夏休みってやつは全く親にとっては手かせ足かせ。
あれやっとけこれやっとけと指示をし、仕事場に向かうも結局うっかり読書感想文の書きかけを見てしまい、
ほれやり直せだのそんな言い方しませんだのと手を出してしまい、結局昼になってしまって矢の如く時間が過ぎている。
という蟻地獄…
ほっとけばいいとは思うがこの人ほっといたらもう手がつけられない後の祭り的な事になってしまう気がしてできない。
自業自得なんだよねが、しかーし。
今日からやっと二泊3日でガールスカウトキャンプへと旅立ってくれる。
ああよかった。
とはいえ土日になってしまいたあちゃんが居るのでずっとやりたかったたあちゃん主体のプールパーティーをしようと計画。
正直たあちゃんと二人だけ…何をしていいやらわからんのだ。
もう上が小さい頃の事なんて忘れてる。
そういえば上が小さい時から保育園のお友達を呼んではバーベキューやらプールパーティーやらよくやった。
小さい頃は一緒にいる時間が長いから仲良しという感じで、仲良しにさせたくってよく遊ばせた。
が。上の娘ときたら自分の家だと言うのに結局待って~!と置いていかれてみたり、泣いたりと
集まれば集まるだけこの人保育園で大丈夫なんかしらと思う事 ばかり。
それでもママ友達とはいい関係ができてよかったわけだが。
最近になって小学校で同じ組になった女の子ととても仲良くなり、彼女がうちに来ると全くといっていいほど
揉め事もなければ手作りの物も喜んで食べるよい子。
その上 保育園から一緒だったらよかったのになあ なんて言ってホロッとこの母を涙ぐませてくれる子なのである。
二人共になんかほわっとしたとこが似ていて、雨の日に二人でくるくる回りながら外で傘さして歌ってるみたいな
不思議ちゃん達。とってもうまが合うらしい。
それもうちの子の独りよがりでなく彼女も思ってくれているという事が何より嬉しい。
年齢が上がり、結局相性が八割位になってるのかなあ。
こういっては何だが、保育園時代から遊んでいた子達はきつく・・いやさ。しっかりしてたり、
すばしこい子が多くて結局のところなんとなく仲間に入れていなくって、延長保育をやめたり
すると、途端に仲間に入れてあげない。なんて言われたりして親としては必死にお家であそばせたり
していてもこのざまとは、うちの娘って性格わるいんじゃないんかしらなどとハラハラ。
今この仲良しのRちゃんはパパが帰化したブラジリアン。
「内緒だけど、私半分ブラジル人なんだ。」
と以前唐突に知らない子に言われたことを思い出したがそれは今思えばRちゃんのお姉ちゃんであった。
なぜ内緒なのか?と心に残っていたのだけれど、日系なので全く日本人顔であるし、言わなくても
実際日本人なのだが、彼女たちの中では私だってハーフなのだ。という気概があることに少しおどろいた。
Rちゃんと娘は"ハーフ同盟"を組んでいるのだそうである。
とても性格がよくてお友達も多いRちゃんが、うちの娘と一緒に親近感を感じいいように作用してくれて
いることがありがたい。結局のところもう友達関係に親の出番はない。ということだろうか。
少しほっとした。
どうしたって浮いてしまう我が娘。なんとかなにかに属させたくてガールスカウトに入れたりと
試行錯誤。でも、こうして早い段階でお互いに仲良しだと言える子がいるなんて素晴らしい。
私は・・・・・おらんかったな。
それこそ浮いていた。本ばかり読んで(しかも魔女の本が大好き)いじめられもした。
ああ。そうか。じぶんがそうだったから、なんとかしたいと私はがんばってきたのかなあ。
先日も、クラトコピクニックで会ったばかりの南部さんの三年生のお嬢さんに、たまたまRちゃんと
娘を連れてきていたのであるが、二人が一緒に遊ぼうと声をかけ、遊び始めた。
ほんわかした奴らに、本の好きな賢そうなお嬢さんが大丈夫かしらと思っていたが、
なにやらいい化学反応が起こったらしく、彼女は「面白い」と言ってくれて
その後Rちゃんも「またこの三人であそべたらいいよねえ。」なんて言っていたのである。
本当にRちゃん・・ありがとう!!