寝床で考えてパラドックス!?が解けた!

2008-06-04 | 自然科学
明日、ビデオで話しましょう!

パタンだと、空間の自由度を無視した、結果だけになり、
6個の独立したサイコロをそれぞれランダムに振る事象の
個々について均等に考えていないことになるからです。

当然、それぞれの事象の起こる仕方は均等で、それぞれの確率が、
電子スピンの配列・配向が同じエネルギーの同じ状態数で起こる仕方のそれぞれのように、微小な摩擦のような空間的偏りもない条件で発生する事象として同様に確からしいとします。

ああ・・・屈辱。
パチンコやスロットのような賭博で正確な判断ができなくなるのも、
この問題の私の誤答例のように、パタン的な印象に誘惑され、楽してざっくり求めようとし、その結果実際の事象がどう試行されているかイメージできないからなのでは!

パチンコの場合、どんな試行が行われているかは一切見えず、
パタンだけが見える。
そうすると、実際より確率が多く見えるのかもしれません・・・

ちなみに、サイコロ二個ふって、二種類でるパタンの割合は、

15×1/(6+5+4+3+2+1)=5/7

事象の割合は、
15×(4-2)/(6*6) = 5/6

この場合、パタンの方が確率が小さく見えてしまいます。
パチンコなどはどうでしょうね・・・
この錯覚・勘違いがギャンブラーをハマらせるのではないでしょうか。


良く眠れなくて、起きて書き込んどきました。

確率や場合の数・・・状態数・・・分配関数⇒エネルギー
という思考を正確にできることは統計物理的思考の生命線ですから、
今回は、いい反省材料になりました。

以前、Z会の京大OPEN模試のフォローアップ添削で出題された3人のじゃんけんの問題では、しっかり全事象で考えて満点でした。
この時は、会社の昼休みにベローチェという喫茶店で落ち着いて考えたのでよかった・・・

しかし・・・試験本番には落とし穴が待っている、
リアルタイムでの勝負力を少しでも高めて、元気に生き続けよう!

P.S.パタンの比を確率と定義することもありなのかどうか?
それはすべての和が1でればいいのだろうけど、特定のパタンの発生率を
やはり人に錯覚させる効果が残るのではないか。
よく考えましょう・・・・
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