あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

自分を労わっている私がいました。あーぁ!

2017-08-20 21:36:43 | 日記
快晴と言ってもいい一日でした。

午前中は友人2人に長電話をして、あっという間にお昼前になっていました。

たまには、こういう無駄とも思えるゆったりした時間もいいものです。


座りっ放しはよくないというので、午後から庭の雑草園の草取りを始めてみたものの、暑くて日射病にでもなったら、周りに迷惑をかけることになるからと思い、途中で止めて水まきだけにしました。

止めたことによって欲求不満になったので、夕食後に30分公園を歩いて解消しましたよ。

つい何年か前までは、自分に対してのこいう気配りは皆無だったのに、改めて84歳を認識している自分を、可愛くもあり、情けなくもありでした。

終戦の日は12歳の夏でした

2017-08-16 07:15:51 | 日記
昨日は終戦記念日でした。

久しぶりにあの日を思い出しました。

玉音(天皇陛下のお言葉)放送があるのでラジオを聞くように!との連絡が回ってきて、家族全員ラジオの前に正座をして待ちました。

放送は始まりましたが、ラジオはジージー、ザーザーと雑音が入って、姿勢を正し緊張して聞いていたにも関わらず、内容は正確には分かりませんでした。

よからぬ雰囲気だけは伝わっていたように記憶しています。

日本が、負けるはずのない戦争に負けたのだという内容であったことを知り、全員ただただ茫然とするばかりでした。

全身の脱力感を思い出します。


あくる日の夕方、父が凛々しい軍服姿で馬に乗って写っていたアルバムを持ち出して、五右衛門風呂を沸かすための燃料に加えて、燃やしたことも忘れません。

止めどもなく流れ落ちる涙も。

すべてが新しい体験で、発想の転換が必要です。

2017-08-15 06:31:42 | 日記
昨日息子が立ち寄ってくれました。

私が思っている以上に、夫の喜びは大変なものです。

「有難う!」
「来てくれると嬉しいよ。時々顔を出してくれよな。」
「家族は元気にしてるか?」
「上の子は幾つだ。」下の子は幾つだ。」一人しかいないのに・・・。

矢継ぎ早の言葉を、何度もくり返します。

それに対して、我が息子は丁寧に同じ返事を返します。

ちょいちょい寄ってくれてるのだけれど、そのことも、一緒に話したことも瞬時に忘れるので、彼が我が家を出た途端に記憶としては残りません。 

認知症の症状は進むばかりです。

椎間板がすり減って、相当痛いはずなのに我慢しているようです。最近は50メートル以上は歩けない状態になりました。

車椅子を用意するかなぁ、とか、ベッドに寝てる方が楽かなぁ、などと推測するだけですが、状況は明らかに新展開を迎えているようです。夫はそれらを嫌がりますが。

私もいよいよ覚悟しなくっちゃ!

医療を必要とする高齢者を、少子化の中で生きる若者たちに負わせる矛盾を考える。

2017-08-14 14:57:35 | 日記
珍しく、私に似合わない愚痴をこぼしてしまいました。

84歳といえども、諸々まだ現役を自称して生きている自分を恥じています。

高齢者が増えて、しかも医療機関のお世話になって生きなければならない人々を、急に減らそうというのも難儀なことではありますが、これは体制も個人も早々に取り組まなければならない目の前の大命題です。

少子化のなかで、増え続ける高齢者の様々な負担を若い人たちが担うという矛盾は、何としてでも避けなければならないですね。


若い時のようにすぐ社会参加を良しとしていた私も、今となってはそうもいきません。

先ず自分の足元から、考えながら少しずつ実行することにしましょうか?




医療費負担が1割から3割になるというのは、3倍のお金を支払うということでした!

2017-08-14 14:15:11 | 日記
夫の定期検診日。

いつもの通り、血液検査、尿検査のあと、小一時間ほど待って診察が行われました。

この12年くらいの間に、5回の入退院を繰り返しましたが、いずれも肺炎でした。

しかし、80歳を過ぎてこの4年間の入院はありません。椎間板の損傷と肋骨の骨折で通院はしましたが...。

食の勉強をしながらの私の介護のなんと完璧なこと!


しかし、今日の診察を終え、薬局でお薬を受け取ってお金を払うとき、びっくりしてしまいました。

いつもは4,000円代だった支払いが、15,000円から少しお釣りがくるほどの金額です。

1割負担が3割負担になったとのこと。

この期に及んで、初めてエェッ?と大きな声を出して驚きまくりました。


病院への支払い、デイケアでの施設への支払いなど、首をじわりじわりと絞められているこの感じ。

年金は減るし、そこから引かれる金額も増えている現実に震えています。