。
確率密度波動の共振と、収縮という考え方は、量子力学の産物いや、量子力学の卵となったシュレディンガー方程式の使い方を納得する方法です。
ただし、量子力学のシュレディンガー方程式そのものが、カオス現象を本質的に記述する別の方程式の特別な場合であると考えることもできるはずなのです。
カオスの例として、地球は以前大昔何度か氷河期を経験しています。
この氷河期は何をきっかけに、どのくらいのスピードでやってくるのでしょうか?
もしかしたら、君たちがこの文章を十分理解する前にやってくるかもしれない。
東洋の人間なら、”今を大事に貴重な時間を大切に生きよう”
と心がけるだけかもしれないけど、欧米の人間なら、なんとかして、
氷河期でも生き延びるよう今のうちから準備しようと、真剣に努力します。
君たちは、思想構造まで変更することは日本に育つ限り無理です。
しかし、方法として、未来を現在の設計図として記述し、対策を練る経験をつむことはできると思います。
そのためには、まずは面白そうな本をたくさん読みましょう!
もっといいのは、理科の実験を楽しむことです。
でも、ややお金が懸かるので、最近は実験を上手く表現した写真付きの書籍や、インターネットのHPがあるので、これらなら手軽にアクセスできます。
ただし、よく考えると、想像力を育てるのは、実物の自然現象を目の当たりにすることです。その現象が、おばけのためか?お父さんの手品のためか?あるいは神様の見えない手の仕業か?いろいろと想像を豊かにすることが実はもっとも大事なように思えます。
逆に本やインターネットの情報は、人間が意図的に作った記号によって、その想像の範囲はかなり限定的、最悪の場合は、偏見や誤謬に凝り固まっています。
このあたりは、お父さん、お母さんが、チェックして、問題ないかどうか確認もできるように、子供のそういった情報アクセスの話題やこころみとちょくちょく付き合ってあげてください!
地理的には広い海のなかに孤立しています。
最も近くには、僕達の話すことばと全く違うことばを話す国のうちのひとつ、
韓国があります。その北には、今は北朝鮮と呼ばれる国、さらに北や西には、
ロシア、中国といった、僕らの日本の何十倍もある広さの国々が陸で続きます。
他方、
東の方はといえば、遠く海を隔てて、アメリカやカナダという国々があります、
その南にも、別の国々が陸で続きます。
さらに、中国やロシアの西にはインドやイスラム国家を超えて、東ヨーロッパや西ヨーロッパといってグループ化して呼ばれる国々が続きます、その果てには、イギリスという島国が日本と同じように、地理的に陸から孤立して存在します。
それらの、南には、アフリカ大陸の国々があります。
GoogleEarthとうインターネットのツールが君たちの地球儀なので、そのことをもっと、詳細にPC上で確認できるでしょう。
昔の世界の地図は紙しかなく、日本で出版される世界地図は日本が中心だけど、
アメリカで出版される世界地図はアメリカ大陸が中心、欧米で出版される世界地図には、日本は東の果てに書かれていて、極東と呼ばれていました。ですが、インターネットの世界地図では、一旦自分で設定すると、各自に好きなようなところからスタートできるように(カスタマイズできているという)なっていて、とても良いです。はじめのうちは、配置を覚えるために、日本の自宅が中心でも良いでしょう(心理学的に有効です)。でも、大人になったら、他の地域(アフリカや、南極や、北極)にも設定して見るようになってください。
僕達の国日本や、それ以外の多くの国々、すべては、地球という、宇宙空間で孤立した天体的位置に配置する惑星とその周りの割と近くの空の領域に張り付いた世界です。目では全く見えない高さに(夜、早く動く星のように光って見えるときもあるけれど)衛星という装置が無数にその空の領域で、地球の周りをいつも回転しています。これらは、最近十数年の間に次々と、人間がロケットで打ち上げたものです(しっかり勉強して、自然の法則に逆らわずに打ち上げたので、当分堕ちて来ません)。でも、それより外の宇宙空間は、地上から望遠鏡で見るか、宇宙飛行士が宇宙ステーションから眺めるしかないです。これまでは、それより外に人間は誰も生活していません。殆どの人間は、この地球を大切に生活するしかないのです。
その地球の機嫌が最近少し悪いかもしれません。
地球も、自然の法則に従ってで活動しているので、多くの現象は、コンピューターでシミュレーションできるようになっています。
毎日TVで見る天気予報が割りと当たるのは、このコンピューターシミュレーションの結果が正しいからです。
しかし、いつ地球の機嫌が大きく損ねるか?(民家を破壊するほどの巨大な台風やハリケーンがいつ来るか、病原菌が大量発生するような気温の上昇が起こるかどうか?)は、はっきりとシミュレーションできません。一方、地球の将来の機嫌を予測するためにシミュレーション方法は日々改良され続けています。
ところが、地球の大気や温度、気候のような現象は、ロケットや野球のボールのような、短い時間で、割と制御が必要な変数(距離、角度、質量など)が少ないもの:ニュートンの法則と、アインシュタインの相対性理論を組み合わせると、かなりしっかり予測できるものとは異なり、変数が多すぎて、急激にシミュレーションに必要な時間と装置がたっぷりないとしっかり予測不可能なもので、時には、それらの法則と理論では予測が破綻するしろものなのです。
「明日は昨日を繰り返す」というイメージは、東洋の人間の思想として、染み付いています。
その一方、「明日は今日とは違う」と考え、意識的に自分達の環境を操作できるという経験を積み続けた欧米の人間の思想は、現在非常に強力な存在です。
東洋の人間も、日本なら「和魂洋才」で、この思想を学んで利用してきました。
明日を制御する思想からすると、「明日は今日とは違う」ため、どうなるか強く疑うわけです。その方法として、ニュートン力学、相対性理論、量子力学が積み立てられました。そして、それらのおかげで、現在の文明生活が営まれています。
しかし、実際の自然現象は地球を大きな代表として、それらの方法では、予測しきれない、カオス現象を内蔵しています。
量子力学では、確率密度波動の共振と、収縮といった記述をします。
ところが、物質の波動がいつどうやって収縮するのかははっきりしません。
じつは、もしかしたら、この収縮はカオス現象の本質の一つの発現形態なのかもしれないと、おじさんは空想したりします。
僕達人間の脳が意識をもつのも、この量子現象(波動の収縮)が連続的に起こっているために生じると仮説をたてる科学者もいます。
おじさんは、これは結構いい線いっていると感じます。
確率密度波動の共振と、収縮という考え方は、量子力学の産物いや、量子力学の卵となったシュレディンガー方程式の使い方を納得する方法です。
ただし、量子力学のシュレディンガー方程式そのものが、カオス現象を本質的に記述する別の方程式の特別な場合であると考えることもできるはずなのです。
カオスの例として、地球は以前大昔何度か氷河期を経験しています。
この氷河期は何をきっかけに、どのくらいのスピードでやってくるのでしょうか?
もしかしたら、君たちがこの文章を十分理解する前にやってくるかもしれない。
東洋の人間なら、”今を大事に貴重な時間を大切に生きよう”
と心がけるだけかもしれないけど、欧米の人間なら、なんとかして、
氷河期でも生き延びるよう今のうちから準備しようと、真剣に努力します。
君たちは、思想構造まで変更することは日本に育つ限り無理です。
しかし、方法として、未来を現在の設計図として記述し、対策を練る経験をつむことはできると思います。
そのためには、まずは面白そうな本をたくさん読みましょう!
もっといいのは、理科の実験を楽しむことです。
でも、ややお金が懸かるので、最近は実験を上手く表現した写真付きの書籍や、インターネットのHPがあるので、これらなら手軽にアクセスできます。
ただし、よく考えると、想像力を育てるのは、実物の自然現象を目の当たりにすることです。その現象が、おばけのためか?お父さんの手品のためか?あるいは神様の見えない手の仕業か?いろいろと想像を豊かにすることが実はもっとも大事なように思えます。
逆に本やインターネットの情報は、人間が意図的に作った記号によって、その想像の範囲はかなり限定的、最悪の場合は、偏見や誤謬に凝り固まっています。
このあたりは、お父さん、お母さんが、チェックして、問題ないかどうか確認もできるように、子供のそういった情報アクセスの話題やこころみとちょくちょく付き合ってあげてください!