終点のケアンズで、
『スキューバダイビングのライセンスを取るの』
と瑞々しい笑顔で話してくれた隣り合わせた同郷の女の子は、
寝息も立てずにぐっすり眠りについたまま。
『もう少し開けても、大丈夫よね』
と胸に呟き、両目の分ほど開けた。
「何かが、起こりそう。」
夜明け間近の海を見て、期待を込めて、呟いた。
『スキューバダイビングのライセンスを取るの』
と瑞々しい笑顔で話してくれた隣り合わせた同郷の女の子は、
寝息も立てずにぐっすり眠りについたまま。
『もう少し開けても、大丈夫よね』
と胸に呟き、両目の分ほど開けた。
「何かが、起こりそう。」
夜明け間近の海を見て、期待を込めて、呟いた。