テムズ川の畔で 学生の漕ぐボートを眺めていた
イーディス・ホールデンは 栗の花芽に気づき
よく見ようとして 足を滑らせた とされる
黄泉の どこまでもつづく黄昏に
高い門が開いていたので 自転車を立てかけ
彼女は入っていった
かすかに黄ばんだ光の中
邊り一面 彼女が描いた花が生い茂る
きれぎれの水面が ひんやりと間を漂う
波紋のように淡く交わる 草花の虹の向こう
色のついた指を背に組み歩む 丈高き彼の後ろ姿
草の間に半ば翳り 半ば透け
虹色に滲む 木洩れ日に濡れそぼったまま
水底にゆらめく木蔭から振り向く とじた目の
周りは青く透け 消えゆく渦がたゆたう
眸がひらかれると 水面が二つ
朧な景色が くっきりと逆さに沈む
そこに彼女は居らず 花もない
寒々と枝伏し 差し交わす湖面は
ふいに もう二つに割れ 一対は そのまま
一対は低く やや近くに降りてくる
家族で暮らす家から 不意に連れて行かれた寄宿学校を抜け出し
チェイニー・ウェンジャックは 七百キロ余りを歩いて
家に帰ろうとしたが 道半ばで斃れた
ポケットの中 ガラスの小壜の底に マッチが幾つか
凭れ掛かり合い かさかさと囁く 幼き勇者の冷え切った骨のどこか
頽れては また立ち上がる 内なるティーピーと空飛ぶカヌー
故郷の広大な自然公園内の湖へ いつものように
釣りに出かけた トム・トムソンの カヌーだけが 翌日
遺体は 八日後 湖面を漂っているのが 見つかった
森から湖へ滑空する翼に映る 山鳩色のカヌーと別れ
湖に浮かぶ足首に 見慣れぬ釣り糸が丹念に捲かれていた という
トーテム ポールのように透け重なり 風にひび割れて揺れる少年と青年
間の高さで 向き合う彼女のまわりを きれぎれに廻る
水面に揺れる 実る花芽が綻びた その先に芽吹いた花は
半音ずつ下がった蕊を 不揃いに靡かせ
三対の眸に沈んで浮かぶ
異なる景色を 遙かな梢から
同じ かすかな聲で唱う風が そよぎ抜け
細き木間より 棚引く翳を伝い ひそやかに
耳の奥で渦巻き 朧に耀う
木霊かすか 素足の裏へ ゆらめき消え残る
遠く風のような聲が 耳と耳の間で響み
淡い日差しのように 目の後ろに留まると
透け重なった二人の聲が 彼女に聴こえてくる
「君が居るのは わかるけど 見えない
誰か木の上で唱ってる人も 見えない
どこか ふれてごらんよ
色が移って 見えるようになるから
もとの色のところは なくならないから 大丈夫だよ
トム だ トム・トムソン 絵描き」 チェイニー 家に帰るんだ」
重なっていた かすかな聲が 二つに別れ
差し伸ばされた 大きな手と小さな手の間に
彼女の手が ちょうど滑り込む
そっと ひらめかせると
掌と甲にふれる
花びらのように 薄く柔らかい
「イーディス 私も絵描き 家に帰るところ
枝の花芽を見ていたの 後で描こうと想って」
瞼の奥で 水溜りがゆらめき
空を漂う聲が ふいに広がり 故郷をわたる風のように響む
それは 故郷を運んでくる 目と耳からの途が 息の途へ結ばれる
切り立った峯のようでもあり 深い谿のようでもある 記憶の源の泉から
「いつか見てみたいな 君の花 「母さんも 気づくといつも 花の中に居た って
僕には自分が描いた景色しか 僕のまわりには枯れた林しかない
見えないけど」 とても寒いんだ」
前を往き 導くのでなく 後ろに退き 付き従うのでなく ともに歩む 気づくと
花の中 雲が浮かび 鳥が舞い 水が流れ 草木がそよぐ ひと連なりの永くうねる
輪の裡に 響き伝わる太古からの息吹 遙かな高みから 地の涯 海の彼方を越え
水底へ 重なりつづく数多の翳は 光の間を吹き廻り 言の葉を熾す風を紡ぐ
故國の聲と呼ばれた ハムレット・ゴナシュヴィリは
庭で林檎の木から墜ち 亡くなった
大地にふれる前に 幾重にも巻き集っていた風に 高空へと抱き上げられ
彼は聲だけになって 空を廻っている と チェイニーは言う
数多の祖先の歌い手 いっぱい居るけど見えない 鳥と虫とともに 星のように
ずっと聲を聴きながら 故郷へ帰れなかった子らの傍らを歩み
送り届けているのね 励まし 一緒に迷い 育ちながら
もう あなたも帰っていいのよ
あなたがずっと歩いてきた 時の流れの堤で
身を屈め 映じた 生命の
枝には芽が ふくらんでいる ずっと先まで
すべての季節の草と花で 彼女の腕が 生きている緑の橋を掛けると
その周りに 少年の映った時が 光に煌き躍る水面を 風の聲が吹寄せ 連ね
その先で彼のカヌーが 低い雲の切れ端のように 月の光を湛え 待っている
彼女の腕が 少年を包むように伸びてゆき
風と淡い明るさの中を 押し出されるように少年は進む
振り返ろうとするが 彼女はすべてほどけて
押し寄せる花と葉になり
もう見えない 明るく翳る光と反映の間
かすかな雨のように聲がする
目を戻すと 間近な水面に重なりゆく
斃れてから 生まれるまでの 光景の切れ端が
螺旋にうねる 緑の橋の下へ滴り 渦巻き 連なり流れ
橋の終りに 淡く翳った羽のような空色のカヌーが揺れていて
いつからか ずっと一緒に居た若者が
夢のように姿を変える 不思議な櫂を携え待っている
波間に滴が煌き落ち
風の聲に耳を澄ませながら
櫂が水をきり 途をひらく
波間の光が眩しく眠くなって ふと目が覚めると
温かな濱に居て 目の前に 明るく翳った
空と水面を映す 鈍色の羽の色をしたカヌーと 虹色の櫂が波に揺れ
男の人の眸と女の人の瞳が
舳先に透け 風の中の聲に
笑っているように消え
永い夢を見て すっかり忘れてしまった
ように 頭がすっきりし
森の奥で 妹たちが父と母と笑うのが聴こえ
ご飯の いい匂いが漂い
釣竿と見慣れぬ釣り糸に 花のように香る
虹色の魚を入れた籠を持って 立ち上がる
ふと 甘く爽やかな香りを たどってゆくと
幣のような 見たこともない
白い花が咲いていた
邊りには 小さな薄紫の明りを灯した花が
伸び上がり かすかな風の 聲明 にそよぎ
いくつも舞っていた
森の奥へと連なる道に
宵闇の奥から届く 遠い昔 遙か彼方の
星々の薄明りを 映すように
踵を返し 歩み出す
カヌーが いつまでも揺れ
花の香りが 風に棚引き
聲が遠く かすかに響いていて 細い月が
明星を二つ連れ 明るさの仄かに残る 空に
穏やかに 白く耀う
しだいに低くなる 音色
亡くなった 生まれて來なかった これから生まれる
生まれても 身体の奥に 鎖されたまま の
数多の聲が 苦しみを癒やし
未來へ渡る風に変える 音階をくりかえし
あなたの裡に降り來る
邊りに満ちる生命を想い
温かな涙と微笑みに耳を澄まし
あなたは手を差し延べ 黙し 唱い 和す
―― - ― - ――――― - - ― ――――― - ― - ―――――― ― - - ―――――― - ― - ――
オディロン・ルドン Odilon Redon(1840 - 1916) オフィーリア Ophelia c.1903
1903年頃 パステル・紙 pastel on paper 19.5×26.2cm 個人蔵 Private Collection
ティム・ロウリー Tim Lowly 大地の上のテンマ Temma on Earth 244 × 366 cm
岩彩・板にアクリルジェッソ Acrylic Gesso with Pigment on Panel フライ美術館
(シアトル)蔵 Collection of the Frye Art Museum, Seattle Tim Lowly © 1999 年
トム・トムソン Tom Thomson ジャイアンツ・トゥーム島 Giant's Tomb
ジョージア湾 Georgian Bay Spring or summer 1914 年 春か夏
油彩・ボード Oil on cardboard 21.6 × 26.7 cm
トム・トムソン Tom Thomson 「西風」のためのスケッチ Sketch for "The West Wind" Spring 1916 年 春 油彩・ボード Oil on composite wood-pulp board 21.4 × 26.8 cm
アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ Art Gallery of Ontario, Toronto
イーディス・ホールデンは 栗の花芽に気づき
よく見ようとして 足を滑らせた とされる
黄泉の どこまでもつづく黄昏に
高い門が開いていたので 自転車を立てかけ
彼女は入っていった
かすかに黄ばんだ光の中
邊り一面 彼女が描いた花が生い茂る
きれぎれの水面が ひんやりと間を漂う
波紋のように淡く交わる 草花の虹の向こう
色のついた指を背に組み歩む 丈高き彼の後ろ姿
草の間に半ば翳り 半ば透け
虹色に滲む 木洩れ日に濡れそぼったまま
水底にゆらめく木蔭から振り向く とじた目の
周りは青く透け 消えゆく渦がたゆたう
眸がひらかれると 水面が二つ
朧な景色が くっきりと逆さに沈む
そこに彼女は居らず 花もない
寒々と枝伏し 差し交わす湖面は
ふいに もう二つに割れ 一対は そのまま
一対は低く やや近くに降りてくる
家族で暮らす家から 不意に連れて行かれた寄宿学校を抜け出し
チェイニー・ウェンジャックは 七百キロ余りを歩いて
家に帰ろうとしたが 道半ばで斃れた
ポケットの中 ガラスの小壜の底に マッチが幾つか
凭れ掛かり合い かさかさと囁く 幼き勇者の冷え切った骨のどこか
頽れては また立ち上がる 内なるティーピーと空飛ぶカヌー
故郷の広大な自然公園内の湖へ いつものように
釣りに出かけた トム・トムソンの カヌーだけが 翌日
遺体は 八日後 湖面を漂っているのが 見つかった
森から湖へ滑空する翼に映る 山鳩色のカヌーと別れ
湖に浮かぶ足首に 見慣れぬ釣り糸が丹念に捲かれていた という
トーテム ポールのように透け重なり 風にひび割れて揺れる少年と青年
間の高さで 向き合う彼女のまわりを きれぎれに廻る
水面に揺れる 実る花芽が綻びた その先に芽吹いた花は
半音ずつ下がった蕊を 不揃いに靡かせ
三対の眸に沈んで浮かぶ
異なる景色を 遙かな梢から
同じ かすかな聲で唱う風が そよぎ抜け
細き木間より 棚引く翳を伝い ひそやかに
耳の奥で渦巻き 朧に耀う
木霊かすか 素足の裏へ ゆらめき消え残る
遠く風のような聲が 耳と耳の間で響み
淡い日差しのように 目の後ろに留まると
透け重なった二人の聲が 彼女に聴こえてくる
「君が居るのは わかるけど 見えない
誰か木の上で唱ってる人も 見えない
どこか ふれてごらんよ
色が移って 見えるようになるから
もとの色のところは なくならないから 大丈夫だよ
トム だ トム・トムソン 絵描き」 チェイニー 家に帰るんだ」
重なっていた かすかな聲が 二つに別れ
差し伸ばされた 大きな手と小さな手の間に
彼女の手が ちょうど滑り込む
そっと ひらめかせると
掌と甲にふれる
花びらのように 薄く柔らかい
「イーディス 私も絵描き 家に帰るところ
枝の花芽を見ていたの 後で描こうと想って」
瞼の奥で 水溜りがゆらめき
空を漂う聲が ふいに広がり 故郷をわたる風のように響む
それは 故郷を運んでくる 目と耳からの途が 息の途へ結ばれる
切り立った峯のようでもあり 深い谿のようでもある 記憶の源の泉から
「いつか見てみたいな 君の花 「母さんも 気づくといつも 花の中に居た って
僕には自分が描いた景色しか 僕のまわりには枯れた林しかない
見えないけど」 とても寒いんだ」
前を往き 導くのでなく 後ろに退き 付き従うのでなく ともに歩む 気づくと
花の中 雲が浮かび 鳥が舞い 水が流れ 草木がそよぐ ひと連なりの永くうねる
輪の裡に 響き伝わる太古からの息吹 遙かな高みから 地の涯 海の彼方を越え
水底へ 重なりつづく数多の翳は 光の間を吹き廻り 言の葉を熾す風を紡ぐ
故國の聲と呼ばれた ハムレット・ゴナシュヴィリは
庭で林檎の木から墜ち 亡くなった
大地にふれる前に 幾重にも巻き集っていた風に 高空へと抱き上げられ
彼は聲だけになって 空を廻っている と チェイニーは言う
数多の祖先の歌い手 いっぱい居るけど見えない 鳥と虫とともに 星のように
ずっと聲を聴きながら 故郷へ帰れなかった子らの傍らを歩み
送り届けているのね 励まし 一緒に迷い 育ちながら
もう あなたも帰っていいのよ
あなたがずっと歩いてきた 時の流れの堤で
身を屈め 映じた 生命の
枝には芽が ふくらんでいる ずっと先まで
すべての季節の草と花で 彼女の腕が 生きている緑の橋を掛けると
その周りに 少年の映った時が 光に煌き躍る水面を 風の聲が吹寄せ 連ね
その先で彼のカヌーが 低い雲の切れ端のように 月の光を湛え 待っている
彼女の腕が 少年を包むように伸びてゆき
風と淡い明るさの中を 押し出されるように少年は進む
振り返ろうとするが 彼女はすべてほどけて
押し寄せる花と葉になり
もう見えない 明るく翳る光と反映の間
かすかな雨のように聲がする
目を戻すと 間近な水面に重なりゆく
斃れてから 生まれるまでの 光景の切れ端が
螺旋にうねる 緑の橋の下へ滴り 渦巻き 連なり流れ
橋の終りに 淡く翳った羽のような空色のカヌーが揺れていて
いつからか ずっと一緒に居た若者が
夢のように姿を変える 不思議な櫂を携え待っている
波間に滴が煌き落ち
風の聲に耳を澄ませながら
櫂が水をきり 途をひらく
波間の光が眩しく眠くなって ふと目が覚めると
温かな濱に居て 目の前に 明るく翳った
空と水面を映す 鈍色の羽の色をしたカヌーと 虹色の櫂が波に揺れ
男の人の眸と女の人の瞳が
舳先に透け 風の中の聲に
笑っているように消え
永い夢を見て すっかり忘れてしまった
ように 頭がすっきりし
森の奥で 妹たちが父と母と笑うのが聴こえ
ご飯の いい匂いが漂い
釣竿と見慣れぬ釣り糸に 花のように香る
虹色の魚を入れた籠を持って 立ち上がる
ふと 甘く爽やかな香りを たどってゆくと
幣のような 見たこともない
白い花が咲いていた
邊りには 小さな薄紫の明りを灯した花が
伸び上がり かすかな風の 聲明 にそよぎ
いくつも舞っていた
森の奥へと連なる道に
宵闇の奥から届く 遠い昔 遙か彼方の
星々の薄明りを 映すように
踵を返し 歩み出す
カヌーが いつまでも揺れ
花の香りが 風に棚引き
聲が遠く かすかに響いていて 細い月が
明星を二つ連れ 明るさの仄かに残る 空に
穏やかに 白く耀う
しだいに低くなる 音色
亡くなった 生まれて來なかった これから生まれる
生まれても 身体の奥に 鎖されたまま の
数多の聲が 苦しみを癒やし
未來へ渡る風に変える 音階をくりかえし
あなたの裡に降り來る
邊りに満ちる生命を想い
温かな涙と微笑みに耳を澄まし
あなたは手を差し延べ 黙し 唱い 和す
―― - ― - ――――― - - ― ――――― - ― - ―――――― ― - - ―――――― - ― - ――
オディロン・ルドン Odilon Redon(1840 - 1916) オフィーリア Ophelia c.1903
1903年頃 パステル・紙 pastel on paper 19.5×26.2cm 個人蔵 Private Collection
William Butler Yeats - Down by the Sally Gardens(by Alfred Deller)
イーディス・ホールデン Edith Holden 八月 August(スコットランド の
アカライチョウ)(Red Grouse in Scotland) カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
イーディス・ホールデン Edith Holden 八月 August(スコットランド の
アカライチョウ)(Red Grouse in Scotland) カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
Fryderyk Chopin - Mazurka Op.17 No.4 in A Minor(by Vladimir Horowitz)
イーディス・ホールデン Edith Holden ギョリュウモドキ / 十字葉のエリカ / 針葉のエリカ
(ベル・ヘザー) Heather or Ling(Calluna vulgaris) / Cross-leaved Heath
(Erica tetralix) / Fine-leaved Heath(Erica cinerea) カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
イーディス・ホールデン Edith Holden ギョリュウモドキ / 十字葉のエリカ / 針葉のエリカ
(ベル・ヘザー) Heather or Ling(Calluna vulgaris) / Cross-leaved Heath
(Erica tetralix) / Fine-leaved Heath(Erica cinerea) カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
Fryderyk Chopin - Etude Op.25 No.5(by Vladimir Horowitz)
イーディス・ホールデン Edith Holden 冬の木の実 / イボタノキ 、ローズ・ヒップ と
サンザシ Winter berries / Privet , Hips and Haws カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
イーディス・ホールデン Edith Holden 冬の木の実 / イボタノキ 、ローズ・ヒップ と
サンザシ Winter berries / Privet , Hips and Haws カントリー・ダイアリー
The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
Komitas - Six Dances for piano(by Hayk Melikyan)
イーディス・ホールデン Edith Holden 「葉を落した茨の中に / 陽気なミソサザイ /
岩から / 下がる氷柱が雫を滴らせ / 彼女の永の棲み処に注ぎ込んで / 欠片が彼女の風切羽に遍く
降り注いでも / ミソサザイは軽やかに飛び / そこら中に雨と跳ね散らかして / 翼の上で歌う」/
ジェイムズ・グレアム "Amid the leafless thorn / the merry Wren,/ When icicles
hang dripping / from the rock,/ Pipes her perennial lay; / Even when the flakes /
Broad on her pinions fall,/ She lightly flies,/ Athwart the shower / and sings
upon the wing" / James Graham. ミソサザイ と ヨーロッパ カヤクグリ Wren
(Sylvia troglodytes) and Hedge Sparrow(accentor modulares) カントリー
・ダイアリー The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
イーディス・ホールデン Edith Holden 「葉を落した茨の中に / 陽気なミソサザイ /
岩から / 下がる氷柱が雫を滴らせ / 彼女の永の棲み処に注ぎ込んで / 欠片が彼女の風切羽に遍く
降り注いでも / ミソサザイは軽やかに飛び / そこら中に雨と跳ね散らかして / 翼の上で歌う」/
ジェイムズ・グレアム "Amid the leafless thorn / the merry Wren,/ When icicles
hang dripping / from the rock,/ Pipes her perennial lay; / Even when the flakes /
Broad on her pinions fall,/ She lightly flies,/ Athwart the shower / and sings
upon the wing" / James Graham. ミソサザイ と ヨーロッパ カヤクグリ Wren
(Sylvia troglodytes) and Hedge Sparrow(accentor modulares) カントリー
・ダイアリー The Country Diary of an Edwardian Lady (Nature Notes for 1906 年)
Navajo Healing Song(by the Navajo & the Sioux)
Alan Vernon The Bottom Figure on the Pole-of-the-Wolf Totem in Gitwangak, BC.
The earliest known photo of this pole was taken by J. O. Dwyer in 1899
- over 110 years ago. This figure shows the Bear-Mother, Xpisunt,
the mythic ancestress who is holding a bear cub in her arms.
Alan Vernon The Bottom Figure on the Pole-of-the-Wolf Totem in Gitwangak, BC.
The earliest known photo of this pole was taken by J. O. Dwyer in 1899
- over 110 years ago. This figure shows the Bear-Mother, Xpisunt,
the mythic ancestress who is holding a bear cub in her arms.
ティム・ロウリー Tim Lowly 大地の上のテンマ Temma on Earth 244 × 366 cm
岩彩・板にアクリルジェッソ Acrylic Gesso with Pigment on Panel フライ美術館
(シアトル)蔵 Collection of the Frye Art Museum, Seattle Tim Lowly © 1999 年
トム・トムソン Tom Thomson ジャイアンツ・トゥーム島 Giant's Tomb
ジョージア湾 Georgian Bay Spring or summer 1914 年 春か夏
油彩・ボード Oil on cardboard 21.6 × 26.7 cm
トム・トムソン Tom Thomson 「西風」のためのスケッチ Sketch for "The West Wind" Spring 1916 年 春 油彩・ボード Oil on composite wood-pulp board 21.4 × 26.8 cm
アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ Art Gallery of Ontario, Toronto