実家で歩ける様になった甥っ子に一升餅を背負わせるという行事をするという。
それじゃ、うちのたあちゃんだって。
と、急遽ラットバスターのプッチを同伴し実家へ。
先頃書き方教室にて あに と書いたお習字にハナマルを頂いてきた娘。
母とスッゴく上手でね~と大げさにおだてると何やら書いてきた。
あにき…
アレンジしたわけか。
朝から飛ばしてもうこれでもかというほど食べまくっているので
なんとなく胃がパンパン。しかしもたれた感じは少ない。全体にお味がさっぱり
しているし、歩きまくっているせいもあるかも。
やたらと見た派手な鳥。おしどりじゃないかとじゅんちゃんは言っていた。
ともかくやっと4時過ぎて九份ツアー申し込み場所のホテルへ。
バスに揺られること約1時間。すっかり夕方の九份へ。Sisiyちゃんは九份へ行くなら
朝から!と言っていたが、夜の風景が見たかった。そんなわけで日本では
千と千尋の神隠しの最初のお父さん達が引き込まれて豚になっちゃう繁華街で
有名な九份。かなり切り立った山の上にぼうっと提灯や店の明かりが浮き上がる。
幻想的で異国情緒あふれる感じ。バスガイドさんの注意は、元々ゴールドラッシュで
湧いたこの街がゴーストタウンとなり、映画のロケ地となってまた人が集まり、さらに
宮崎監督がモデルにしたことでさらに有名になった。
土地代はぐんぐん上がって、お土産物屋さんは苦しいので材料代を安くしないといけない
と言うわけで中国のものを使っています。安いものと高いものがあったら、高い方を
選んでください。台湾製です。ときっぱり言った。
屋台などでも切ったフルーツは未だにサッカリンを使って甘くしているのだそうで
体に悪いから食べない方がよいのだとか。
彼らの中では同じ言葉を話してもきっぱりと大陸との線引きがなされているのだ。
細い階段道が続く。両際はぎっちりお土産屋か
食べ物やさん。道行く人はほぼ日本人。
私たちはここからぐっと離れててっぺん付近にある九份茶坊へ。
こちらはちょっとお高いので逆にお客が少なくてゆったり出来て正解。
熱々の鉄瓶から出る湯気と目下に広がる夜景。
お茶葉を買って残りは包んで持ち帰り。二人で東方美人茶をチョイス。
烏龍茶と蜜で煮た梅と共に。
少しづつ蒸らして注がれるお茶はなんとも優雅。
が、しかし七煎目まで飲めると言われたがお腹はがぽがぽに・・・
台湾の人は遠方から来た友(久しぶりに会う友人)とは茶坊へ行き、そこでゆったりと
した時間を過ごすのだそう。贅沢だね・・・
素敵店内。
ちなみに東方美人茶はうんかという虫に茶葉を噛ませその唾液ではちみつのような
芳香をつける(たしかそんな感じ)なのだそう。不思議~
その話を裏のフランス人にすると「気持ちわるいですネ~」と言う。
カビ食ってるくせによく言うよ。
ともかく素敵な時間であった。(ほぼガイドさんとのぞろぞろ歩きだけど)
またなんとかバスに揺られ、じゅんちゃんの膀胱がやばいことになりながら
台北へ。
さあ、いよいよ屋台デビュー。夜市へGO!!
やっと私のお目当て包子(パオズ)とじゅんちゃんの
お目当て臭豆腐をゲット。臭豆腐屋の裏のテーブル席へ。ビールはコンビニで。
持ち込みしても嫌な顔はされないが、老いも若きも周りにビール飲んでいる人はいなかった。
美味し。包子の皮はふわふわ。
高菜みたいなものと肉のあん。そこにピーナツ粉と香草が。(二人共香草好きなのでいいが
嫌いな人はたまらんかな)臭豆腐は台湾の人も好き嫌いがわかれるそうなのだが、これは
揚げてあるせいかさほど匂いは気にならない。腐った豆腐のようかと言われると違う。
酸っぱくないし。カリッとしていてにんにくたっぷりの醤油っぽいソースが効いている。
サワーなキャベツの漬物が添えられていて合う。
このあと河岸を変えていよいよ水餃子など。
やっと乾麺(汁なし麺)とプリプリの水餃子。
ここは焼き餃子もあってお客さんは結構そちらを頼んでいた。春巻きみたいな長いものだった。
お気づきの通り食べ過ぎ。
ホテルに戻り、最後にまだ食い下がって豆花をテイクアウトしたが
もうじゅんちゃんは食べられず・・・でもあの人ぷしゅっと開けてた。
その夜は臭豆腐のにんにくが胃で噴火・・・・苦しい一夜であった。
寝たのはもう1時を回った頃。台湾の夜はながいのだ。
台湾は2日目。朝から普通に7時前に起きてしまい、朝日が当たったら気持ちが
よかろうとカーテンを開けると、チェックイン時に「アップグレードしておきました。」と
囁いてくれたが、お部屋が広くなっていただけでなく、なんと素敵なテラスが現れた。
ここでこの日から太極拳をしたり、(毎朝しているわけでもないのに)帰ってきてビールを
飲んだり。そんなわけでじゅんちゃんを起こしてしまい、せっかくだから朝から市場へ
行ってごはんやらおやつやらを食べようと9時前にいそいそと出かける。
この日の予定は由化街(由に本当はシンニョウがつく)という漢方などの問屋街へ
漢方茶や、籠やらを見に行き、その後頂好という地元スーパーや、誠品書店(本屋だけど
そのほかにセレクトショップやCDショップ、レストランまである大手商業グループ)
へ行きたいね。と話していた。そしてこれは予約で押さえておいた九份への
バスツアーは4時半集合。
それまでさあ、どこまでできるか、何が食べられるか。
そんなわけで由化街(ティーホァジェ)へ。
普通はこんな町並み。
少し歩くとレトロな漢方薬問屋街へ。
まだお店が空いているところも少ないが、出す用意をしているところはすかさず
「ドライマンゴー・カラスミ ヤスイヨ」
と声をかけてくる。私のお目当てはそれではないのだ。
老爺の素食・・・・やだね。と話していたのだが
じゅんちゃんがちゃんと調べていた。素食はベジタリアン料理なのだそう。
そう言われてみると真ん中に卍が・・・・失礼しました。
我々のあさごはん。朝一でも結構ヒトが入ってるお店。
雨のそぼ降る中、オープンテラスの円卓(外のプラ椅子の机)でおかゆとトッピングは
指差しで小皿へ盛ってもらいお盆に入れていく。料金は後払い。
おかゆに入れる魯肉(真ん中の豚の八角煮みたいな感じ)・カリフラワーの炒め物
ほうれん草の煮浸し(味はちょい塩味くらい)・ゴーヤの味噌煮みたいなもの
ゴーヤは白ゴーヤだったので最初は麸かなと思ったが、食べて理解。
とてもいい感じの朝食。途中そのへんのおじさんが
「おかゆ おいしいですか?ははっは~」とにこやかに話しかけてくれたりした。
中国語はわからないが、日本人観光客もおおいし、漢字の看板なんかを指差してコレ!
とやるとわかってくれる。全く異国の緊張感なし。
でも一応男の人には「先生(しェンしェ~)」、女の人には「小姐(シャオジェー)」と
呼びかけるとぱっと動いてくれる。
それでもって、10時を過ぎてお店が開き出すとやっと活動開始。
かわい~と手に取ると日本製だったりして。
籠を買ったりいろいろしつつときはまた過ぎて昼時。
またもや別の屋台風店舗で、京都五条坂で知り合った台湾人のSisiyちゃんおすすめの
小吃 猪血糕という豚の血を固めたケーキ・・・という説明のあった小吃がたべてみたい!
というわけで探し出し、購入すると写真で見たものとは違う随分ダイナミックな
牛の舌?と思うようなでらんとしたものが串に刺されてにょろっと出てきて、甘辛のタレ
を付け、ピーナッツの粉を付けられ、香草を振られて紙に包まれてどうぞと渡された。
どんなもんかとドキドキしたがこれがうまい。
左の串にささっているのがそれ。
中央は排骨飯。日本で食べるのとはだいぶ違う。
野菜の炒め物もりもりの上に胡椒がよく効いた豚の唐揚げ。カリッとしててうまい。
てんこ盛りのご飯は多分自分でジャーからよそっていかなくてはいけなかったかも。
おじさんがいそいそと持ってきてくれた。
その後、蚤餅やら、芝麻球や、揚どーなつ・・・そんなものと一緒に一旦ホテルへ戻る。
そして休憩後また歩く歩く・・・・
地元スーパーが見つからずこ寒かったというのに息が上がり、やっと冷たいものでも・・・
という気になり、また食べる。
豆花(まさに豆乳の濃い豆腐)に仙草(薬草のゼリーかな。苦味もなくチュルンとした口当たり)
花生(ピーナツを甘く煮てある)、赤豆(あずきだった)を私はトッピングにチョイス。
これに黒蜜がかかってる。結構量が多いのにしつこくなく美味しい。
こちらの人はハトムギなどの雑穀やマメ類をよく食べるんだな~と関心。
そしてこんなに書いてもまだ4時集合の九份観光はまだまだこれからなのである。
仕事せなあかんので明日に続く。
行ってきました。台湾。台北のみですが。まずはゆったりとセントレアから
ビールをぐいっ。忙しかった日々よさようなら・・・
羽伸ばしちゃうよ。
だだっ広い桃園空港をぐいぐい進み、ホテルとの送迎付きフリープランを選んだので
まずは”エバーリッチ”というまったく縁のない感じの免税店へ立ち寄る。
じゅんちゃんと、ここは・・・・とばかり路上へ出てすぐにあるファミリーマートへ逃げ出すと
あるわあるわ地元色あふれるグッズの数々。
ちょい小腹が減ってナッツとともに。
ベンチでぐいっと頂くと、なんつーかどろんとした片栗粉の溶けそこないみたいな
いや風邪を引いたときに飲むあのどろんとしたやつ(名前ど忘れ)ともかく甘いどろん。
さすがに二本目は開けられず。
40分も時間をつぶして行きも帰りも行く必要あるわけ?と文句を言いつつ
まあ・・・しょうがないね。とまたバスに乗り込む。
本日の当初の予定は西門近くのクラフトマーケットへ行き、華山1914文化創意産業園
という酒造製造所をイベント会場として活用されている今注目のおしゃれスポットで
台湾料理のビュッフェへ。
そんな予定であったが、免税店をクリアし、それぞれのホテルへ到着すると
もう6時・・・7時に予約しておいたのでもう時間がない。
仕方なくタクシーで現地へ。着くともう真っ暗であるがおしゃれなセレクトショップや
きゃあきゃあ言いつつお目当ての青葉新楽園へ。
きれいな大きい建物の中でかなり台湾人のファミリーでにぎわっていた。
ヘチマの炒め物、ムール貝・カキ、煮豚、シジミの炒め物(ニンニクがっつり)
などなど。どうせ食べ歩きではすべて食べられないからこのビュッフェで見極めよう
という二人の意見の一致でここへやってきただけのことはあり、がっつり。
左は肉圓【米粉の皮でつつんだ肉まんという感じ回りがとろとろ)
右は水餃子みたいなもの。ソースはちょっと甘め
(漢字忘れたけどぶっ飛びスープ)
一番おいしかった。
ほねつき豚肉・いろいろ穀類(キビとかヨクイニンみたいなもの)をシイタケのスープでじっくり
煮込んだスープがしみじみとおいしかった。薬膳料理なんでしょうね。
行く前に本で読んだ通り、味はかなり薄め。ここがお上品なのかと思いきやその後食べる
すべてがそんな感じ。日本のラーメン屋などが街中にはかなりあったが、台湾の人には
相当しょっぱくないだろうか・・・と心配になる。
腹ごなしに界隈をみていると
そこでさすがに物知りじゅんちゃん。
「みずき なな じゃない?」という。が、のれんに腕押し「誰?」と私。
すると、出待ちの彼らがくるっとふりむき、流暢な日本語で
「みずき なな です。」とにこっとしてくれる。
後ろの割とイケメンな長髪の男の子も、
「そうです!みずき ななちゃんのライブで今年は彼女の15周年なんです!」
と熱く語ってくれた。が!!その直後前の子のスマートフォンに二つに髪を縛った
女の子がこちらに向けて両手を振る姿が映し出されると、それまでおとなしかった
彼らが「う~お~っ!!な~なちゃ~ん!!」と叫び、きゃーっと黄色い声。
私たちもとっさに「みずき なな~ がんばれ~!!」と叫んでしまった。
こんなところで台湾のユースたちと一つになれた。(勝手に)
要は彼女はアニメ声優で自身もライブなんかをやっちゃうアニヲタのアイドルなのだそうだ。
う~ん。なんだかうれしいね。日本がんばれ。
その後ちょいとオサレカフェでコーヒーをのんで、タクシーで15分かけてきた道を
地図を片手に歩く歩く。
飛行機でパンパンになった足を台湾マッサージでほぐしたい。
じゅんちゃんにわがままを言い、ホテル近くのマッサージ屋へ飛び込むと
10時過ぎながら店は日本人でいっぱいだった。
クリームをドロドロにつけられておっさんが足をぐいぐいとモミ始めると
「タコね。」「はい。タコあります。」
「角質いっぱいね。」「・・・・・」
「痛っ!!」「寝不足」
「うえっ!」「食べ過ぎね」
そんなやり取りで足湯から始まって足裏マッサージを終えて40分。
しかし角質取りをすると足がつるつるになって新陳代謝がよくなる。と言われ、
確かに夫君にもかかとを見られ、
「これは おばあさん!!」と言われ続けていたし、じゅんちゃんもやるというので
覚悟を決める。
かくして刀削麺かと思うほど白い私の角質が削られ、シンデレラの姉さんだったら
靴がはけちまわあね。と思うほど小さく、すべすべに。
が、結果じゅんちゃんには【私だってもっと削ってほしかった」とうらやましがられたが
かなり痛く感じたのであのおやじはやりすぎだったと個人的に思う。
まあ、つるつるで柔らかくなったのでなんとか長くキープできるといいな・・・
さらにビールをプシュッとホテルの部屋で二人であおって台湾の一日目は
ディープに終わった。ちょい風邪気味で帰宅一日目は頭がまったく働かず。
一時間しか時差ないのに時差ボケか。飛行機のダメージは意外にも大きい。
やっと一日分かけた。ぱっとすべて書いていたじゅんちゃん・・・尊敬。
アメリカに仕事で行った姉夫婦に
お土産とてこんなマフィンの本を頂いてルンルン。
本日はメープル&ピーナッツマフィン。ちょい牛乳が足りず若干ビスケット風。
そうこうしているうちに明日は日曜日。
そして日曜日は・・・・(ドラムロール)
台湾へ!!じゅんちゃんと!!
勉強という名目で女子旅。
いろいろ吸い込んでこよう。PM2.5とか吸い込んじゃいそうだが。
そんなわけでちょいブログはおやすみとなりそうです。水曜には
喜びのお便りがかけるはず。
なんだかずっとなるべく考えないようにしていた。ウキウキしすぎて
子供が風邪とかひいちゃったり、なんだかんだと行けなくなったら
どうしよう・・とか。
が、なんだか察しているのか、たあちゃんはここ数日夜中に何度か
起きた。寝不足に引きずり込まれたが負けるもんか。
なんだか少々お腹を壊した。・・定期的にあるクリーニングタイムだ
負けるもんか。
というわけでなんとか明日はいけそう。とにかく暴飲暴食をしたいが
ためにここ数日は早寝早起き。頑張ったのだ。
というわけで暴飲暴食・・・・楽しみ~。