止まり木

一歩、一歩。~あせらずあきらめず~

父。

2021年09月10日 13時20分00秒 | つぶやき
九月になってしまった。
「あっつい、あっつい」と言っていたら、
あっという間に九月になっていて、涼しさというか通り越して「さむい」くらいで。
でも、今日は、久しぶりに晴れて「あつい」です。

お盆を過ぎた頃、ちょっと久しぶりに山梨の息子が帰ってきて、九月からまた別の店舗に異動になるけど、住むところは変わらないよって。
しかも数ヶ月でまた異動かも?らしく、なんだかジプシーみたいねと話したりして。

そんな中、息子が「おじいちゃん元気かな?」なんて。
今までそんなこと言ったことあったかなぁと思いながら、宮崎の父宅へ電話をしてみました。

84歳の父は、頭の手術から二年ちょっと。年に一回の検査では異常なく、週に一回デイサービスに行く以外は家で過ごす毎日。
いつからか、とても耳がとおくなり、電話して「もしもーし」と叫ぶように言っても、受話器の向こうで「切れた」と言いながら、奥さんに電話を渡そうとする。
コロナ禍で、様子も見に行けず、電話で話しもできず…。

でも、この日は何がどうしたのか、まず息子と話し、どうもやり取りからして、聞こえてる?って感じで。
次に娘にかわると、「元気?」「元気やど」とこれまた会話になってる感じ。
おやおやとびっくりしながら、なんだか泣きそうになりました。
私にかわり「だれかわかる?」と聞くと「うん、はなちゃんやろが」と。
「おーっ、今日は聞こえるねー」というと笑ってた(笑)

せめて電話ででも、話せるとお互い嬉しい。
まぁ、私とより、何より孫の声が聞けて、父も嬉しかったかな。

なんだか、みんなの想いが集まってこうなったみたいで嬉しい日でした。

そう、いまこれ書きながら思い出したこと。
私は父のこと、名前で呼ぶんですね。でも入院してた時とか、手術の後、声をかける時とか、たまに「お父さん」って呼びました。慣れなくて変な感じがしました。
手術の後、父が昼夜逆転して、変な時間に寝てしまい、起こすのに「お父さん!」と声をかけると起きなくて「ゆきとしさん!」と声をかけたら「んあ?」と目を覚ましました。
なんだろ、ちょっと面白いような複雑な感じでしたね。いいとか悪いとかじゃなく、私たち親子の関係性をみた気がしました。これが私たちだね、みたいな。



こんなに可愛い花なのに、ヘクソカズラなんて誰がつけたのでしょうか…。なんで?(笑)


これ、子供の頃、潰して色水?っていうのかな、遊んでました。
「服につくととれないんだから」とうるさく言われていたような記憶。





コメント
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