モスクワからウラジオストクまでを9297㎞。
この世界最長の長さを走るのがシベリア鉄道である。
全駅を制覇するには、7日かかる。
今回はイルクーツクからウラン・ウデまで約8時間半の試乗をする。
豪華なものではない。庶民の足を体験するのである。
イルクーツク駅
係員のお姉さん。
顔は綺麗だが無愛想である。
二等車に乗る。4名のコンパ―メント。
二段ベッドになっており、4名は横になることもできる。
先ほどのお姉さんが押しつけるように
ビニール袋(中にシーツ、枕カバー、タオルが入っている)4つを渡したので、
「ニエト スパシーバ」(No thank youの意味)と断ろうと試みたが
「ニルズィヤー(だめ!)」と受け取ってもらえなかった。
…個別サービスを求めてはいけないらしい。
嵩張って邪魔なので、上段に積むことにした。
車窓からの風景。窓が汚れているので、綺麗な写真を撮影するのはむずかしい。
ロシアの乗り物は、おおむね埃をかぶっている。
この日の昼食(旅行会社が準備したもの)。
かなり激マズ美味とはいいがたく、林檎を食べたのみ。
バイカル湖をのぞむ。
コンパ―メントの皆さんと、世間話などをして過ごしたのち、私も上段のベッドでひと眠り。
ツアーのお仲間は眠っていたり、酒盛りしたりと修学旅行状態。
「線路を人が歩いている」「鳥がいる」「牛だよ」などの声がうっすらと耳に届く。
だんだん乗車に飽きて、動くものを目で追っているのだなと面白く聴いていた。
ベッドの上から撮影。結構高い(推定床上150~160㎝)。
隣で寝ていた方は、落ちないように洗濯紐でセーフティーネットを作っていたが、私は狭いところで寝るのが得意なので、そのまま寝ていた。
降りる前に、係員のお姉さんが、シーツの回収にやってきた。
シーツは2名分しか使わなかったので、4つ配ることはなかったのになあと思いつつ、渡された分すべてを返す。
4つ渡し、4つ回収する、という決まりになっているのだろう。
ウラン・ウデに到着。
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この世界最長の長さを走るのがシベリア鉄道である。
全駅を制覇するには、7日かかる。
今回はイルクーツクからウラン・ウデまで約8時間半の試乗をする。
豪華なものではない。庶民の足を体験するのである。
イルクーツク駅
係員のお姉さん。
顔は綺麗だが無愛想である。
二等車に乗る。4名のコンパ―メント。
二段ベッドになっており、4名は横になることもできる。
先ほどのお姉さんが押しつけるように
ビニール袋(中にシーツ、枕カバー、タオルが入っている)4つを渡したので、
「ニエト スパシーバ」(No thank youの意味)と断ろうと試みたが
「ニルズィヤー(だめ!)」と受け取ってもらえなかった。
…個別サービスを求めてはいけないらしい。
嵩張って邪魔なので、上段に積むことにした。
車窓からの風景。窓が汚れているので、綺麗な写真を撮影するのはむずかしい。
ロシアの乗り物は、おおむね埃をかぶっている。
この日の昼食(旅行会社が準備したもの)。
バイカル湖をのぞむ。
コンパ―メントの皆さんと、世間話などをして過ごしたのち、私も上段のベッドでひと眠り。
ツアーのお仲間は眠っていたり、酒盛りしたりと修学旅行状態。
「線路を人が歩いている」「鳥がいる」「牛だよ」などの声がうっすらと耳に届く。
だんだん乗車に飽きて、動くものを目で追っているのだなと面白く聴いていた。
ベッドの上から撮影。結構高い(推定床上150~160㎝)。
隣で寝ていた方は、落ちないように洗濯紐でセーフティーネットを作っていたが、私は狭いところで寝るのが得意なので、そのまま寝ていた。
降りる前に、係員のお姉さんが、シーツの回収にやってきた。
シーツは2名分しか使わなかったので、4つ配ることはなかったのになあと思いつつ、渡された分すべてを返す。
4つ渡し、4つ回収する、という決まりになっているのだろう。
ウラン・ウデに到着。
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