大阪市の橋下徹市長が、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働について、反対から一部容認と態度を変えたことが、批判を受けています。橋下氏に限らず、政治家の主張というのは最近は変わって当たり前のようになってきましたが、ブレるのと柔軟に対応するのは、同じ変化でも意味が違うように思います。
何の理念もなくコロコロと意見を変えてしまうのは困りますが、逆に一度決めたことを絶対に変えないという頑固な考え方も恐ろしいことです。理念を持った中で、柔軟に政策を決めて実行していく。そんな政治を期待したいものです。
これは、政治の世界だけでなく、資産運用の世界でも同じです。マーケットの見通しは常に変化して変わっていくものだと思います。ベースになる考え方があって、それに基づく方法を決めていくのがあるべき姿だと思うのですが、考え方をなかなか変えない人もいます。
例えば、一度円安という予想を出したのに、市場が円高に動き始める。予想が思うように当たらないのはアナリストにとって辛いものです。しかし、そこで考え方を変えて、相場の後追いのように円安の予想を円高に変えるのには2つの壁を越えなければなりません。
1つは、自分が変えたら、相場も変わってしまうかもしれないリスクを取る勇気です。円安といって円高になった。そこで円高と予想を変えて、もし今度は円安になってしまったら、2重に間違えてしまうことになります。俗に往復ビンタと言われる状態ですが、こうなると信頼感はさらに低下してしまいます。意見を変えるのは、ミスを重ねる恐怖を克服しなければならないのです。
もう1つは、自分のプライドです。一度決めたものを覆すのはプライドの高い人ほど難しいものです。自分の過去を否定して、別の考え方にすんなりと入ることができるのは、投資をする際の重要な資質ですが、現実にはそこまで柔軟になれる人はなかなかいないものです。
マーケットの予想を行う仕事をしている人は、このように日々精神的なプレッシャーと戦って、自分の意見を発信している訳ですが、2つの壁を超えられない人もいます。「マーケットがおかしい」「この相場は異常だ」というような発言をする人ですが、こうなってくると要注意です。現実が見えなくなって、自分の判断にこだわるようになってしまっているからです。
感情的で世の中の動きに影響されすぎてしまう人は投資の世界には向かないのですが、逆に頑固でいつもゴーイングマイウェイという人も向いていない。信念はあるけど、柔軟に対応できる。2つの壁を超えるのは、誰でもできる簡単なことではないのです。
またもや配達で…帰宅は11時過ぎに…自己嫌悪
何故…最近は自分と違った方向に…
そんな時、いつも商談で頼もしい存在をチラリ!
商売でネ-ミングを利用されるが…そこはキ-プ!
だからお客様にも助けられるhanacafe!
柔軟な対応で…
『こだわりの野菜』にはhanacafeの愛情が感じるとまで…涙!
昨日はこの一言で…癒されるhanacafeでした。
またいつものようにの幸せの種まき!