この夏、練習に行くのに坂道を上るのが嫌で、歌ってなかったのですが、
曲も決まったことだし、そろそろ本気で練習しなきゃと思っていました。
それでも、なかなか足が向かなくて、今週は部屋の窓を閉め切り、7割の声で自宅練習。
鼻歌以外に歌ったのは初めてですが、上の階で工事してるので大丈夫でした。
で、9月になって、朝晩涼しくなって、もう我慢できなくて、
今日は絶対練習行くぞ!!!と、決めておりました。
別に練習したくないわけじゃないんです。あの坂道を上るのが嫌なんです。
他にも、「もし練習してみて、おもった声がでなかったたらどうしましょう。」なんていう、気弱な自分もちょっといました。
ところが、朝起きた瞬間からお腹が痛い。鼻水が出る。
そうです、小学生の登校拒否作戦です。
この間、斎藤一人さんという方のお話をYOUTUBEで聞いたのですが、
そこでは「脳みそが体を痛くして、やる気をなくさせる」と言ってましたが、言われなくてもわかってます。
小学生の時の体育の授業、中高時代の英語の授業が朝一番にある日は、必ずお腹が痛い、熱があるのパフォーマンスを
しておりましたので、思い当たることだらけです。
そして、すべて用意ができたのが10時半。
さあ、行こうと思っても、お腹が痛い。
トイレにいけばそれなりの反応もある。
しかたないので、「メールのチェックが終わったらでかけよう」と思う。
メールのチェックが終わったら、またお腹が痛い。
トイレに行く。
しかたないから「このゲーム3回やったらでかけよう。」と思う。
ゲームやってる間は痛くないけど、終わったらお腹がしくしく痛い。
トイレに行く。
しかたないから「洗濯畳んだらでかけよう。」
畳み終わったら、またお腹が痛い。
この繰り返し、最後はNHKお昼のニュースを聞いていました。
で、のど自慢が始まった頃、やっと決心ついて出かけることができました。
それまでの2時間、「練習行きたい」VS「練習行きたくない」が戦っておりました。
人間「行きたい気持ち」が「行きたくない気持ち」より多くなれば動けるようです。
なので、「練習楽しいぞ~」とか「終わったらパン屋で好きなもの食べよう」とか
いろいろニンジンをぶら下げました。
途中のコープでもう一度トイレに行き、やっと練習場にたどり着きました。
坂道は70代のS-3さんが一気に登れるのにもかかわらず、
私は久しぶりの坂道なので4回も止まってしまいましたが、それでもなんとかたどり着きました。
でね、練習始めると楽しんですよ~。なんで行きたくなかったかなぁって思うくらい。
別に、初回なんで、何ができるわけでもなく、歌詞もボロボロ、音程もボロボロなんです。
その上、集中できないから、ワンフレーズ歌っては、気が付いたらそこから派生する他のことを考えてる。
でも、楽しんです。何がかはわかりませんが、楽しい。
初日だし、30分でいいやと思っていたのに、気が付いたら2時間過ぎてました。
そして、パン屋さんは久しぶりに2割引きセールをやっていて、「あ~来てよかった~」だったし、
葉っぱの色と赤とんぼに、ちいさな秋を感じて帰ってきました。
一回乗り越えたら、次回からは大丈夫。お腹も痛くなく練習に行けると思います。