愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

納涼企画(^o^)(怪談)猿の手

2023-08-06 20:48:28 | つぶやき

前にあらすじだけ読んで気になっていた「猿の手」W・W・ジェイコブズ

文庫本に収録されていると知って買いました

今の時期にぴったりのお話なので

ストーリーだけかいつまんでご紹介します

 

ホワイト夫妻と一人息子ハーバートの暮らす家に

ホワイト氏の旧友モリス曹長が訪ねてくる。

 

以前から話に聞いていたモリスの「猿の手」が話題に上がる。

「猿の手」は猿の手のミイラで

ある徳の高い苦行僧が魔法をかけ

3人の人間がそれぞれ3つの願いを叶えてもらえるというものだ。

 

モリスの3つの願いは既に叶ったという。

しかしそう言ったモリスの顔は蒼白だ。

そしてその前の持ち主も3つの願いは叶ったと。

モリス「(前の持ち主の)はじめの2つの願いは知りませんが3つ目の願いは死ぬことでした」

モリスはそう言って猿の手を暖炉の火に投げ込んだ。

あっと叫んでホワイト氏があわてて猿の手を取り出して

自分に譲ってほしいと言うのだった。

 

モリス氏は「どうしても願い事がしたいならまともな願いにしてください」と言って猿の手を譲ることにした。

こうして猿の手はホワイト氏のものになった。

 

さあ、何をお願いするか?

しかしホワイト氏は欲しいものが特にないのだ。

唯一家のローン(?)が200ポンドあるので

「我に200ポンド与えたまえ」

とお願いしたが 特に何の変化もなく

半信半疑のままその日は終わった。

 

そして翌日。

息子のハーバートは仕事(工場勤務)に行った。

夫妻はソワソワしていた。

(郵便配達員が来るとお金を持って来たのではないかと期待したりした)

お金が現れないので あの話はたわごとだった

あんな話を信じるとはね!と夫妻が言い始めたころ

きちんとした身なりの男が家の中を覗き込んでいるのに気付いた。

 

その男は工場の使いの者だった。

ホワイト夫人「ハーバートに何かあったんですか?」

「怪我したんですか?」

使いの者「ひどい怪我をされました」

「ですがもう、痛みを覚えてはいらっしゃいません」

ホワイト夫人「まあ、よかった!ほんとうによかった!」

と言ってからその言葉の意味に気付いて口をつぐんだ。

 

ハーバートは機械にはさまれ死亡したのだった。

そしてその補償金は200ポンド——

 

夫妻は息子を埋葬したが

夫人の落ち込みはひどく毎日泣き続けた。

1週間ほど経って夫人が言った。

「そうよ!猿の手があるわ!まだ1回しか願いごとをしていないもの!」

猿の手で息子を生き返らせればいいと言う。

ホワイト氏は息子の凄惨な状態の亡骸を見ているので夫人を止めるが

夫人に押し切られてしまい2番目の願い事をするのだった。

 

やがて深夜になり 静まり返った中  

ノックの音が聞こえてくる

 

「あたしの坊やよ!ハーバートよ!」

喜び玄関に向かう夫人

「よすんだ、入れちゃ駄目だ!」

止めるホワイト氏

ノックの連打が家じゅうにこだまする

 

ホワイト氏が猿の手を這って探す

外にいるアレが中に入る前に願い事をしなければ!!

やっと猿の手がみつかりホワイト氏が最後の願いを口にすると

ノックはぴたりと止んだ——

 

 

 


メタモルフォーゼの縁側

2023-07-19 19:41:24 | つぶやき

BLマンガを通して17歳の女子高生と75歳の老婦人の交流を描いた作品です

 

宮本信子さんが可愛らしかった

この老婦人の住まいが まさに昭和の住宅で

風通し良く涼し気でした

 

そういえば昔はこんなだったな…と懐かしく思いながら観ていました

自分の子ども時代というと半世紀は遡ることになりますが(笑)

地球の年齢46億年からしたら瞬きみたいなものであります

夕方になるとあちらこちらで打ち水をしていましたね。柄杓で…

「今日は暑かったね」

「30℃超えたらしいよ」

「そりゃ暑いはずだ」

なんて言ってました

それくらい30℃超えが珍しかったんです

今は連日30℃超えしてますが…

外に出るのも命がけです

 


透明氷

2023-07-07 21:26:36 | つぶやき

冷蔵庫の自動製氷機能をストップしました

もともと氷を使うことがあまりなく

ずっとそのままの状態で放置することになり

最後には氷どうしがくっついて痩せていくんですよね

それを捨ててはまた新たに氷が作られ…

それが無駄だと気付いてタンクを空にしました

 

それでも調理の際には氷を使うこともあるので

少しだけ別容器で作っておくことにしました

…といってもタッパーに水を入れて冷凍庫に入れるだけです

周りが凍ったところでアイスピックで中心部に穴を開けて

中の水を捨てます

そこへまた水を入れ再び冷凍庫に入れて…

こうするとかなり透明な氷ができあがります

 

それでもやはり中心部は白いので

アイスピックで割って白い氷は捨てます

透明で四角くない氷を入れたドリンクは美味しく感じます

 

  

とみおかクリーニングの洗剤を使い始めて1ヶ月たちました

すると・・・

予想以上に良かったのでご報告します

「洗濯槽をきれいにする洗剤」とは聞いていましたが

それははっきりと実感しました

糸くずフィルターが(もちろんくずが溜まりますが)

ぬるつきが全くなく、すっきりしています

 

洗濯槽内部は見えませんが

きれいになっていってると思います

 

1ヶ月で3分の1使用したので3ヶ月ほど使えることになります

次回は詰め替え用を買えば済みますし

柔軟仕上げ剤不要ですすぎ1回というシンプルさも良いです

(もちろん良い匂いがするわけではありませんが、すがすがしいほどの“無臭”です)

 

使用1ヶ月のご報告でした


わかってないね

2023-06-30 16:30:59 | つぶやき

16年間乗ってきた車を買い替えることになった

すると次男が

「軽自動車にでもするんか

と言ってきた

(どうせ一人なんだし車なんて何だっていいだろう)感まるだしの発言にイラッとしてしまう狭量なわたし(笑)

 

あまり賛成は得られなかったけど最終的に7人乗りのミニバンに決めた

スライドドアで犬が乗りやすい…ってその犬もいないのにね…

まぁこの先10年くらいは乗れそうな気がするので

そして この先10年で状況はかなり変わる気もするので

これで良いかと思ってます

 

ただ、納車が年内とだけ言われてるんですよね…

生産が追い付かない状況なんでしょうか

 

   

「どうせ一人なんだから」

「若くないんだから」

「どうせ誰も見ちゃいないよ」

こんな発言には😞がっかりしちゃう…

 

わかってないね~

若くないからこそきちんと綺麗にしたいのよ

いろいろなことを経験して良いもの美しいものを見てきたし見る目もある(…と思う;)

食事だって あと何回することになるのか

そう思うと おかしなもの食べたくない

 

  

でも振り返ってみると

わたしの母は40歳で未亡人となり55歳で亡くなったわけで

今のわたしより年下だった

 

そんな母をわたしは『老いた可哀想な人』と思っていた

10代20代からしたらそのように見えていたのだった

 

それでわたしは母には何も言わなかったし逆らうこともなかった

それでも一度だけ母に言ったことがある

「お母さん わたしが〇〇家でどんなに肩身の狭い思いをしているかわかる?」と…

 

そう言ってしまったのには訳がある

我が家経由で母へ 夫の父母から地元の特産物などを送られてきたりもしたが

一切礼状なども出さず 季節の便りの返事も出さず

…だったらしい…

 

「らしい」というのは

これは夫経由で知ったことだったから…

兄弟の誰よりも父母とのつながりを大事にする夫には許しがたいことだった

妹弟の配偶者のご両親とは親しいお付き合いがあったのだ

夫の父母もわたしたちには気を遣って(?)黙っていることが多くあり

一方夫は自分が長男だという思いがあり

なおさら夫は苛ついて

普段は何も言わないのに 何か諍いがあると

全く関係ないにもかかわらず

「お前の母親は何なんだ!」

と切り札を出すように言うのだった

 

母は「うちは片親だから満足なことがしてやれなかった」と言う

それは金品のことを言っているのだと思うが

わたしはそんなことを言っているのではない

平たく言ってしまえば

「あまりの愛情の無さが悲しい」

ということ ただそれだけだった

・・・

 


土曜と日曜

2023-06-26 21:57:35 | つぶやき

昔から土曜日曜はツマラナイ日だった

夫の仕事が忙しく土曜も仕事だったし

日曜は休息の日で寝てばかりいた

子どもたちは友達の家と比べて自分の家は…と不平をいうのだった

 

子どもたちが独立後は 仕事も減らしていき

やっと落ち着いた暮らしが始まる…

 

予定はそのようなものであったが

実際はそんな暮らしは訪れなかった

 

今でも土日は苦手だ 

ほとんど家に引きこもって いろいろ考えると

悲しいから土曜日は配信で映画を観ていた

「ノイズ」という邦画…

原作はマンガということだがひどい話だった

ひどいのでその映画の話は端折る

 

続いて観たのが

これが面白かった

いいお口直しになりました♪

 

  

前回に続きまた梅酒を漬け込みました

果実酒用のブランデーってあるんですね

ホワイトリカーとの違いを試すのが楽しみです