娘の通う小学校でアラビア音楽のコンサートが催されるとのことで娘がプリントを持ちかえった。
見ると スヘール カスパー 氏というレバノン生まれのアメリカのパーカッショニストで、
タブラという太鼓の演奏でグラミー賞にもノミネートされた事のあるミュージシャンだという。
・・・・・そんなヒトがどうしてこんなとこへ???ノミネートだけならかなりの人数されたりするのかしらん。
と、眉つばであったが、先日小学校の読み聞かせのクラブの方とお話していると、どうも校長先生のツテなのだという。
ますます怪しい。
などとうがった見方をしたが、そこへ校長先生が通りかかり、「今度の演奏会楽しみです~」
なんて声かけすると、なんでも校長先生のかつての教え子で同小学校の卒業生が、アメリカでこのカスパー氏に
アラビアンダンス、音楽を習っていたのだそうで今回来日して彼女のところに来るのでそれではせっかくだから・・・
とこの催しが開かれる事になったのだそう。
ほお~。意外な展開。
ま、そんなこんなで昨日。太鼓と音楽・ダンスをこよなく愛するたあちゃんを伴って、体育館へ。
どこから来たか、いつから太鼓をたたくようになったのか、アラビア音楽といっても国によってリズムが違う・・
など色々お話してくれ、太鼓でリズム遊びのゲーム、そして本格的な演奏。
なかなかに素晴らしかった。
質問タイムでは、六年生が「手は痛くないですか?」と言い、プロになにを・・・とプッと笑ってしまったが、
「ちゃんと学校で習った方法で叩かないとすぐに手が痛くなるんだよ」との答えで、なるほど子供の疑問と言うのは
馬鹿にしたものでもないのだ。
大概、高学年が質問に手をあげていたのが、一年生からも手があがり、指されると
「・・・・・日本語は話せますか?」だった。
最初のあいさつで頑張って、「オハヨゴザイマース」 「アリガトゴザイマース」と連発していたのに残念。
ともかくも、素敵なアラビアン・デイでありました。
子供達、いい経験できてよかったね。