マイボーム腺炎も気になってるし、アレルギーの相談もあって
動物病院へ行ってきました。
まず、マイボーム腺炎。
もうしばらく様子を見ることになりました。
これ以上大きくなるようであれば組織検査をするとのことです。
ただ、検査だけで全身麻酔です。
空は4歳10ヶ月なのですがすでに2回も全身麻酔をかけて
手術をしています。
全身麻酔をかけるというのも気がかりです・・・。
そして、アレルギーのこと。
1年ほど前から『減感作療法』の話しが出ていました。
減感作療法とは体内にアレルゲンを注入する治療です。
今まで「もう少し対症療法をやりたい」との
私の意見を先生は聞いてくださってました。
シャンプーや手作り食、アレルゲンの排除などやってきたのですが
どれも効果はありませんでした。
『減感作療法』はなるべく年が若いうちにやったほうがいいみたいです。
年齢的にもそろそろやらないと副作用などが出やすいようです。
その副作用、もちろん若い子でも出る可能性があります。
副作用の一つ、アナフィラキシーショックは生命にもかかわることです。
そして、長期間治療しなくてはなりません。
2ヶ月ほどで効果が出る子もいれば、1年かかって効果が出る子もいます。
成功率は約70%です。
空は生後8ヶ月頃からステロイドを飲んでます。
季節的な痒みであったらその時だけステロイドを飲ませて
症状を緩和させるということも出来るのですが、
1年中ステロイドを手放せません。
部分的な脱毛や発疹等はあまりないのですが、
全身が赤黒く、毛の量は普通の柴の半分くらいです。
すでに、胃はステロイドの影響と思われる胃炎が慢性化しています。
(この季節は吐かないんですが)
この先ステロイドを飲み続けると寿命も縮めてしまいます。
せめてあと5年は元気でいて欲しい(本当はあと10年いて欲しい)ので、
ここで『勝負』に出ることにしました。
去年から始まった『イヌインターフェロン』も自分の中では考えてたんですが
先生は勧めないとのことだったので却下。
なぜ勧めないかと言うと、治療をしてる時は効果が出るが治療をやめると
元に戻って根治治療にはならないとのことでした。
ただもちろん減感作も今持っているアレルゲンに関しては
根治出来るようですが新たに発生したアレルゲンにはもちろん効きません。
これは、新たにアレルゲンが出ないように祈るしかないわけです。
今日はまず、改めてアレルゲンを特定する為に
血液検査をしてきました。
そして、木曜日はちょうどアレルギー専門の先生が来る日なので
詳しい話とこれからのことを話し合ってこようと思います。
実は先生のワンちゃんが今まさに『減感作療法』をやっている最中です。
私がこれを決断をした一つの理由でもあります。
まだ、やり始めて間がないので効果は出ていないそうですが
先生もこれからの生活を考えて決断されたそうです。
さて、病院での空。
目をいじられた時、黙ってました。
血を抜くとき、黙ってました。
針が刺さっても鳴きもせずピクリともせず、
いつ針が入ったのかわからなかったくらいです。
血を抜く量が多いので3人がかりで押さえたのですが
さほど動きもせず私の顔を不思議そうに見てました。
最後にお尻を絞ってもらったのですが、この時だけ「ウゥゥ」って。
威嚇し始めたときに終了。
とりあえず大暴れせず噛みつきもせず、良かったです。
相当緊張して疲れたのでしょう。
帰ってきたらすぐに寝ちゃいました。
体がずり落ちててもスヤスヤ
空君!これからもママと一緒にがんばっていこうね!
ママはまだまだ君と一緒にいたいのよ。