雪も解けてタイヤ交換をするのにいつにしようかな?と考えて浮かんだ日にちが24日しかも時間は10時までには着くこと。
時間まで浮かんできたのは久しぶりです。
なので、頑張ってタイヤを積み込んでスタンドに行きました。
いつも何かあると駆け込んでお世話になっているスタンドです。
出かける間際にもしかしたらタイヤが古くなって新しいのを勧められるかも・・・ってちょっと思いました。
もう一年くらいは大丈夫・・・いやいや、やっぱり車は怖いからオススメされたら仕方ないか〜などと妄想しながら出かけました。
いつもお世話になっているスタンドのあんちゃんのタカハシくん(笑)
そろそろ転勤かなぁ。
そもそも今日はいるのかな?
などと考えながら10時前に着くとタイヤ交換は1時間くらいお待ちいただきますがよろしいですか?と比較的新しいスタッフさんが声をかけてくれました。
まぁ、1時間くらいは想定済みで本を読もうと持って来ています。
いいですよ、お願いします( ´∀`)
中でお待ちください、と言われて本を読んでいると聞き慣れた声で「 お待たせいたしました 」と声をかけられました。
「 タカハシくん、久しぶりですね。」って冬タイヤの交換以来でしょうか。
ガソリンを入れる時には見かけなかったのでもう転勤してしまったかなぁと思っていたくらいです。
「 実は私、もうすぐここにいなくなるんです。 」
(・o・)
いよいよ転勤するの?
「 あ、いえ、あの・・・。」
(;・∀・)辞めるの?
「 実は新しい職場に移ってローダーを作るんです。」
ろーだー?(・◇・;) ?
話を聞くと除雪車に付いている雪をかき揚げるショベルの幅の広いもの・・・的な?
「 作ることをやってみたいと思っていたらちょうど募集があって、試験を受けて面接もしてなんだかトントン拍子に受かってしまって 。」
「 今月いっぱいでここにも来なくなるので、お礼を言いたくてお待ちしていました。」
(;・ω・)え?
いやいや、こちらの方がいろいろなムリ難題をたくさん聞いていただいてありがとうございました(>.<)
国道をエンストで封鎖してしまい、パニック状態で走り込んだ私と一緒にケーブルを肩に載せ我が家の「 亀夫くん(以前に乗っていた愛車のニックネームね(笑)) 」を救ってくれた「タカハシくん 」。
しばらくは「 亀夫くん 」が悲鳴をあげるたびに助けてくれましたが、もう限界だよね(´・ω・`)と感じた時に新しく中古車を一生懸命先輩に叱られながら・・・いやいや(笑)アドバイスを受けながら探してくれて。
見つかった車を一生懸命ピカピカに磨いて納車してくれました。
そして「 亀夫くん 」を廃車にするために手続きをしてくれたあんちゃんだった(笑)彼が、「 あれからもう4年経ったんですね。早いですね。 」ってすっかり社会人です。
「 バッテリーが弱くなっているので取り替えた方が安心です。バッテリーは兆候なくいきなり切れるから。」
うーん(;・ω・)
「 いきなり切れるのが一番心配です。」
そだね〜(´・ω・`)
いつも大変な状態になってから助けを求めて行く前科があるからなぁヽ(´・`)ノ
タイヤはまだ大丈夫ですか?
「 タイヤはまだまだ大丈夫です。」
そうだな、タイヤを新しくしないならバッテリーを新しくしておこうかな?
車は何かあると怖いから。
じゃあ、バッテリーを取り替えてください。
「 いつもありがとうございました。」
え?\(゜o゜;)/
帽子を取り深々とお辞儀をしています。
「 もしかしたらもう会えずにここを去る日が来るかと思っていました。来てくれて本当にありがとうございます。」
え?(;・ω・)
いやいや、こちらこそいつもありがとうね。「 亀夫くん 」のことでもいろいろ助けてくれてありがとうね。
タカハシくんは「 亀夫 」に反応して笑いました(笑)
「 バッテリーを取り替えたらこの車はまだまだ走れますよ。」って言ってくれた「 タカハシくん 」。
出会った頃はいいあんちゃんでしたけど、今は善き社会人です。
「 ものつくり 」は素晴らしいお仕事だと思います。
がんばれー( ´∀`)
そのあと神社に寄ると何故だかトラックが境内に見えて。
近寄るとピッカピカの泥跳ねひとつないトラックでして。
神殿を見ると中に灯りが灯っていて。
新車のお祓いかなぁとそっと外から参拝させていただきまして。
帰り際あまりにもピッカピカのトラックの大きなタイヤに一枚写真を撮らせてください、と写した瞬間に(笑)
本日は「 ドーン! 」ではなくて「 トントントントン 」というリズミカルな音色が聞こえて来ました。
「 トントン拍子に話が進んだ「 タカハシくん 」は、多分周りの皆さんも応援してくれているのだろうな、と思いました。
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