ペンション日記

ペンション周辺の写真や毎日の出来事を紹介します

ワールドトレードセンター

2006-09-28 | 映画

昨日、「ワールドトレードセンター」という映画の試写会が当たったので見てきました。(ネタばれはないのでご安心を)
皆さんご存知の9.11の悪夢を映画化したものです。予想はしてたし覚悟もしてたけど、いろんな意味で想像以上でした。
誰もが知っていて、どれほどひどい惨事だったか知ってるだけに、つらい結果になる映画なのはわかってましたが。。。

事故のすさまじさを現地にいる人たちの目線で描いているので、見ていて非常につらいし怖い内容です。ある種ホラー映画張りに怖かったです。
自分達はニュースで飛行機がビルに激突するあの目を被いたくなる惨劇を見てますが、実際にはあの激突の後、更に2次災害により悪夢は続いていた訳です。

救助に行く人たちの勇気と怖さ。救助を待つ人たちの不安と諦めない気力。そんなものがひしひしと伝わってきて、非常に緊張感いっぱいでした。閉じ込められて生き残ることを諦めそうになったり、励ましあったり。


この映画のほんとに驚くところは、全て現実だということ。「アルマゲドン」「デイアフタートゥモーロー」とかもう救いようのない事態の映画は見てきましたが、あれはあくまでCGで想像の世界。こんなことがおきたら怖いって言う映画でした。

でもこれは皆さんご存知のとおり現実の話。どんなに目をそむけたくなるようなひどい状況でもあくまで現実にあった話。夢であったらさめて欲しいと思うような状況でも実際に起きた話。

ニュースで飛行機が激突するシーンは何度も見て、本当に現実の話なのか?映画のワンシーンじゃないのか?と疑がったりもしましたが、そのときの事件も現実だし、この映画も現実を再現したもの。

しかもその状況を作り出したのは、他ならぬ人の手によってのこと。全く持って信じられません・・・・映画を見れば誰もが思うはずです。
人はここまでひどいことをできるものか?テロという個人的な意思表示のためにここまで残虐なことをできるもものなのか?

正直しんじられない行為です。テロの規模が大きすぎて行っている側は事の重大さがわかっていないのか?ほんとに自分のしていることで、世界が守られると思っているのか?まあ理由はどうであれ人間同士が殺しあうというのはなんともおろかな行為になりません。


多くのひとがこの映画を見て、戦争やらテロといった行為がいかにおろかで非情な行為であるかを理解してもらえたらいいかなと思います。世界中の人が「最低で残虐的な行為」と思ってくれれば、戦争やテロなんて絶対起きなくなるはずですから。

そんなわけで、この映画を絶対にオススメします。ぜひ見てみてください。


ついにみました!

2006-04-14 | 映画

少し前の日記にも書いた「ウォレスとグルミット」ついにみてきました!

おっさん一人で見に行くにはかわい過ぎる映画なのですが、頑張ってみてきました。
チケット買うときも他に並んでる人いないのに「何名ですか?」って。
ひとりなんですけど・・・やっぱ一人で見に来るやつなんていないのか?

中入ってみると、案の定大抵の人は子供づれの家族、後はカップルがちらほら・・・
おっさん一人なんていやしません。えーいもう知ったこっちゃありません。後は見るだけ・・

おなじみのテーマソングに乗って映画が始まると・・・やっぱこれめちゃくちゃ面白いっすわ!ほんとに人形を少しずつ動かして撮っているのか?って感じです。
CGではないんです。CGが主流の現代だと、すべてCGのようにすぐ感じてしまうとこですが。

始まってすぐげらげら笑ってしまうシーン続出。キャラの動きとか、笑いのつぼがばっちり自分にはまってますわ。横で子供が大爆笑しているのと一緒に声を抑えつつ大爆笑。ん?精神年齢一緒か?俺?
まあいいや。面白けりゃ。

今ままでの作品と比べて、劇場用ということで長くなっているし、ストーリーの山場もしっかり作ってる感じ。これ撮るのにどれだけ時間かかったんだろうと考えると賞賛に値します。賞とるだけあるかなと。隣で子供が笑っているのがいい証拠。
多分この映画は年齢に関係なくみんなで楽しめる映画だなと感じました。

元々自分も友人からの勧めで見始めたわけですが、すっかりはまってしまいましたね。
恐らくその友人の勧めがなければこの作品見ることもなかったかもしれないからその友人には大感謝ですね。

そんな訳で、全然興味のない人もだまされたと思ってぜひ見てみてください!
とても面白いと思いますよ?

面白くなくて「だまされたー」といっても苦情は受け付けませんが・・


ウォレスとグルミット

2006-03-09 | 映画

先日アカデミー賞の発表がありましたね。

私、かなりの映画好き。だからアカデミー賞なんかも誰が取るのか結構興味があります。

おそらく今年はゲイの恋愛関係(?)を盛り込んだ「ブロークバックマウンテン」が取れるのかどうか!?というのが目玉の話題だったのではないでしょうか?

結果「クラッシュ」という映画が作品賞を撮った訳ですが、両方見てみたいな・・・

で個人的に気になったのは、長編アニメ部門。
日本人なら「ハウルの動く城」がとるかどうかというのがとても注目されるところだったと思います。
結果は残念ながら受賞できず。
受賞した作品は「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
このシリーズ私大好きです!

内容的にはパペット映画で、人形を少しずつ動かして撮っていくアニメーション。これがとてもよくできていて、中でも主人公の犬グルミットの動き、表情が最高!
全くしゃべらないキャラクターなんですが、その表情がすべてを物語ります。ホントよくできています。監督のセンスは天才だなと思わせるものが。

もう見ていて愛らしさいっぱい&大爆笑です。最高に面白いので、見てない人はぜひ見てほしいです。オフィシャルサイトはこちらです。
http://www.wandg.jp/teaser/index.html

かなり久しぶりの新作なのでとても見に行きたいものです。劇場公開は3/18日からなのでまだ見にいけませんが、おっさん一人で見に行くのはちょっと勇気がいるジャンルの映画かも・・・