止まり木

一歩、一歩。~あせらずあきらめず~

育ちなおし。

2012年05月17日 22時45分39秒 | こどものこと
『子どもは「育ちなおし」の名人!』
広木克行 著


『育ちなおしとは、自己否定や自責などの苦悩によってパニックに陥ったり立ち止まらざるを得なかった子どもが、その苦しみの中で今までの自分を見つめ直し自分の気持ちを整理して、新しい自分を見つけ出し、新しい歩みを始めること。』


*子どものことを思うがゆえに間違えることがあるのが親。でも子どもを思うがゆえに、過ちを乗り越えるのもまた親である。

*「できる子」と「できない子」がいるのではなく、早くできる子とゆっくりできる子がいる。

*自分の価値観、期待通りに子どもが動いたときにほめるというのでは十分ではない。子どもが長所を発揮したとき、その子らしさ、自分の期待や価値観とは別にその子の持っているよさが出たときに、子どもをほめるのが大切。

*ヘルプを求めることが大切な人権であることを教師やまわりの大人たちがしることが大切。(大人は子どもがヘルプを求めてきても、子どもの思いに目が向かず励ますことが大事だと考えがち)



読んで、心に響いた部分を書き出してみました。

娘の不登校は、私の、家族の、生活や生き方を変えたといっても決して大げさではありません。

不安や苦しみは、今でもあります。

でも、それ以上に学び得たものが多くあると、やっぱりそう思うんです。

この本を読んで、少なくともそのことに気づけた自分に、「この時間は必要な時間だったんだよね」とそっと声を掛けました。

子も苦しいけれど、母も苦しい。

お母さんに優しい眼差しが向けられている本だと感じます。

不登校の親の会からの会報で知った本です。広木先生の講演会には行くことが出来なかったけれど、著書に出会えただけでも良かった(*^^*)
コメント (2)
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夕日をあびながら。

2012年05月17日 03時01分15秒 | つぶやき
娘と猫ちゃん。


しばしのふれあいタイム。


君に逢うために来たんだよ。
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