橋本クリニックの院長のブログ ブログ時々更新中!!

橋本クリニックの院長のブログです。少し考え事をしていたので娘達に任せていましたが、心を入れ替え院長時々復帰します。

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ジェネリック(後発医薬品)だと約5分の1 !?? ~アレジオン~

2012年03月01日 18時00分00秒 | 医療のちょっとした話

広島県呉市の皮膚科(皮ふ科)橋本クリニック橋本です。
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今全国的にも話題になっている呉市。
何で話題かといいますと、今話題のジェネリック医薬品に切り替えることができる患者さんの中で、国民保険加入者に対して呉市がジェネリック医薬品使用促進通知サービスなるものを行い、1億円あまりの削減効果を上げたということで、全国の市町村から視察に訪れているようです。

では広まりつつあるジェネリック(後発医薬品)とは何でしょう?
それは新たに開発した薬(先発医薬品)に対してあることばで、特許の切れた薬を他のメーカーが作ったもののことです。
開発費がかからないので大幅に安く提供することができます。
欧米ではジェネリック医薬品が出る(つまり特許が切れる)と、ほぼすべてジェネリックになってしまうそうです。
なぜなら保険がかなり厳しく審査する(保険の種類によって使える薬が決まっている)ので、先発医薬品でないとダメな理由を明確にしない限り使わせてもらえないようです。
日本では今のところ医師の裁量に任されているので、ジェネリックが出ても極端に減ることは少ないようです。

どれくらい安くなると、半分程度のことも多く、もともと高い薬であれば2・3割安い程度という薬もあります。
そんな中、市販薬として発売されたアレジオン。
先発品は1錠162.9円(H24年4月に改定されます)
後発品はファイザー製薬のもので、1錠驚きの33.3円
さすがにここまで値段の開きのあるもは珍しいですね。
びっくりです。
容量も違うものの、市販薬として発売されていることと何らかの影響があるんでしょうか?

当院では基本的に先発医薬品で処方しておりますが、ジェネリック医薬品が発売されている場合、患者さんが希望されれば薬局でジェネリックに変更可能となっております。
お気軽にご相談ください。

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単純疱疹(ヘルペス) herpes simplex

2012年03月01日 10時00分00秒 | 疾患について

zzz

単純疱疹(ヘルペス)herpes simplex

単純疱疹とは、単純ヘルペスウイルス(herpes simplex virs:HSV)の感染により引き起こされる感染症で、口周囲に発症する口唇ヘルペスと陰部を中心に発症する性器ヘルペスに大別されます。

この単純疱疹のウイルスの特徴は、一a度感染すると神経節に潜伏し、免疫力が低下した際に発症します。
そのため、一度発症すると時間をおいて何度も発症することになります。

原因はウイルス感染ですが、発症には免疫が関与するため、発熱・日光への暴露・ストレスなどが誘因となることがあります。これらの誘因を避けて、規則正しい生活することが大切です。

明らかな皮膚病変がみられる1~2日前に局所の違和感や熱感、掻痒感などの前兆を認めます。その後水疱を生じます。


ヤフーで『単純疱疹』で画像検索した写真はこちら
写真入りのウィキペディアはこちらです。
アトピー性皮膚炎など基礎疾患がある方に単純疱疹ウイルスが感染すると、カポジ水痘様発疹症になることがあります。写真はこちら

治療は抗ウイルス剤の内服・外用で行います。
前兆の間に内服が開始できれば、かなり早期に治癒できる可能性が高いです。
できるだけ早く皮膚科を受診するようにしてみてください。

帯状疱疹や水痘(水ぼうそう)を引き起こすウイルスも同じヘルペス属ですが、別のウイルスです。


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