止まり木

一歩、一歩。~あせらずあきらめず~

5年ぶりにふるさとへ。

2014年12月15日 09時42分19秒 | つぶやき
11月にカナダへ行った娘。

本校へのスクーリングは、カナダのあと、同じ月にはならないように組んでもらえるような話だったから、娘と、じゃあ12月くらいかねぇ…と話していた。

12月は、息子の修学旅行があって、「まさか、重なったりして」と、一瞬思ったのを覚えている。

娘よ、これが引き寄せかいな?(笑)
(早く本を読めと言われている)

ほんとに、娘のスクーリングと息子の修学旅行が重なった。
子ども二人が、居ないわけよね?
わたし、もしかして、宮崎に帰れるんじゃあないの?
でも、ようは、先立つものよね?
まずは、そこよね?
修学旅行費は、積立費から出るけれど、スクーリング費用はがっつりかかる。

無理かぁ。
でも。
でもでも。
子どもたちは、「めっちゃチャンスじゃん」って言ってくれた。
ダンナもダメとは言わないだろう。
でもでも、でもでも。

宮崎の同級生とLINEしたときに、ちらっと言ってみる。
会えたらいいなぁー。足になるよー。と言ってくれた。

大親友は、先立つものの心配をしてくれる。でも、もし会えるなら、なんとしてでも都合をつけると言ってくれた。

さんざん迷って、帰ることにした。

父も77歳になった。
奥さんも同い年。
まだ、声がかかれば、しろあり駆除の仕事に行くこともあるという元気な父だけれど、電話で話していると、どうも耳が遠いんだろうなとか、いや、耳が遠いだけじゃなかったりして?とか。心配になってくる。

親友のお父さんは、5月に亡くなり、お母さんは、ガンの治療中だ。
娘のように思ってくださり、お魚をたくさん送ってもらっていた。
まさか会えなくなるなんて思っていなかった。
親友も、「自分の親が亡くなるなんて思ってなかったのよね」と言っていた。

母のお墓参りもしたい。
母が好きだった色のお花を供えてあげたい。

色んな思いに動かされての帰省。

行って帰ってきた今も、色んな思いがぐるぐると巡っている。

娘のことで精一杯なふりをして、向かい合ってこなかったことがたくさんあった。

もちろんいくら考えても、ひとりではどうにもならなかったり、簡単には決められないことだけれど。

いやいや、何か大問題を抱えているわけではない。今すぐどうにかしなければならない心配事もない。

自分が年齢を重ね、親が老いていき、子どもが成長していく。

当たり前のその変化を、しみじみと感じた、のだと思う。



コメント (4)
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