私が所持しているアルバムの中から第38弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
ヒアズ・リー・モーガン / ラッシュ・ライフ の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.ヒアズ・リー・モーガン / リー・モーガン / 1. テリブル“T” 2. モギー 3. アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー 4. ランニング・ブルック 5. オフ・スプリング 6. ベス
ヴィー・ジェイに録音されたハードバップの名作。モーガン22歳の誕生日の前、18歳のデビュー作で天才と騒がれたモーガンは、すでにビッグ・ネームと肩を並べる実績を残していた。C.ジョーダンのテナー、バックに回ったブレイキーらにも耳を傾けよう。 「CDジャーナル」データベースより
リー・モーガンはジャズ・メッセンジャーズで頭角を表し世界的に有名となった。
2.ラッシュ・ライフ / ウィントン・ケリー / 1. ライク・サムワン・イン・ラヴ 2. アイ・ラヴ・ユー 3. トレーンズ・スロー・ブルース 4. ラッシュ・ライフ 5. アイ・ヒア・ア・ラプソディ / ジョン・コルトレーン(ts)、アール・メイ、ドナルド・バード(tp)、 レッド・ガーランド(p)
アトランテック時代とインパルス時代は飛躍する過程では目を見張るものがあるが、個人的にはプレッセージ時代が好きである。このアルバムはロマンチックだ。『ライク・サムワン・イン・ラブ』の肉太なテナーは、後のインパルスでの名盤『バラード』を思い起こさせる。何となく誰かに捧げているようなロマンチックさを感じてしまう。愛する人に向かってコルトレーンがテナーで語りかけているようだ。