毎年のことになりますが、海開きが近づいてくるこの時期に、地元のボランティアチームによる海岸清掃を行ってます。
海岸をきれいにすると同時に、海水浴に来た人が怪我などしないように、ガラス片などの危険物を含めた、海岸にあるごみを拾い集めます。
現在開会式中で、子供たちの代表や町役場の人のお話を聞いているところ・・
わが母校でもある白浜小学校のみんな。
全員ではなく、上級生のみんなで参加してくれてます。
みんな元気で、ごみ拾いだろうが何だろうが、元気いっぱい!
とっても楽しそうに作業してました。
なんといっても九十九里は広い!
どこまでも果てしなく海岸があるかのようです。
頑張りすぎて先頭の方に行ってしまったら人はまばら。。
でも周りにはちゃんとごみ拾いしてくれてるみんながいます。
中には、コアジサシ(絶滅危惧種で、保護されている鳥。砂浜の砂が柔らかいところに卵を産むため、海岸乗り入れ規制の理由にもなってる。)のタマゴを「先生タマゴとった~!!」と嬉しそうに卵を手にする子も。。。おいおい。。。
すぐ先生に「元の場所に戻してきなさい!」と怒られて撃沈してました。きっと悪気はないんだろな。。。
後ろ振り返るとこんな感じ。
たくさんの人がごみ拾いをしてました。
ある程度行くとそのままUターン。
帰り際にもごみを拾いながら帰りました。
先頭の方にいたので、帰りは最後尾付近。
みんなが拾いきった場所をもう一度見ながら帰る感じです。
意外にもこれだけの人数×2の眼で見ているにもかかわらず、取り残しのごみがちらほら。
さすがに海岸がこれだけ広いと、完全にきれいにするなかなか難しいんだなと。
ましてや数人とかで拾うとなったらもうそりゃ大変。。。
こうやってみんなで拾うと、一人ひとりの分担が減るから、見逃しそうな小さいごみにも気づける、とても能率のいいことだなと痛感しました。
作業終了後、みんなはコアジサシの生態などこのあたりの自然環境に関して色々レクチャーを受けていた様子。うーん良いことだ。
自分もかつて小学校時代にゴミ拾い参加しました。
今のように色々考えて参加してたとは到底思えませんが。。。
それでも、素直にゴミいっぱい拾うぞ!と思って参加してたような。。。
でも、自分の中で大きかったのは、ゴミを拾う作業よりも、せっかくきれいにした砂浜が夏休み明けに汚くなっていてがっかりしたこと。。
海水浴シーズンに訪れた人たちによって、食べ物のゴミやら、花火やら。。。
多くのゴミが砂浜に埋もれていて非常に、がっかりしてしまいました。
これは今でも忘れません。
だから自分は絶対海岸にゴミを捨てないとその時から決めてます。(海だけじゃないですよ?)
今回参加したみんなもきっと海岸をきれいに使う大人になるんではないでしょうか?
夏休み海で遊ぶ皆さん
子供たちが頑張ってきれいにした海だということを忘れないでくださいね。
ゴミを持って帰るのはごくごく当たり前のこと。
きれいな海をまもっていきましょうね。