網戸をDIYでつくった話。
私が住む吉備高原は、朝晩の気温差が10度を超えるので夏でも夜が涼しく、クーラー無しの生活をしています。
築70年を超えるわが家。
購入したときは網戸が無かったため、窓を開けているといろんな生きものがやってきます。
既製品の網戸は1枚が1万円以上するし、家の雰囲気にも合わないしな~。
しかも、昔の家だから窓の枠なんかもまっすぐじゃないため、既製品はサイズが合わない。
じゃあ、作るか!ということで、ホームセンターに材料の買出し。
・1×2材 2本(約1,000円)
・1×3材 2本(約1,200円)
・網(約700円)
・網戸用ゴム(約200円)
ということで、3,000円ちょっとで済みました。
家の前で日曜大工。
今回はトリマーというアイテムを新たに購入。約5,000円也。
溝を掘ったり、角を丸くしたりできます。
こんな感じで網をはめ込んでいく溝を掘っていきます。
今回は5㎜の溝を掘り、そこに5.5㎜のゴムを入れることにしました。
まず材を長さに合わせて切り、溝を掘っておきます。
次に枠の組み立て。補強用のプレートを使ってビスで留めていきます。
最後に網をゴムで固定し、余分な部分をカットしたら完成です。
外側につくものなので、木材保護塗料を塗ろうかと思ってましたが、
古びた家にピカピカの枠もまた良かろう、ということでそのままに。
本当は、単純にめんどくさくなっただけです。
そんなこんなで、表側2枚、裏側に1枚で計3枚作りました。
虫が入らず、涼しい夏の夜を楽しめます。
少しずつですが、買わない暮らしに近づいていきます。
いろんな工具、日曜大工が楽しめますね。
網戸で過ごせる夏が、まだ日本にあることを聞いて、何かホットしました。酷暑の日本列島の行く末を心配していたので。
私も網戸キットで、玄関ドアの網戸を作ったことがあります。一世一代の作品でした!
夏は西日が入って来ず、冬は夕方まで陽だまりができるように作られていて、日本家屋はよく考えられているなーと感心しています。