hazar  言の葉の林を抜けて、有明の道  風の音

細々と書きためたまま放置していた散文を、少しずつ書き上げ、楽しみにしてくれていた母に届けたい

木斛(もっこく)の雨

2018年09月03日 | 散文詩
頭に かすかに当たり 跳ね轉(ころ)がる
小さな 眠る赤子が 指を丸めた
白い拳(こぶし)のような 莟(つぼみ)

縺(もつ)れる髪を 梳(す)いてくれた
透き通る 母の指のように
軽く

木斛(もっこく)の莟 降る中 いつか
もう目覚めぬ 眠りに就きたい

つぎつぎ 飛び降り
跳ね轉がり 笑みつ 眠りつ

淺く薄く 流れる夢の中で その拳が 披(ひら)き
小さな 透き通った 指が 顕(あらわれ)る

霧雨の中 いつまでも
舞い疲れぬ 巫女(みこ)のように

入れ替わり 立ち代わり
ぽつ ぽつ と落ち
轉がりゆく かすかな音

 モッコクの花と莟(つぼみ) (アルママの気まぐれ日記)    

    モッコク

   成長すると 樹高は 約6m、時に 15m、直径 80cmに達する
   直立し、上で 放射状に広がる形に なり易い
   幹の樹皮は 灰淡褐色、皮目が多い

   葉は 互生ながら、枝先に集まる
   長さ 4-7cm、倒卵状 長楕円形、円頭で くさび脚、全体は しゃもじ状
   厚く光沢があり、日光が十分当たる環境では 葉柄が赤みを帯びる

   7月頃に、直径 2cm程の 黄白色の花をつけ、芳香を放つ
   花は 葉腋に単生、1-2cmの柄があり、曲がって 花は下を向く
   株により 両性花 または 雄花をつけ、雄花の雌しべは 退化している
Wikipedia モッコク)   

   玄関前に 植わっていて 三階より高く 繁茂する辺りで
   光ネットのケーブルを 包み込み
   もろともに 剪定(せんてい)されてしまったこともある

   玄関脇の道に 花や葉を落し
   木全体が唸(うな)る程 蝱(あぶ)蜂を集めるが
   果実は 見たことがない

   艶(つや)やかな朱赤に 色づいた葉が 時折 舞い降り
   季節と共に 去りゆく風が 遺(のこ)した
   微笑(ほほゑ)みに なる


髪の奥
彼方(かなた)から
母の指が 甦(よみがえ)る

明るい雨のように
朧(おぼろ)に 耀(かがよ)う
昏(くら)い空を 羽搏(はばた)く音

人けない階段
木斛の実の たわわに色づく
下を潜(くぐ)り 青葉 滲(にじ)む
宵(よい)の光が 斜めに差し込む

どこか遠い 夜更(よふ)け
遙(はる)かな 時を
滑るように歩く
青暗く光る 豹(ひょう)を連れた
娘の残像が ガラスの奥に 消えゆく

探している
その肌に 置かれた
透き通る 小さな指を包み
こぼれた莟を

透き通る 小さな指が
風を つかみ 奏でる

漆黒(しっこく)の髪が
澹(たん)として 星を覆(おお)い
闇(やみ)が
仄光る眸(ひとみ)に
翳(かげ)差す

落ちた葉が 暗然と
頰笑(ほほゑ)む
薄い風が 口の端を
かすかに 撫ぜゆく
Edmar Castaneda: NPR Music Tiny Desk Concert

メラブ・アブラミシュヴィリ 踊り子 テンペラ・合板 2006年
Merab Abramishvili Dancer Tempera on Plywood 76×52cm


二人の母親が わが子と言い張る
幼子(をさなご)の手を
左右より 引っ張り合せ

痛がる子が 泣き叫ぶのに
想わず 手を放した ほうを
母親と認めた 大岡 政談

ソロモン王の 叡智の裁定
旧約聖書 列王紀(上)
第三章 16~28 に
由來する という

もとは 生れたばかりの
赤子を めぐる話で
同所で 数日の裡(うち)に生れ
死んだ 赤子と すり替えられた
との訴えに 端を発す

子を失くし うろたえながらも
策略をめぐらし 素知らぬ顔にて
自らをも 欺(あざむ)かん
とする者と

子を失くしたかと うろたえ
ながらも わが子を よく見ていた
者の 爭(あらそ)いは

水掛け論と なりかねぬ ところ
忽(たちま)ち 一刀両断

「刀を これへ」

「赤子を 二つに分け
 半分を あちらへ
 半分を こちらに」

想いもよらぬ裁定に
一瞬で 本性が浮び上がる

驚き 言葉を失う裡にも
運ばれ來たる 刀は
手から 手へ

わが子の命を
守らんがため
息を 振り絞(しぼ)り

「お待ちください
 赤子は あの女のものです

 どうか 赤子を
 御生かしくださいますよう」
と 額(ぬか)づく母親と

自らが 原因の一端を担い
子どもが 命を落とす
暗い記憶を 甦らせつつ

赤子は 結局どちらも
自分の手には 入らぬのか
と 想い知ったのも束の間

「訴えを 取下げる」
との 悲鳴に
われに返った もうひとりの女は

遅れをとったことに 内心
舌打ちしながらも
慎重に 賢しげに言う

「あなた のものとも
 わらは のものとも せず
 赤子を 御分けくださいますよう」

まこと舌を巻く この言葉には

「自分のものに ならぬなら
 他人のものには ならせるものか
 死ぬがよい」

との 恐ろしい願いが
秘められておらぬだろうか

召使の就寝後 幼き亡骸(なきがら)を胸に
隣室へ 忍び込み 赤子を すり替えた
女の わが子の死は 添い寝の際
下敷きにして仕舞う という
痛ましい事故に よるものだったが

災害とも 運命とも つかぬ
出來事を 受け入れられず
出來事のほうを 変えようとする

自らが失った 幸薄きものを
他者のもとに無事ある 幸多きものと
同等と見なし 自らが持つべきものとして
奪い取ってよし と するなら

未(いま)だ 持たざるものであろうと
決して 持ち得ぬものであろうと
他者が持つものは すべて 自らが
自らだけが 持つべきである 他者ではなくして

とするに 毛一すじ程の差もなく
踏み越ゆる 一歩も俟(ま)たぬ


王は 「刀を これへ持て」
と 言われ つぎに
「生きている赤子を 二つに分けよ」
と 言われた

王は 「刀で 赤子を 切り分けよ」
と 言われたか?
言われておらぬ

それは その二つを 結びつけた者が
心中に 聴いただけである
だが 結びつけぬ者が あろうか

互いに 子を わがもの と主張するばかりで
母であれば 子のため なにを 望むか が
一向に 明らかに ならぬ ので
王は 論点を正されたのである

子の母が なによりも 望むこと

それは 子が 独りの人として生き
命を全(まっと)うする ことか

それとも 自らが 子を
わがものとする ことなのか

この問を つねに正しく 心の内に聴き
あらゆる瞬間に 正しく答うる者は
幸いなるかな

その子は 独りの人として
限りなく 慈しみ育てられ 育つからである

たれをも なにをも わがものとせず
愛することが でき
求むことなく 惜しみなく 与え

悲しみと絶望からさえも
喜びと希望を
引き出すことが できる
人となる からである




列王紀(上)第三章
3 ソロモンは 主を愛し、父ダビデの定めに歩んだが、
ただ 彼は高き所で 犠牲をささげ、香をたいた

4 ある日、王はギベオンへ行って、そこで犠牲を ささげようとした
それが 主要な 高き所であったからである
ソロモンは 一千の燔祭を その祭壇に ささげた

5 ギベオンで 主は 夜の夢に ソロモンに現れて 言われた、
「あなたに何を与えようか、求めなさい」

6 ソロモンは言った、「あなたの しもべである わたしの父 ダビデが
あなたに対して 誠實と公義と眞心とをもって、あなたの前に歩んだので、
あなたは 大いなる いつくしみを彼に示されました
また あなたは 彼のために、 この 大いなる いつくしみを たくわえて、
今日、彼の位に座する子を授けられました

7 わが神、主よ、あなたは このしもべを、
わたしの父ダビデに代って 王とならせられました
しかし、わたしは小さい子供であって、出入りすることを知りません

8 かつ、しもべは あなたが選ばれた、あなたの民、すなわちその数が多くて、
数えることも、調べることも できないほどの おびただしい民の中に おります

9 それゆえ、聞きわける心を しもべに与えて、あなたの民を さばかせ、
わたしに 善悪を わきまえることを 得させてください
だれが、あなたの この大いなる民を さばくことができましょう」

10 ソロモンは この事を求めたので、そのことが 主の みこころに かなった

11 そこで神は 彼に言われた、「あなたは この事を求めて、
自分のために 長命を求めず、また 自分のために 富を求めず、
また 自分の敵の 命をも求めず、ただ 訴えを ききわける知恵を 求めたゆえに、

12 見よ、わたしは あなたの言葉に したがって、賢い、英明な心を与える
あなたの先には あなたに並ぶ者が なく、
あなたの後にも あなたに並ぶ者は 起らないであろう

13 わたしは また あなたの求めない もの、すなわち 富と誉をも あなたに与える
あなたの生きているかぎり、王たちのうちに あなたに並ぶ者は ないであろう

14 もし あなたが、あなたの父ダビデの歩んだように、わたしの道に歩んで、
わたしの定めと命令とを 守るならば、わたしは あなたの日を 長くするであろう」

15 ソロモンが 目を さましてみると、それは 夢であった
そこで 彼はエルサレムへ行き、主の 契約の箱の前に立って
燔祭と酬恩祭を ささげ、すべての家來のために 祝宴を設けた



16 さて、ふたりの遊女が 王のところにきて、王の前に立った

17 ひとりの女は言った、「ああ、わが主よ、この女と わたしとは ひとつの家に
住んでいますが、わたしは この女と一緒に 家に いる時、子を産みました

18 ところが わたしの産んだ後、三日目に この女も また 子を産みました
そして わたしたちは 一緒に いましたが、家には ほかに だれも
わたしたちと 共に いた者は なく、ただ わたしたち ふたり だけでした

19 ところが この女は 自分の子の上に 伏したので、
夜のうちに その子は 死にました

20 彼女は 夜中に起きて、はしための 眠っている間に、
わたしの子を わたしの かたわらから取って、自分の ふところに寝かせ、
自分の死んだ子を わたしの ふところに寝かせました

21 わたしは 朝、子に 乳を飲ませようとして 起きて 見ると 死んでいました
しかし 朝になって よく見ると、それは わたしが産んだ子では ありませんでした」

22 ほかの女は 言った、
「いいえ、生きているのが わたしの子です。 死んだのは あなたの子です」
初めの女は 言った、
「いいえ、死んだのが あなたの子です。 生きているのは わたしの子です」
彼らは このように 王の前に 言い合った

23 この時、王は 言った、「ひとりは『この 生きているのが わたしの子で、
死んだのが あなたの子だ』と言い、また ひとりは『いいえ、
死んだのが あなたの子で、生きているのは わたしの子だ』と言う」

24 そこで 王は「刀を 持ってきなさい」と言ったので、刀を 王の前に持ってきた

25 王は 言った、「生きている子を 二つに分けて、
半分を こちらに、半分を あちらに 与えよ」

26 すると 生きている子の 母である女は、
その子のために 心が やけるようになって、王に 言った、「ああ、わが主よ、
生きている子を 彼女に 与えてください  決して それを 殺さないでください」
しかし ほかの ひとりは 言った、
「それを わたしの ものにも、あなたの ものにも しないで、分けてください」

27 すると 王は 答えて言った、「生きている子を 初めの女に 与えよ
決して 殺しては ならない  彼女は その母なのだ」

28 イスラエルは皆 王が与えた 判決を聞いて 王を畏れた
神の知恵が 彼のうちに あって、さばきを するのを 見たからである(列王紀 上〔口語訳〕

Ares Tavolazzi - Ofelia's Song

メラブ・アブラミシュヴィリ 花 テンペラ・合板 2006年 54×75cm
Merab Abramishvili Flowers Tempera on Wood


もうひとりの女の その後について
言及されておらぬ のに
気づかれただろう

彼女は 罰されたか?
否(いな)

彼女は 哀れまれた かもしれぬ
蔑(さげす)まれもした かもしれぬ

だが 亡き子の母だった
それが 彼女を変えたかもしれぬ


女は 一度 子を奪われたので 奪い返した
すると 奪い返した子は また奪われた

二度 子を奪われた 女の心は
石となり 落ちて 二つに割れた

心の抜け落ちたる 身体は
衰へ死ぬる時まで 独り生きた

二つに砕けた 心の内
一つは 雨に打たれ 流れを下り
海の底へ轉り落ちて 冷えた

二度も 去られた
と 打ち捨てられた心は
冷え切りながら 恨んだ

すべての子が すべての母から
去り 引き裂かれ
たった独り 死ぬがよい

満月の明るい 深更(しんこう)
深みより浮び上がり

月の面輪(おもわ)の映る
漣(さざなみ)に
わが子の眠る 顔を見た

千千(ちぢ)に搖(ゆ)れ
満ち退く 汐(うしほ)の裡に
微笑(ほほゑ)みて

その中には 赤子だった
時分の 女自身の顔もあった

隣りの部屋の女の
生きている 子の顔も

見分けが つかぬ
誰の微笑みか

すべての赤子は眠る
自らの心の 途切れぬ水音の
子守唄を聴き 命の泉の水底(みなそこ)にて

大人になった者も
老いた者も 泉は涸(か)れる ことはない
すべて つながっているから
月の光の奥で 海は呟(つぶや)く

砕けた女の心は うっすらと笑った
つながって
去った と 想うたが
つながっていたか

砕けた女の 心の泉は凍りつき
さらに 冷えゆき
超流動で 渦巻き

少しづつ 時間と空間を 擂(す)り潰(つぶ)し
すべての泉を 凍らせん と
源へと 少しづつ にじり下りた


もう一つの心は どうなったか

陽に焼灼され 砂に埋(うづ)もれ
大地の縁を潜(くぐ)り 眩(まばゆ)く
燃え盛る 火の流れに熔(と)け

二度も 奪われた
と 割れた心は 灼熱に滾(たぎ)り
目も眩(くら)む程 憤(いきどお)った

なにものにも 代え難(がた)きものを
失った自(みづか)らも
失われた幼き生命(いのち)も
顧みず 嘆き 悲しむ ことなく

そうでは なかろう
と 地核で 火が ゆらめき上がった
二度 奪っただろう

己が眠りの 深き潭(ふち)に
身動きのとれぬ程 重き肉を
子の 上に覆い被せ その息を奪い
子を 身の内に 戻そう
とする かのように

砕けた女の心は 口の端を
かすかに歪めた そうかもしれぬ
なぜなら それは わらは の もので
わらは から 離るるべき では
なかった かもしれぬ

すべてを熔かし
身の裡に 燃やし尽くさん と
核融合と減衰を重ね 地核に迫った



ふたつの心が 出遭(であ)ったとき
正面から 背中合せとなるように
一つに ならず 互いを 通り抜け
消えた

なにか小さく 目に見えぬ
翳のようなものが
そこら中に 飛び散っていった
子守唄のようなものを
逆さから 詠唱し
吸い込んで 音もなく弾け
消ゆるように見えて 遠ざかる


彼女は 渦巻く眸(ひとみ)に 見つめられていたが
それは 大き過ぎて 異なる次元に居た

ソロモンは その聲(こゑ)を聴くことが でき
銀河の片隅で 今し方 併合をなし
すべてが重力波となって 全天へ散り
消えていったもの について
尋ねられた

「あれは 失くした子を 探しに行きました
 あれが奪って わが子とした子を 母親に返したので」
「頑固な」
「まことに」
「では 奪うのでなく 与うことを學(まな)び
 死の谿(たに)へ 轉(まろ)び落ちた
 すべての子を 救った暁に 返してやるがよい」
「不滅に なりましょう」
「もう なっておろう」


女は 深く 重い 眠りより
覚めようとしていた

すべては 手から
すり抜けよう としていた
もがこうとしても 聲を出そうとしても
身体は動かなかった

たれかを 呼び止めようとしていたのか
なにかを 否定しようとしていたのか
それが 起こるのを 知っていた

胸に食い込む 石のようなものに
懸命に 目を見開くと
月の光に 蒼白く
赤子が 息を引き取っていた

煮えくり返り 凍りつく嘔吐

痺(しび)れた みぞおちに
歪(ゆが)んだ 子の口元を 宛(あて)がい
女はそっと 渡り廊下に出た

なんの音も せぬ
風が 帳(とばり)を かすかに 動かす

あの部屋の女は
数日前に 赤子を生んだ

この子が泣くと その子も泣き
その子が泣けば この子も泣いた

わらは は どこへ行こうとしているのか

その帳の前で

隅で丸くなる 婢(はしため)の影と
奥の いま一つの帳の向うに

伸ばされ 丸まり 閃く指の影


女は 帳の前を通り過ぎ
素足のまま 月明りの中へ出(いで)
歩いていった
Robohands - Hermit(from album: Green)  
メラブ・アブラミシュヴィリ (P.10-11) テンペラ・合板 2006年 54×75cm   
Merab Abramishvili Leopard(P.10-11) Tempera on Plywood Baia Gallery  


どれほどの生命と 引換えに しようとも
山なす 熱き 怒りも憎しみも
海なす 深き 愛も悲しみも
死ぬる子を 生かすことは できぬ

子を抱(いだ)き 歩みゆく
子が死ぬる こと なき
時 ところまで

途上で 時折 出逢(であ)う
迷い子は
手を取り 息を吹き込んで
居るべき 時 ところへ 戻し

いつか 目覚める前に

子の上から 身を引き剥(は)がし
その口に 息を吹き込み

子が 泣くのを 聴く
生れた 時のように


青暗い豹のような翳と
若い女は どこへ 行ったか

かれらは たれだったのか
月も 海も 大地も
消ゆる火も 風も 嘿(もだ)すのみ

Immortal Onion - Ocelot of Salvation(救世のオセロット)   
(from the debut album: Ocelot of Salvation)   

アンリ・ルソー 蛇つかいの女 油彩・画布  169.0×189.0cm オルセー美術館
Henri Rousseau The Snake Charmer Musée d'Orsay Oil on Canvas 1907年






Immortal Onion - Gestation(1st tune of the debut album: Ocelot of Salvation)      
 
Difference between Gestation and Pregnancy
 懐胎 と 妊娠 の 違い


 1. What is gestation and pregnancy?
 一、 懐胎とは、そして 妊娠とは、何か?

In humans, the process of reproduction is sexual.
It involves the union of the sperm produced by the male and the ovum produced by the female.
This process is called fertilization.
It results in the formation of the zygote, which undergoes divisions to develop into the embryo.
The embryo then develops into the foetus.
The growth and development of the foetus takes place in the uterus.

人間において、生殖の過程は 性的なものである
男性より生み出される精子と 女性において生成される卵子との 結合を含んでいる
この過程は 受精と呼ばれる
接合体が形成され、それが分裂して胚になる
胚は その後、胎児に発達する
胎児の 成長と発達は 子宮内で起こる

Immortal Onion - First Steps(2nd tune of the debut album: Ocelot of Salvation)      
Gestation is the period of time between conception/fertilization and birth.
During this time, the baby grows and develops inside the mother's womb.
Gestation means carrying, to carry or to bear.
Gestation is the carrying of an embryo or foetus inside the female's womb in mammals and non-mammalian species.

Pregnancy, more accurately, is the process and series of changes that take place in a woman's body and tissues as a result of the developing foetus.
During a pregnancy, there can be one or more gestations occurring simultaneously; for example in case of twins.

懐胎は、受胎/受精から出産までの 期間である
この間、赤子は成長し、母親の子宮の中で 発達する
懐胎とは、担うこと、包含すること、持ち堪えること である
懐胎とは、哺乳類や それ以外の動植物種の 雌の胎内に 胚または胎児を担うこと である

妊娠は、より正確に、発達中の胎児によってもたらされる
妊婦の身体や組織に生ずる 過程や一連の変化である
妊娠中、同時に発生する 一つ以上の懐胎が起こり得る、例えば 双子の場合である

Robohands - Strange Times(9th tune of the album: Green) 

 4. Summary;    四、 まとめ
Gestation is the time period between conception and birth during which the embryo or foetus is developing inside the uterus.
Gestation means to carry.
Gestational age is calculated from the first day of the last menstrual cycle.
Gestational period in a human female normally is 266 days.

Pregnancy is the series of changes that take place in a woman's body tissues as a result of the developing foetus.
Pregnancy is divided into three trimesters each lasting for 3 months.

懐胎とは、胚または胎児が 子宮内で発生している 受胎から出生までの間の 期間である
懐胎は 胎を懐に担うこと である
懐胎の月齢は、直前の月経周期の初日から 数えられる
ヒトの女性における 懐胎の期間は 通常 266日である

妊娠は、発達中の胎児によって もたらされる、妊婦の体組織に生ずる 一連の変化である
妊娠は、それぞれ 三箇月間に亘る、初期・中期・後期 に分けられる

人間の脳の 左右の半球は
完全に分離されている という
違うことを考え
異なることに興味を持ち
別の人格を持っている のだ そうだ

右脳にとっては いま
ここ に 現在だけが ある
映像で考え
自分の身体の動きから 運動感覚で学ぶ
そこでは 自身が
自身を取り巻く 全てのエネルギーと
つながった存在として 感じられる

左脳にとっては 過去と未来だけがあり
すべてが「未だ」から「既に」へと
直線的 系統的に 刻刻と
なし崩しに 移り変わってゆく
左脳は 現実の瞬間を表す
巨大なコラージュから 詳細を拾い出し
その詳細の中から さらに
詳細についての詳細を 拾い出す
場の量子こそ 基本的な
物理的実在であり
空間中 どこにでも存在する
連続的 媒体 なのだ
(フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」)
場が 唯一の リアリティである(アインシュタイン)

粒子は 場が 局所的に凝縮したもの
(フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」)
だから 光は 粒子であり それは 波動なのだ
そこへと凝縮しつづけて いるから

エネルギーと 物質が 等価である
ことを示す E=MC²は
場と エネルギーも 等価である
ことを示しても いる

凝縮 凝集と 拡散 伸長
脈動し 律動する
時と間 粒子と波動
渦巻き上がり 解(ほど)け波打つalterd様のブログもし いま が ありつづけ
わたしが 広がりつづけ 拡散してゆくなら
わたしは 空間であり 場であり
そこに 生命を 包含している
わたしと 胎となるべき 可能性を
立ち止まれず 進みつづける

もし 過去と未来が わたしを境に
流れゆくなら わたしは
カルマン渦をつくる 杭かもしれぬ
わたしが 進んでいる のではなく
流れが わたしを貫き 置き去りにする
わたしに 生命が宿ったとき
それは 逆カルマン渦となり
わたしは 生命とともに 杭を離れ
流れの源へ 遡(さかのぼ)る

空間の密度が増す のは
そこから離れる ことだろうか
三次元のものから 離れると
二次元に なる
そして やがて一次元になり
時空の狭間に 消ゆる
ように 見える

だが もし
十分に広い 視野を持つなら
星々から離れると 銀河が顕れ
銀河から離れると 銀河団が顕れ
銀河団は 連なっている

あるところで 逆轉している
かもしれぬ
放れ 離れてゆくと
間近な 小さなところから
浮び上がり 帰っている
かもしれぬ

近づくと 空間が顕れる
十分に近く 離れた
広い視野を 保てれば
陽子に近づくと 空間が広がり
陽子のまわりに飛び交う
電子が 宇宙をなし
陽子の中にひしめく クォークとπ中間子
崩壊すると 光が顕れる 二つ

拡がり漂い 離れゆく力と
深く沈潜し 圧縮を解く力
流れる力と 留まる力

重力と 時間と 空間から 解き放たれ
あなたは 光の中に 居るのだろう
二つの 光の中に

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8 コメント

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相互浸透した関係性、あるいは、善と悪 (alterd)
2018-09-04 09:20:02
う~む。
木斛の莟が赤子に似ている連想からソロモンの叡智の裁定を経てクオークから銀河団へ拡がる超巨大な空間へ突入しましたか。

まず、自分のミスを揉み消し、人のせいにする悪辣なやつは仕事場でもよく居ます。
それを、所有欲よりも我が子の命を最優先した愛情で判断したソロモンは全く以って正しい。
しかし、現実にはそうはいかず、かつ、証拠もない。(もっとも、現在ならDNA鑑定もありますが
もとより、そんな話ではない)

ともあれ、自分さえ良ければという人間より、他者への気遣いを持った人間の方が上等だと思います。
ところがどっこい、自分の利益の為なら、他者がどうなろうが知ったことではないというサイコパスが栄えることが、まま、あるのも現実ではあります。
これはもう、どっちが正しいとか言い争っても詮無きことでしょう。
私は私の哲学的趣味に従って生きるのみです。

そういえば、途中で挿入されたアンリ・ルソーの
「カーニヴァルの夜」は誠に素晴らしいです。
「夢」ほどには洗練されてませんが、彼らしいプリミティヴで清浄な抒情性が迸ってます。
彼を称賛したピカソも好きですので、私の感性の中心が彼らと重なっていることを確信します。

後、粒子はエネルギー凝縮された点であり場こそ物理的実在ある。
そして、粒子は他の粒子と相互浸透した関係性の内にその価値を持つという考えは非常に腑に落ちるものでした。
これは、ソシュールの言語概念と似ています。

それはそうと、最近観た「コズミックフロントNEXT」で、ダークマターの正体はホーキング放射で消えなかったブラックホールではないかという説が興味深かったです。
返信する
テイラー博士について、補足と留意を少し (マルクーマ)
2018-09-19 19:18:41
ジル・Bテイラー博士ですが、TEDの講演がYTUBEに出てて、書き起こしたのから引用されたのですね!
お兄様のスキゾフレニア統合失調がキッカケで脳科学を始めたそうです。
御自身の左脳血管の破裂で、徐々に四時間くらいで情報処理能力を失われたのですが、今はその機能も回復されたのでしょう。
右脳が優位といっても、彼女は元々そちらも優れてたと想う、、あと、左右の橋渡しをする脳梁のポテンシャルも、。
そうじゃないと、左脳の統御機能が失われて、脳幹や海馬など、古い動物の脳の機能ばかりが優位になる様な人は、凶暴性が発揮されてしまうかも知れない、、サイコパスとか??
〜其処は留意しなきゃなりませんか知ら?、右脳万万歳とは行かぬ。
映像や音楽で物を考えるのは、私もそうかも知れない。でも其のヴィジョンを言葉にしたいのに、左脳の言語能力も鍛えてないと難儀してますから。
ハザールさんのヴィジョンは、映像なのか、言葉で降りて来るのですか?
〜さても矢張り、左脳が呟く「I AM!」と云う存在論が、自己を世界から切り離してしまう、という指摘は重要ですね〜、
ボブマーリーとかが「I&I」と言い、IとYOUの分離を批判してたのも、そう言う事でしょう
◉博士の当日の、非日常な感覚も興味深く、、周囲が異なって見えるのは、シュールレアリスト達が追い求めた事ですね、典型がMデュシャンの〈泉の便器〉、日常と切り離し、全物質の流れに戻すの哉!?〜幽体離脱は、浮遊する意識、宇宙と繋がった?
物質はエネルギー、場の量子論と大統一できれば、空間の原基もエネルギーとなり、其処では意識の発生を担うのも、クオンタムの縺れだと、、ペンローズは言う、。
偏在する意識、、マッドで危ない思想??、でも、タオ道教の〈玄気〉とかはそうかも、。気功法や、禅でも「止観」と云う、左脳の言語機能を停止、あるいは抑制する修行は必須ですね。さすればバウッワンと
レトリバーやカカポとも話が出来るわぁ〜、Dホッパーは電線から言葉が聞こえると言ってたけど、、危ないわ!ねぇ〜ホホホ、、
UNIVERSAL、と云う事を思い描かなければイケマセンね!、導者はエスピリートスだなも。デリダが云うUNIVOCA=存在の一義性はドゥンススコトス、此方はドゥルーズも顕揚。
全てを「永遠の相=SPECIESに於いて観想しよう」と言ったのは、スピノザ。
SPECIESは種の事ではなく、本質=エッセンシアに於いて観る事ですから、物質・形相と思惟・観念の双方を意味し、両方を分離しないで観れる!と云う事です。
愈々クオンタムの意識、の実在が明らかになるのか?!妄想とは言えない気が、。
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旅立つ雲 (hazar)
2018-10-03 01:36:07
alterd様 いつも ほんとうに どうも ありがとうございます…たいへん遅くなってしまい まことに失礼申し上げました
もやもや言葉を尽くし探しまわっていたことを すっきり取り出して見せていただけることに いつもながら 息を呑みつつ ほんとうに ありがたい想いで一杯です…

〔アンリ・ルソー「カーニバルの夜」〕
まず こちらを…リンク 貼り間違いました…こちらなら かなりアップでき…木立の繊細な枝の重なりや二人の表情…
それと 気になっていた 四阿の外壁に ぽつんと下がっていて 近づいて來る二人を 哀しげに見ている仮面 がよく見えます…
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2b/Henri_Rousseau_-_A_Carnival_Evening.jpg

ご存知 有名な オペラ 道化師
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%8C%96%E5%B8%AB_(%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9)
妻の女優が若い男とあいびきしているのを知った 老道化師の悲劇を演ずる 老優 率いる 旅回りの小劇団が 馴染みの村を訪れた…老優は 若い女優を 妻に娶ったばかりだが、彼女は いつも訪れる この村の若者と良い仲だった…彼女に すげなくされた団員に そのことを告げられ、舞台の準備から急ぎ戻った老優は、彼女が「私はあなたのもの」と誰かに言っているのを耳にする…劇の開幕が迫る中、彼女は取り合わず、老優は悔し涙を流し途方に暮れる…夕闇に灯りが点され劇が始まり、まったく同じ台詞が妻の女優の口から若い男優に囁かれた途端、老優の中で先程の瞬間が甦る…ナイフを手に女優に迫る老優…観客は異常に気づかず 白熱の演技に固唾をのむ…妻を刺し殺し、駆け寄ってきた若者をも刺殺した老優は 舞台に佇み 劇の終幕を告げる…劇の開幕前独り苦しむ老優の名高いアリアを…
デル・モナコで… https://www.youtube.com/watch?v=xQW-bHYNlKg
パヴァロッティで… https://www.youtube.com/watch?v=-kbi1EMcD3E
最近みつけ とても便利にしてる… オペラ 対訳プロジェクト https://www31.atwiki.jp/oper/

てっきり この物語を念頭に 描いたもの と思い込んで居りました…ところが…
絵が描かれたのが 1886年…オペラの脚本・作曲・初演が 1892年…絵のほうが先…
オペラのもとになった 戯曲など先行する文学作品があるわけではなく、1890年マスカーニの一幕オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の成功に驚き 力を得た、ナポリのレオンカヴァッロ(1857-1919)が、自ら脚本を書き、作曲したのは、幼い頃、判事の父が裁いた 実際の事件の 記憶に基づくとされ…
一方のアンリ・ルソー(1844-1910)が これを描いたのは、かなり早く アンデパンダン展に出品し始めた頃、まもなく(2年後には)病気がちだった 最初の妻を失くし、幼子も 亡くなってしまう…

この絵が オペラのもとになった というのは あり得ないでしょうが、この二人の恋人たちを見つめる 仮面の顔が光と陰にくっきり分かれ、そこに居ないけれど二人の心に懸るだれかであるように…眠っているように瞼を鎖し…
二人の顔が どちらかというと 翳と光の間の淡い色に染まって 不安げに見かわしているのが…
でも二人を取り巻く木々は細い枝を天へと延ばしすべて折れることなく伸びて数多の星々へと差し延ばされている…
そして 高みでは 黒い孤独な後ろ姿の雲に見送られ、白っぽい 二枚ずつの翼のような 小さい若い雲々が 木々の天辺を越え 旅立って行こうとしている…

〔死んでいる赤子は わが子ではない という双方の言い分は まったく同じ…生きている赤子が 取り違えられたとき〕
もうひとつ…嘘をついているのが 訴え出た方である 可能性もあるわけで…双方はすでに かなり逆上しているため 見極めるのは至難だったと…さらに嬰児の突然死であれば、もっとはっきりしないことが原因となることも多く、そのような不幸な災難が 無作為に ある嬰児に起こり得るのであれば、他の嬰児が すり替えられるような事態に見舞われたとしても それは同様に 災難だった ということであり、起こってしまったのだから、仕方がないだろう 諦めよ という論理を固持していたとすれば きわめて手強いものだったろう…と…
すべての人は繋がっている…が…直列でなく 並列で…という…たとえは おかしいかも知れませんが…

十年以上前だったか、印象に残った海外のドキュメンタリーを観たのです…それは 病院での 赤子の取り違え についての もので…片方の母親は 分娩室から戻ってきた赤子を 自分の子ではないと強く感じて、それを申し立てたんですが、相手にされず、自分でも いったんは納得し そのまま退院、家で子育てを始めた…だが、やはり その感じ…考えが どうしても頭を去らない…夫には愛想を尽かされ…独りで折にふれて調べたり 相談するうち…子どもは成人に近い年齢に…突き止めた家庭は 豊かで 兄弟も多く その子は彼女に似ていたが 幸せに暮らしていた…彼女が育てた子は つねに彼女の疑いを感じ、突き止めた後は 彼女から話を聴いて、その家庭を訪ね、家族の一員として受け入れられた…彼女の元には戻りたくない と言って…そして彼女の元に 実の子は戻って來なかった…彼女は どちらの子も失ってしまった…その女性の悩み苦しみ 老けた顔が忘れられず…子どもは 大事に育てたつもりだった…だが 違うと感じたことが どうしても頭から離れなかった と…それで 子どもに つらい想いをさせてしまった…と 涙を流し 独り窓辺に坐っていた…
もう一人の母親は ふっくらして気さくで、男の子が上に数人居て…子どもたち皆から好かれ、どの子にも同じようにさっぱりと愛情を注いでいた ように…
とても納得できず…だが もう取り返しがつかず…どうすることもできぬ…と 想い…こんなことが あるのだろうかと…

ずっと書いていたのではなくて いま やっと書き出して 書けました…
いつも ほんとうに ありがとうございます お誕生日 おめでとうございます
どうぞ ご家族の皆皆様と お健やかに 楽しく お過ごしになられますよう
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人生の価値 (alterd)
2018-10-03 03:36:03
hazarさん、誕生日プレゼントのOKチップありがとうございます。
返礼しようにもチップを使いきってしまっていて叶いませんでした (^ ^)

ルソーのURLもありがとうございます。
彼の清純で素朴な温かさがよりよく伝わって来ます。

有志による奇特なオペラ 対訳プロジェクトにも頭が下がります。

後、若い妻を寝取られた老優はそんな尻軽女を娶った不覚を恥じるしかありませんが、赤子の取り違えは悲惨ですね。
でも、「あの時ああだったら」という人生の分岐点は無数にあります。
貴重な人生に一々拘泥しているヒマはありません。
「何か違う」という自分の直感に従うしかありません。
例え、それが幸不幸を分けるにしても。
それが自分の人生なのです。
自分の人生を生き切ることに最大の価値があるのだと信じます。

ではまた L(^ ^)
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初めまして (りこ)
2018-10-06 19:40:31
 こんにちは。
 ブログ「石の手紙」の「りこ」と申します。

 美しく研ぎ澄まされた言の葉に魅了されました。
 読者の一隅においていただきたく、読者登録いたしました。
 どうぞよろしくおねがいします。
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たいへん遅くなりましたが、こちらこそ どうぞ よろしくお願い申し上げます (hazar)
2018-10-20 00:24:36
りこ様 どうも ありがとうございます
たいへん遅くなりまして まことに申し訳ございません…こちらこそ どうぞ よろしく お願い申し上げます…

ちょうど 拝見させていただきましたときには、ギッシング の ヘンリ・ライクロフトの日記 について 書かれて居られましたので、私も若い頃 とても好きで 岩波文庫で拝読し 感動したものでしたが、その解説か どこかに、これを書いた頃 ギッシングは結婚しており 幼い子が何人も居て 狭い部屋で子らが泣き叫ぶ中 原稿書きに追われ、静けさや しみじみと感興に耽るには 程遠い環境だったことが 知られている と読んで ほんとうに吃驚し、その魂の静謐さというか…想像力とは、そのように研ぎ澄ませるものか と愕然としたものです…

確かめてから…と想い…どこへやったのか あると想ったところになかった文庫本を探したものの…見当らず…とかくするうちに 御見事なる更新が続かれまして 早二週間が過ぎ…こちらの有難き御常連様方に おかれましては、私の愚図さ加減は よく ご存知なのですが…初めての御方様は 驚かれることと ご心配いただいた alterd様が お教えくださったのですが…やんぬるかな…タイトルが 石の手紙 から 流浪 に替わられたのは 存じていたのですが いまは もうすでに その先は不明 ということに相成られて居られ…

よき 船出 となられますよう ますますの ご健勝と ご活躍を お祈り申し上げて居ります
まことに ありがとうございました
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風が遺した微笑みに、 (マルクーマ)
2018-10-22 20:43:43
一つ溢れる木斛の、ハラハと煌めく蕚(うてな)は閨間
命秘めたる璞玉の、紗幕透かした光の分れ目
〜〜〜〜〜〜〜
以前に季節の植物で紹介頂いた、児の手柏の実も可愛らしく、只今小学校の柵に並んで色づいてます。
学名のシノニムでは、Biota orientalis、とあり、東方の生命!ですね〜
古来より、児の手柏の二面て、と云うそうで、針葉の裏表が定かでなく、物事の見極めが着かぬ譬えだと云います。
万葉集にも「奈良山の児手柏の両面(ふたおもて…」の歌が…、〜私に彼の実は、命の宿る胞の房、彼方と此方を分かつ胞衣とも感じられます。
側伯葉は古くは料理の盛り付けに。薬効は下痢止め或いは養毛剤とある。
実が伯子仁、煮詰めて喘息薬や抗炎症薬だとか、、効くのか知らん?、前に洗濯ネットに入れて入浴剤にしたら矢張りヒノキ科、薫はとても良かったです。
あの実は金平糖か、はたまたカラビヤウか?、さても流石に御名答!
〜桜旋風に転げ落ちたのは、超弦理論の動画だった哉?、それがあのダンスの宇宙卵と成り、、ロイ・フラーさんのはどう見ても私にはペンローズのツイスターに…、何れ動的多様体なんですわね、CLOUDS from LOIE FULLER…と云う動画から合成。
私動画で以前に視聴停止のは、雪と紅梅の鎌倉…と題を変え、SMEとAVEXの曲は差し替えて投稿しました、多分今度は大丈夫か?、不明ですので可能ならチューブからブッこ抜いて何処かに保存されると有り難いです。オリジナルはタブレットからは削除しないとメモリ容量一杯で、次のが書き出し不能なのですわ。
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愚図螺 (hazar)
2018-12-16 18:32:30
ベロマルクーマ様 いつも たいへん お世話になり、まことに ありがとうございます。

ほんとうに タブレットや スマホにて 読んでくださる御方様方に、もっと見やすく 読みやすく 書けないものかと…

皆様も そうではないか と想われるのですが、普段は 基本 縦書きのものを、半頁くらい いっぺんに読み書きしていて、それが深い呼吸のように集中して流れるようになると、通勤車内でも完全にその世界に没入してしまって、触角と聴覚の一部が警報を発してくれるので、一氣に浮上して、この世に戻って來る…

一言一言が 珠玉の詩と想われる、素晴らしい、アメリカの アンソニー・ドーアの「すべての見えない光」や カナダの詩人 アン・マイクルズの「冬の眠り」も、一息に読んでしまう 長さの章立てのうちに、忘れられぬ光景の繊細な描写が ひっそりと仕舞い込まれていて、そのきらめく 一すじ一すじの流れを たどるうち、いつの間にか満々とたたえられた大海原を渡っていて、元の岸辺に還っている…

英国に住む(…2001年、運転中の心筋梗塞で亡くなられ…)ドイツのW・G・ゼーバルトの散文も 他では読んだことがないほど、一片の曇りも偏りもなく研ぎ澄まされ、心からの想い遣りと尊敬が込められ、生きることの深い哀しみと共感に満ちている…

ベロマルクーマ様のような「星投げびと」の ローレン・アイズリー博士も、哲学者であり社会学者だけど やはり詩人で、その言葉は、ほんとうに潮風のように しっとりと温かく、満天の星のように さまざまな色と速さで きらめいていた…

横書きだと どうしても ある程度までで…縦に降りたくなっちゃうんですよね…それで 改行しちゃう…そんなんなら 五七五七七で 全部書きゃいいじゃん…とは想へども…それは出來んのょね…

ぁれ…もう 申し上げましたっけ…ロイ・フラー様の映画 観ました! DVD、良かったです!
ぜひ ご覧になられてください… https://lee.hpplus.jp/kurashinohint/488736/
http://www.thedancer.jp/
https://courrier.jp/news/archives/87173/

特典で 研究者で後継者のダンサーの方が言ってましたが「ロイのダンスは それを舞う 人間では なくて、衣装が 主だから」って 本人も嘆くように言ってたらしいんですが、その衣装は 人間の身体の動きが巻き起こす 目に見えない大気の流れを表しているのであって、そのために 自らは、頭の中ではなく身体で計算された 激しい動きを 力の限りを尽くして 間違いなく 持続的に行いつつ、効果的な間近から強い光を浴びて 汗みずくの黒子になり…

しかも それが カラビ・ヤウに なってるなんて、まだ 発見前だし、コンピュータも テレビもないのに、どうやっても 思い浮かばないけど、ときどき ほとんど そうなってますよね…ロイの布…数式じゃ なにがなんだか…(ΩΛΩ‾-ωⁿ/n!)…バーが後ろへ靡いちゃって…ゎからんゎ…って顔か…

それにしても、そのことを 超 繊細 鋭敏に感じられて、櫻 舞散る 風の渦の中へ そっと置いてみようとされる…ベロマルクーマ様の智慧と詩情の巴舞には、ほんとうに脱帽…ただ ただ 大絶賛…世界のダンス界と数学界に発表しなくていいんでしょか…人類の為…人類の文化の為に…

コノテガシワは 洗濯物に入れたのかと…洗濯ネットに入れて って…ヒノキチオールな 風呂 入りたい…!…でも、うちの近所には もう全然 見かけなか と です…

そう…ちょうど まるで ベロマルクーマ様のような(御年も一緒?…)ドイツの森林管理人の御方の描かれた、すばらしい御本を知り、昨日 読み終わり…
ものすごい観察力と理解力…謙虚で愛情に満ちた眼差しと 穏やかで 素直な驚きに満ちた 語り口…若い頃、幼い頃に読んでいたら(作者より年長なのに 無理…)どんなに視野が広く 愛情に満ちたものになっていたことか と…ほんとうに ベロマルクーマ様のように…
ペーター・ヴォールレーベン 樹木たちの知られざる生活
https://watashinomori.jp/study/lib_book_83.html
もう文庫になってる…amazonで絶賛…この方の「動物たちの内なる生活」というのもあったので、今日から読み始め…

そうそう…これも ベロマルクーマ様のような お話…
https://www.bbc.com/japanese/video-45544163
https://www.youtube.com/watch?v=7CtOU04i2t0

このカササギ君が、命の恩人の犬と遊んで、旦那さんのパートナーの女性に一生懸命話しかける声が人間の幼子と全く一緒…真似じゃなくて…ほんとうに、大好きで、ありがとう って…

そして tube! ありがとうございました、新しいのも 続々…火の鳥も…でも その都度、捨ててんですか…!!!…ぞっと するなぁ…ぶっこぬく…って どうやんの…ぜんっぜん できないし…ダウンロード…??…以前、藤の頃に、どこかに一時的に貼付けてくださった、裏山の動画は、コピー(ダウンロード?…)できましたので、自分とこに 仕舞って ときどき ありがたく 拝見してます が…

さて、みふゆ様より授けられし御名によく似た美酒を発見…Benromach…ご存知でしたか…空気清浄機付 加湿暖房器を買ったとこから 随分前に案内が來て…
https://sake.biccamera.com/bs/item/5785715/
https://sake.biccamera.com/bs/item/6129929/

https://www.benromach.com/
https://www.musashiya-net.co.jp/products/list.php?category_id=147
いい香りがした ような氣に…

ほんとうに いつも たいへん お世話になり、眞に ありがとうございます
寒くなって参りましたが、どうぞ くれぐれも ご自愛くださりまして、ご家族の皆皆様と 笑顔の耀き渡る、穏やかなる 良き 御歳を お迎えくださいますよう…
どうしようもない 愚図螺ですが…今後とも 幾久しく 末永く どうぞ よろしく お願い申し上げます
また すぐに お目にかかれますことを 心から楽しみに いたしております
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