今日はいつも行ってる動物病院に月一度いらしてる
アレルギーの専門医の診察を受けてきました。
月一度、午後1時から4時までの間で予約をして診察してもらいます。
初めて予約をして行ったのですが、とてもいい感じの先生で
いろいろなお話しをしていただいて勉強になりました。
今日は減感作療法のメリットやその他の治療方法
「アトピカ」や「インタードッグ」などのメリット・デメリットも教えていただきました。
空はまだ皮膚の状態が良いほうで今までのステロイドで
コントロールが良く出来てるそうです。
なので減感作療法は効くのではないかとのことでした。
ただ、副作用のことや治療に長期間かかることなど
を理解して、院長先生と頻繁に話しをして欲しいとのことでした。
院長とは今までもいろいろな話しをさせてもらってて
納得いかないことはとことん聞いたりしてるので
これからもどんどん話しをしていこうと思ってます。
『減感作療法』とは
アレルギーの原因となっている物質(食物を除く)のエキスを
少しずつ量を増やしながら体内に注射をして
そのアレルゲンに対して体を慣れさせて
アレルギーを発症させないようにする治療です。
根治を目指します。
効果は60%~80%前後の改善がみられます。
効果が見られない場合の原因は
*高齢(免疫反応の低下)
*免疫不全状態
*判明していないアレルゲンによるアレルギー反応
*他の慢性疾患
などがあります。
欧米ではメジャーな治療です。
ちなみにアメリカでは飼い主が治療薬(液)の管理をし(管理が難しいらしい)
飼い主が家で注射をするそうです。
日本では人間にもあまり普及していない治療(認可されていないらしい)なので
「人間にしないことを犬にするの?」って思って躊躇していたのも事実です。
しかし、ネットで調べたり今日の先生のお話しの中で
日本以外では普及していることを知ったので安心しました。
犬の治療も個人輸入をしてやります。
治療期間は約9ヶ月です。
9ヶ月の間に26回注射をします。
9ヶ月を3ブロックにわけ、薬の濃度を増やしていきます。
第一ブロックは2日おきに、最後は5日後に低濃度を注射します。
2日おきにやる注射を一日のうちにやることも出来ます。
それは血液検査の結果が出たときにもう一度話し合いをして決定します。
ちなみに院長のお宅のりょうちゃんは一日でやりました。
第二ブロックは中濃度の液を約5日おきに注射します。
第三ブロックは2.3週間おきに注射して完了です。
血液検査の結果が10日後くらいに出て、それから薬剤をオーダーして
3週間ほどしないと手元に来ないそうなので
実際の治療開始は11月後半くらいからになりそうです。
長期戦になりますが、その都度ブログに記録を残そうと思ってます。
そして、実は「今日一番の成果?」と思うほどいい事を教えていただきました。
空はものすごく毛が薄いです。
毛が薄すぎて柴には見えなくてよく「雑種?」って言われてます。
これもアレルギーのひどさの一つなのですが、
改善する方法を教えていただきました!
それは『亜鉛』をとること。
亜鉛を補給することで毛吹きが良くなるそうです!
人間用のサプリメントを勧められたので明日買ってこようと思ってます。
『亜鉛』を補給して『柴犬』に変身しま~す!
こちらも乞うご期待!!
あと、もう一つ。
アレルギーは体温以上に暑くなると痒みが増すのですが、
シャンプーのときのお湯の温度は30℃がいいそうです。
そして、ドライヤーは送風のみ。
シャンプーはよく泡立ててもみ洗いして30℃のお湯?お水?で
よく流してくださいとのことでした。
病院での空。
診察室の中に院長・アレルギーの専門医・病院で働いてる獣医、
合計4人の人がいました。
病院の先生はすべてみてもらったことのある先生なので安心なんですが、
アレルギーの先生は初めてのご対面です。
しかし、最初になでられてご機嫌が良くなっちゃって、
最後まで院長と仲良く会話?してました。
背中に発疹があり、削りとられたけど怒りもせず一度も唸らない。
院長に「唸らない空君、ちょっとつまらないなぁ」って言われてました。
院長からおやつをもらい上機嫌でいてくれたので
専門の先生とも40分近くも真剣に話しが出来たので良かったです。
帰ってきたらすぐ寝てしまいました。
やっぱり動物病院というところは疲れるところなんでしょうね。