橋本クリニックの院長のブログ ブログ時々更新中!!

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湯たんぽでの低温やけどにご注意ください

2010年01月09日 17時02分09秒 | 疾患について

日曜日も診療しています皮膚科、橋本クリニック院長の橋本です。

本年もよろしくお願いいたします
少しは皮膚科らしいところを・・・。

意外に多い患者さんが、湯たんぽでの低温やけどです。
気が付いたら水疱(水ぶくれ)になったとのことで来院されます。
その方々に多いのが直接湯たんぽが肌に触れていたことです。

低温やけどは重症になりやすいので注意が必要です。
なぜ低温なのに重症になるのでしょうか?
それはやけどには温度だけでなく曝された時間も影響があるからなんです。
皮膚は60℃程度でも十分ダメージを受ける(たんぱく質ですから卵のように固まってしまうんです)ため、ゆっくりじっくりだと深くダメージを受けてしまうからです。
それに対して通常の熱いものであれば反射的に手をひっこめたりするため、曝される時間が短いため軽症で済むことが多いです。(当然温度が高ければそれなりにダメージをうけますが、低温やけどと比較してです)

湯たんぽを使用される際には、タオルだとずれる可能性があるため、ケースに入れて使用されることをお勧めします。

湯たんぽを使っていて水疱形成があった場合は、低温やけどの可能性が高いため早めに皮膚科を受診するようにしてください

これからもよろしくお願いいたします。
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