先週はバレエのくるみ割り人形なんて観に行って、
近所のバレエスクールのおさらい会とはいえ、
私ごときが観に行ったりするのだから
日本のバレエ界も層が厚くなったと言うべきか。
うちの娘たちからはほど遠い細~い子達が爪先立ちで踊る姿は正に異次元。
でも知り合いがいっぱい出ていてなかなか楽しめました。
スコーンが朝ごはん。
朝日が素なにやらいい感じに入って、なんだか素敵に見える。
さて、只今からは12月にある静岡市のFossetさんでのグループ展に向けて
せっせこせっせこがんばっております。
最近。なんか我ながらおばはんになったとはいえ、さすがに年季の入ったおばはんは
違うぜ。と思う母。なんつーかネーミングが古いっつ~か、適当。
ある日、姉から、「ねえ、お母さんに教えたサワー漬けのレシピ教えて」と電話が入った。
サワー漬け????
そんなもんは教えていない。私が教えたのは
"ピクルス"
であって、断じてサワー漬けなんていう中途半端なネーミングのものではないのだ。
しかし、サワー(酸っぱい)なんていう横文字がでているのに、何故その後"漬け"が
やってくるのか。
それならば"サワーベジタブル"と言ってくれたらまだ理解ができるのに。
ともかくピクルスであって、サワー漬けではないのだ。
が、この狭量もおばはんになった証やもしれぬ。
ついこの前も、TVのコマーシャルで海辺でパパが子供を連れて夜通し友人と遊ぶ。
小さいながらも男の仲間入り・・的なコマーシャルであるが、
(イケメン俳優扮する)パパの友人が海辺に集合。イエ~集まったな!とばかり
挨拶を交わすのであるが、ブラックのブラザー達がやる手を組んでその後
肩と肩を合わせるあの挨拶をしているではないか。
な~んか違和感。今時の若者は、ふつうにああいう挨拶するのか??
かっこいいと思ってさっと取り入れちゃうわけ?
マジで????
日本人なら、おう!と手を挙げる。こんなもんでないの?私・・おばはんすぎ?
いつのまに日本男児はそんなにスキンシップが上手になったのであろうか。
同居の黒い人はもちろん友人と会えば似たようなコトやってますがね。
んでもってフランスの文化もはいってるから、フレンチブラックの人たちとは
ビズもするわけで。が・・・慣れん。日本人としてはもう染み込んだもんがあって
愛想笑いして握手が精いっぱいだ。
どうなの?ほんとにやってるんか?
ま・・・おばはんにはわからんわ。
母には敵わんけどね…
今年も子供の発表会シーズン到来。二年生となったわが娘はどんな成長をみせて
くれるのだろうかと期待しつつ、たあちゃんを伴って学校へ。
今年の演目は"トマトの気持ち"。
夏休みまでトマトの栽培をした二年生。
トマトが緑から赤くなる。夏には水を与えすぎないでかつ枯れないように与える。
こんな内容をを劇にして、みんなで演技。
トマト達。トマトを育てる小学生達。トマトが嫌いな子をなくしたいトマトレンジャー達。
ナレーター。そんなところが主な役どころで、わが娘は小学生その一。
今一つさえない役どころであるが、じゃんけんで決まっているので仕方がない。
観ていると、大きなお口を開けてさすが声のでかさは親譲り!!と褒めちぎった昨年に比べ、
なんだかもじもじ。ちっ!!恥ずかしがりやがって・・・とちょいイラつくヤな親。
劇は昨年も素晴らしかったが、今年も先生達のご苦労がよくわかるできる出来であった。
トマトレンジャーは特に大活躍。シャキーン!!と決めポーズあり、吉本を思わせる
ずっこけあり、EXILEを彷彿とさせるムーブあり。
そして今年はどうやらほぼ全学年で「だめよ~ダメダメ。」が使われたらしい。
時代の波ってやつか。
なんだか、ムスメはぱっとしなかったが、一緒に成長しているお友達がほほえましく、
楽しい劇だった。
そして、最後の一つだし、とその後六年生の出し物も観ていくことに。
たあちゃんが観ると言ってくれたので、その辛抱に期待。
演目は"おばすて山"。
言わずと知れた昔話であるが、なかなかに上手で、六年生も年末ともなると
すっかりオタマジャクシからカエルになっていて、声変わりをしている子もあり、
大きくて立派。
恥ずかしがることもなく、堂々と演技をし、中でも殿様役の男の子には度肝を抜かれた。
髪はアシンメトリーにふわっとセットされており、色の白い顔のちっさいきれいな子。
女の子???と最初は思ったが、男の子。帰宅してムスメにあの子はいつもああいう
髪型なのか?と聞くと「そうだよ」と言う。
・・・・・・親が美容師か、はたまた自分でセットしたりするのか・・・
末恐ろしい逸材がこんな港町に潜んでいた。
それはともかく、子供たちがしっかりと演じ、最後にざっときっちり整列をして、
「今回演じることにより、誰一人なくていい命などないのだ。と気づかされました。」
と六年生が大きな声で発表する姿にグッときた。
なんていう歌かわからないが、「あなたに~ありがとう~」などとまさに
親に感謝してます的な歌をコーラスで歌われ、おばちゃん陥落寸前。
六年生の親でもないのに勝手に号泣している姿は恥ずかしい。
いたずらしているたあちゃんを見て必死にこらえる女41歳の秋。
このあいだトトロでひいひい泣いたからな・・・
どんだけ涙腺よわいんだ。
終わってたあちゃんが大きな声で「じょうずだったね~」と言って
みんなが笑ったのが、大きな救いであった。
ウチのムスメがああなる日は必ずくるわけで。このちびでもね。
その時まで号泣はとっておこう。確約できないけど。
おまけ
ジャー子に後光。
さて。クラトコ終了後ちょっと仕事に取り組む前に・・・ともそもそしていたら
毎年の事ながらやはり疲れか、たあちゃんが発熱。
忙しかったからね。まあたまには。と、病児保育に出さずに一緒にのんびりすることに。
そういえばこの子と一緒に映画なんて観たことなかったっけ。
上の子の時は、それで時間を稼ごうといういけない考えもあって、かなりいろんなビデオ
観せてたし、一緒にも観たよなあ。
ま、おかげで超インドア派な上のムスメに育ってしまったが。
ともかく一緒にトトロを観ることに。
姉のところの甥っ子が気に入ってるっていってたっけ。と、トトロをセレクト。
もう何度も観たはずなのに、泣けて仕方がない。
そう泣けるものでもないのだが。
以前観た頃は、上の子の気丈で利発なところや、我慢して家族を支えていこうという姿に
打たれた。メイちゃんは末っ子のわがままムスメぶりくらいしか記憶になかったのであるが、
自分が同じように年の離れた姉・妹という子供を持った身になってみると、
とにかくメイちゃんに気持ちがいくのだ。
そして、こんなムスメ達をそばにおけず"病気と闘わねばならない母"の
切なさが涙腺をフルオープンにさせた。
ここなくとこじゃありませんよ。のところででるわでるわ。
困ったもんだ。
心理学的に言うと
下の子に"傾斜"しているのだという。どうしても小さくて、守らねばという気が働くので
上の子にきつくあたってしまうのも、一緒にいればこそ。
本人はたまったもんじゃないだろうが。この日常も大事にしなきゃね。
ともかく、たあちゃんにとっては、はじめてのトトロ。
風邪の功名ってやつだ。