年金暮らしの自由人

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ロックの殿堂( 第14弾 )「 クイ-ン 」

2018年03月11日 11時55分42秒 | ロック

1973年にデビュー。イギリス、アメリカ、日本をはじめ世界中で最も成功したバンドの一つです。これまでに15枚のスタジオ・アルバム、その他多くのライブ・アルバムやベスト・アルバムを発表。現在の認定セールスでは、アルバムとシングルのセールスで世界第5位の3億枚を超え、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねている。

サウンドの特徴はエレクトリックギターをダビングする事によって作られる「ギター・オーケストレーション」とマーキュリー、メイ、テイラーの3人のメンバーが声のパートを重ねる事によって作られる重厚な「コーラス」が、初期の特徴と言われています。特にキ-ボ-ド(シンセサイザ-)とコ-ラスはアナログとは言え、多重録音で構成したサウンドは当時としては画期的なものだった。

以前、本ブログでイギリスの国民的な曲”ボヘミアン・ラプソディ”について触れているが、本曲を最初に聴いた時は衝撃的であった。オペラの部分のハーモニー、エレキギターの音色は当時としては初めて感じる音は今でも忘れてはいません。メンバーの各人は何れもイギリス本国で有名な大学を卒業していて、中には学者を目指していた人、それぞれの分野で活躍できるメンバー達である事を知る事になった。歌詞にしてもビジュアルにしても、アートにしても、他のロックバンドにはない独自のスタイルとサウンドの世界を感じた。

今は亡き、バンドのリーター的存在のフレディ・マーキュリーは本曲に関しては一切妥協せず、メンバーを説得して5週間をもレコーデング時間をかけ作り上げたと言われている。
当時の日本では16トラック録音が主流であったが、ボヘミアン・ラプソディは24トラックレコーダーを使用して録音された言われています。この事はNHKのドキュメンタリー「ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」の放送で当時の多重録音を詳しく説明されているが、実際は繰り返しての録音は180トラック以上を要したと解説されています。コーラスの部分はフルコーラスになるまで何十回も録音を繰り返し、そしてボヘミアン・ラプソディが完成した。現在はデジタルが主流になり、どのような音でも簡単に再現する事が出来るようになった。だが、当時の多重録音の発想と録音技術は現在も繁栄されています
エレキキダーやエフェクターなどは、独自で設計する事は今では珍しくないが、当時ギターにエフェクターを組み込んだアイディアは画期的であった。バンドの方向性は数多くの実験を得て独自のサウンドを完成し、そして数多くのロックバンドに影響を与えた。よく知られたヒット曲として炎のロックン・ロール:Keep Yourself Alive、輝ける7つの海、キラー・クイーン、誘惑のロックンロール、ボヘミアン・ラプソディ、タイ・ユア・マザー・ダウン、ウィ・ウィル・ロック・ユー、伝説のチャンピオン、バイシクル・レース、地獄へ道づれ、愛という名の欲望などがある。



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